テイルウォークの、みんな大好きSSDシリーズから、今回は「ジグフォース SSD」をご紹介。
SSD(ソルティシェイプダッシュ)シリーズを軽くおさらいしておくと、かなりリーズナブルな価格で質実剛健な実力派がそろう一大シリーズ。
ソルティと付くので、オフショア・ショアのソルト系ロッドなのですが、ジャンルも非常に多彩。
その中でジグフォースSSDは、名前の通り、オフショアジギングロッドとなります。
オフショアジギングを網羅するラインナップ
SSDのよい点は、基本的にどのジャンルも、その釣りジャンル全体をカバーする製品ラインナップがそろうところ。
ジグフォースSSDも例にもれず。
モデル | レングス(ft.in) | 継数 | 仕舞寸法(cm) | ロッド自重(g) | ルアーウエイト(g) | メーカー希望価格(税抜き) |
C603/FSL SETOUCHI EDITION | 6.0 | 2(B) | 127 | 182 | MAX240 | 26,000円 |
C634 SPEC-E | 6.3 | 2(B) | 127 | 210 | MAX300 | 22,000円 |
S651-LJ | 6.5 | 6.5 | 198 | 130 | MAX100 | 19,000円 |
S602 | 6.0 | 2(B) | 120 | 175 | MAX130 | 19,000円 |
S603 | 6.0 | 2(B) | 120 | 180 | MAX170 | 19,000円 |
S604 | 6.0 | 2(B) | 120 | 190 | MAX210 | 20,000円 |
C602 | 6.0 | 2(B) | 120 | 180 | MAX150 | 19,000円 |
C603 | 6.0 | 2(B) | 120 | 190 | MAX200 | 19,000円 |
C604 | 6.0 | 2(B) | 120 | 195 | MAX240 | 20,000円 |
テイルウォーク公式ジグフォースSSD詳細ページはこちら
ブレードゲームから瀬戸内エリア特化型も
機種の番手からはCorSがベイトかスピニングを表し、その次の数字が、例えば603だったら6’0″の3番(パワー)と考えていただくと分かりやすい。
スピニング、ベイトともにかなり広く機種が展開されているのが分かります。
まずは基本となるのが6フィートのスピニングとベイト。具体的にはS602、S603、S604とC602、C603、C604。これらはレングス統一で2、3、4番ありというわけで、釣行エリアの魚種や水深、潮流などに合わせてセレクトするとよいでしょう。
誰が使っても安心できるジグフォースSSDですが、全体的にジグを飛ばしすぎず、弾性でナチュラルに動かしつつ、掛けてからはバットパワーで寄せてこられる剛柔一体の設計となっています。
そうして基軸がありながら、なかなかニクいところをついてくる機種も。
S651-LJはちょっと長めで1番、LJ、つまりライトジギングを意味する機種。特に近年ブームのブレードゲームには最高の相棒になるでしょう。
リトリーブ中のバイトがあっても弾かず、適度に追従し、掛けてからはブリクラスをもリフトできるパワーを持ちます。
これは、ヤミージグでサワラブレードゲームで使っちゃいたいです(笑)。
さらにC634 SPEC-E。Eはエレクトリックとか、そんな意味でしょうか。つまりは電動ジギングに。
MAXウエイトがシリーズ最も重いのもうなづけて、ドテラでの電ジギなど、負荷がかかりやすい状況を加味しての設定。
そうしたところで釣れる青物ってデカかったりするんですよね~。グラスコンポジットを採用することで、不要なジグの跳ねを制御しつつ、自然と大型魚を上げてこられる強さを持ちます。
そして、C603/FSL SETOUCHI EDITION。もう、瀬戸内エディションです(笑)。
FSL、フルソリッドです。
瀬戸内エリアはジギング熱が非常に高い。そして、ビックリするほど潮が速い。
そうした潮流に負けないトルクフルなブランクスを持ち、だけれど「ジグを飛ばしすぎない」モチッとした操作感も持っていなければならないフィールド。
さらには10kg級のブリでもリフトできるパワーも必要。で、それが全部ある。それが瀬戸内エディションの所以。
とくに瀬戸内特有のタチウオパターン(青物がタチウオを偏食する)では、細長いロングジグ(特にシルバー系はテッパン)で200g、それ以上といったジグも使うことが多くなります。
しかしながら、飛ばしすぎると食いが落ちることも多々あって、そうした重くて長いジグをナチュラルに動かせる繊細さをも持つロッドとなっています。
というわけで、ジグフォースSSDをご紹介してきましたが、必ずや「コレだ」と思える機種があるのでは?
さぁ、海へGO!