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【まだ水の中は初冬になったばかり?】2時間ほどの調査釣行でデカバス捕獲!キモは「シャロー」攻略

連載:水野浩聡のOne more fish
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こんにちは!

早いもので今年もクリスマスを迎えようとしていますね。先週は寒波がやってきて、地元岐阜県の平野部でも雪がチラついたりするなど、冬モードに突入してきました。

しかし、寒波後のフィールドに行ってみると、水温はまだ8~10度あるところが多く、県内のメジャーエリアでもある大江川や五三川、そして周辺の釣り場などでは比較的まだ高い水温であったことには驚きましたね。水中の季節感的には、初冬といったタイミングでしょうか。

 

水中は初冬のタイミング?岐阜県内のメジャーフィールドへ!

さて、今週は五三川に2時間ほど出撃。

前回行った時は、中流の団地前エリアから上流に差し掛かる辺りで釣れたんですが、ずっと長いこと減水している今の五三川だと、それよりも上流の細池にかけてのストレッチはかなり浅いため、正直僕も魚は抜けてるか?と思ったりもしていて、実際現場に行ってもアングラーさんの数はかなり少ないのが現状。

寒くなる季節と減水ということで、やはり少しでも水深のあるエリアに集中しがちですし、僕も魚を釣るならその方が安パイなのでは?と思ってはいたんですが、上流域もしっかりと濁りがあり、元々バスの付き場となる沈み物も多いエリアなので、今回は調査も踏まえて上流勝負に行ってきました。

この日は、雨後で冬型の気圧配置だったので北西風の爆風。時折、立ってられないくらいの冷たい風が吹き付ける中でしたが、こういった条件だとバスのレンジは下がり、風によって川に流れが生じるとバスは岸に寄ったり、沈み物の陰にピタっと張り付く傾向があります。

 

ルアーは舐めるようにボトムを攻略できるソウルシャッド

なので、そういったボトムの変化をきっちり舐めるように攻略でき、リアクション要素の強いルアーということでソウルシャッドをセレクト。

ここ五三川は浅いので、58SPや58SR、52SPなどが使いやすいモデルです。

ソウルシャッドの特徴としては、ボトムノックした時でも、当たった衝撃でルアーが跳ねたりせず、きっちりボトムの起伏に応じて這いつくばってくれるので、他のシャッドよりもボトム攻略に特化したルアーなんですね。まさに、冬の北西風が吹いたタイミングのバスの状況にはピッタリ。

減水で超浅くなった上流域の中でも、少しでも水深があったり、沈み物がハードにある場所を徹底的に巻いてくると、コンディションの良い40アップが登場!

 

めちゃくちゃ太い、ホントに良いバスをキャッチすることができました。

こんな状態の良い魚が上流にいるということは、きっと他にもまだこんな魚がいるだろうと思われます。魚のコンディションは、エリアのコンディションを象徴するので、浅い上流域もやはり魚にとっては生息できる環境だったんでしょう。

水質がクリアでスケスケになってしまうと、浅いエリアはどうしようもなくなってしまいますが、五三川のように通年濁りがあって、沈み物が多い場所であれば魚はその場に居留まりやすいので、冬にかけても攻めるべきエリアであることには変わりないかなと思います。

 

使用タックルはこちら

今回バスをキャッチしたタックルはこちら。

・ロッド:ポイズンアドレナ264UL-2【ジャッカル/シマノ】
・リール:ヴァンキッシュ2500S【シマノ】
・ライン:レッドスプール5ポンド【ジャッカル】
・ルアー:ソウルシャッド58SP【ジャッカル】

ボトムをきっちり舐めてくる釣りなので、ラインは少し太めを使用。これでかなり安心してアプローチでき、魚とのやり取りも安心ですよ!

間もなく今年も終わろうとしていますが、まだまだ僕自身は年内ガッツリ釣りに行く予定。寒いのは苦手ですが、良い魚に出会える季節なので、皆さんも防寒対策はバッチリしていただき釣りを楽しみましょう!

五三川は現在工事箇所が上流から中流にかけてあります。その場所では、車の通行はもちろんできませんが、釣りもしないようにしましょう!皆さんのご協力、よろしくお願いいたします。

水野浩聡(Mizuno Hiroaki) プロフィール

生まれ持ったセンスと岐阜県・東濃野池群通いで培った無数のテクを武器に、全国各地のオカッパリフィールドを走り回る日々を送る。とにかく楽しむエンジョイ系フィッシングが大好物なアングラー!ジャッカル・プロスタッフ。

 

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