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はじめてのフロートアジング入門【遠投で数&デカアジ・両方が狙える】

寄稿:綾部滝介

綾部 滝介(Ryusuke Ayabe ) プロフィール

長い間、野池・河川での巻きモノ・メインのバスフィッシングを楽しんでいたが、いつしかライトSWゲームのトリコに!  現在は週末ごとにアジを中心としたライトSWターゲットを狙いにフィールドに繰り出す日々を送っている。1983年生まれ、大阪在住。

こんにちは。 ジャクソンフィールドスタッフの綾部滝介です。
今回、ご紹介したいのが、フロートアジングについて!
近年、以前にも増して全国的にフロートアジングが盛り上がりを見せており、各社から様々なフロートが展開されています。 人気の理由としては、ジグヘッド単体では届かないエリアにキャストでき、また大型のアジを狙えること! 私自身、イイ思いをさせてもらっています!

というわけで、今回は、そんなフロートアジングを始めたいいけど、どんな感じで、何をすればいいのか分からない??? と言う方に、ご説明できればと思います。

はじめてのフロートアジング入門 目次

 

①フロートとは

フロートアジングで使用するフロートとは、ジグヘッド単体では届かない沖のエリアを狙うため専用の飛ばしウキ・アイテム。ライトゲーム専用のモノが色々、発売されていて、これを使うことで季節によっては、かなり大型アジも狙えます。

ちなみにフロートにも2種類のタイプ(フローティングタイプ、ダイブタイプ)があります。

フローティングタイプとは

フローティングタイプというのは、浮くタイプのフロートで、主に沖に浮いているアジを狙うための飛ばしウキとなっています。

 ダイブタイプとは

ダイブタイプとは。沈むタイプのフロートです。フロートに取り付けるシンカーでフォールスピードの調整が可能となっており、中層・ボトムを狙うための飛ばしウキとなっています。

 

②フロートリグのリグり方

下記画像のように、通常、ジグヘッド単体のリグを作成する際に、余りのショックリーダーにフロートを取り付けます。 フロートを結ぶリーダーの端糸は10cm~15cm ほど。ジグヘッドを結ぶリーダーは60cm~1m。
ジグヘッドを結ぶリーダーの長さは状況に応じて1m以上の長さでも問題ありません。
また、60cm以下の長さでもアジの反応がよかったりするので、色々な長さで試していただければと思います。

 

③フロートリグ用タックル

ロッドについて

7フィート台から8フィート台のライトゲームロッドがオススメですが、ライトゲームロッドがない場合、エギングロッドでも対応可能。

もし 初めてフロートをされる方には7フィート後半でティップ(竿先)が少し柔らかめのロッドがオススメです。
ティップ(竿先)は少し柔らかめだと軽く竿を振るだけでキャストがしやすく、また、魚からの反応があった際、掛かりやすいです。

リールについて

2000番~2500番のノーマルギアのスピニングリールを使用。
メーカーに応じてリールの表記が異なりますが、2000Sまたは2500Sのリールがオススメです。
Sとはシャロースプールと呼ばれる浅溝スプールとなっており、ライトゲーム用のラインが細い為、番手に”S”が表記している物を使用するのと良いです。

ラインについて

ライトゲーム用の0.4号~0.6号のPEラインがオススメです。PEラインは4本組と8本組のモノ、いずれかを選ぶのがオススメ。それぞれの特長は…。

4本編みPEライン:
原糸が4本で出来たライン。ベーシックの糸ですが、ラインの粗さは目立ちやすいです。その分、価格が後述の8本編みラインより安く、頻繁にライン交換をされるなどにオススメです。

8本編みPEライン:
原糸が8本で出来たライン。1本当たりの原糸が細く、滑らかなライン。4本編みより少し高価ですが、ガイド抜けが良いラインです。

ショックリーダーについて

アジのサイズや障害物により、ショックリーダーの号数が異なりますが、1.5号(6lb)~2号(8LB)のフロロライン使用します。

サーフ(砂地)エリアなどの比較的障害物がないエリアは1.5号で対応可能となりますが、磯などの岩でラインが擦れるエリアは2号以上使用するのもオススメです。
また、ショックリーダーの種類がフロロライン・ナイロンラインとあり、魚が浮いているか、沈んでいるかに応じてショックリーダーを使い分けるのもオススメです。

ワームについて

オススメのワームはピピリング1.6インチピピロング2インチの2種類。

ピピリング1.6インチはエビ・アミ類をイミテートしたファットボディーが特長のワーム。普段、アジが捕食しているアミの集合体を模していることから、潮流に同調させて使用するのが◎。

ピピロング2.0インチは小型多毛類やベイトを模したワームで、活性の高いアジに有効です。フロートで使用する際は潮流に同調させたり、スローリトリーブで使用するのが良いです。

ジグヘッドについて

フロートアジングで使用するジグヘッドですが0.4gを基準として考えていただければと思います。
シャローエリアの場合、フローティングタイプのフロートでジグヘッド0.4gを使用していただくと表層から少し下のレンジをサーチが可能となります。
水深があるエリアの場合、ダイブタイプのフロートでジグヘッドを0.4gを使用していただくとフロートが先行で沈下していくため、0.4gのジグヘッドが浮き上がっている状態になり、フワっとした動きになります。

表層・ボトムで0.4gを使用してあたりが出ないこともあるので、0.2gを使用したり、1gを使用するなど、状況に応じたジグヘッドを探していくのもアジングの楽しみ方の1つとなります。

 

④ポイント選びについて

常夜灯周辺

ナイトゲームを行う際、アジを狙う定番ポイントとなるのが常夜灯周辺。
フロートアジングを行う際、常夜灯の灯りでアジがプランクトンを捕食するので、沖向きに伸びた灯りがあたるポイントを探しましょう。
常夜灯周辺を狙う際、灯りが効きだしてから狙うのがオススメです。

潮通しの良いポイント

潮通しとは? 分かりやすく言うと、潮の流れがある場所になります。
潮通しの良いポイントには水中のストラクチャー、地形変化のある駆けあがりなどで出来る潮流のヨレにベイト・アミ類・バチが集まりそれらを捕食するため、アジが回遊してきます。
潮通しが良いポイントは比較的水温が安定しているなどから、アジが回遊して来たり、回遊の際、留まったりするポイントとなります。

 

⑤キャストする時のコツ

フロートのキャストを行う際、7フィートから8フィートのロッドを使用しますが、ジグヘッド単体のような投げ方をすると竿先に負担が掛かってしまい、ロッドが破損する恐れがあります。
1.フロートのキャストを行う際、ロッドの元ガイド(一番下のガイド)にフロートが来るようにたらしをとる。

2.たらしを取ったらゆっくりと後ろに振りかぶり手首の返しでゆっくりキャストを行う。最初は力を加えずに慣れるまでゆっくりキャストする。
キャストを行う際、必ず周囲の確認を行ってからキャストを行う。

 

⑥フロートアジングの釣り方

フローティングタイプを使用する場合

フローティングタイプを使用する場合、潮がどちらに流れているかの確認を行い、潮上へキャストを行う。
キャスト後、糸ふけを巻き取り、ラインが張った状態で3秒~5秒待ってからリトリーブ。
フロートの重みを感じたらまたラインを張った状態で3秒~5秒待つ。この張っては緩めての状態を意識して時々、フロートの位置確認を行う際、ロッドを上に2回アクションする感じで動かす。
一連の動作を繰り返していると「コッ」と竿先にアタリがあるので、肘と手首を体側に引くイメージでアワせる。

ダイブタイプを使用する場合

一方、ダイブタイプの場合、潮がどちらに流れているかの確認を行い、潮上へキャストを行う。
着底の確認方法は様々ありますが、キャスト後、余りのラインを巻き取り、張った状態でリールのベールを返して手でラインを持ちながらゆっくり出してフロートを送り込んで行く。
潮が早い場合、フロートが左右前後に流れる場合がある為、必ずどちらに流れているのかも確認しながらフロートを送り込んで行きましょう。
フロートが着底したらゆっくりリトリーブを行いながらハンドルを3回~5回巻いたら3秒~5秒待ってリトリーブを行う。
一連の動作を繰り返しいると「コッ」と竿先にあたりがあるので、肘と手首を体側に引くイメージでアワせる。
ダイブタイプのフロートでは重さを調整するシンカーで潮の速さやによって着底スピードも異なるため、潮の状況を確認してからシンカー調整を行いましょう。

 

⑦フロートアジング・私の愛用タックル

私がフロートアジングで使用しているオススメのロッドは「オーシャンゲート・ライトゲームミックス」。

ソリッドティップの「JOG-74L-K ST LGMIX」とチューブラーティップの「JOG-76L-K LGMX」の計2機種発売されましたが、最近の釣行では「JOG-74L-K ST LGMIX」を愛用中。

ジャクソン公式 オーシャンゲート・ライトゲームミックス詳細ページはこちら

MODEL NO. Length(cm / ft) Power Lure Weight Line Action Self Weight Price
JOG-74L-K ST LGMIX 223cm / 7ft4inch Light 1.8-19g PE #0.2-0.6 Extra Fast 93g ¥15,500
JOG-76L-K LGMX 228cm / 7ft6in Light 1.5-17g PE #0.2-0.6 Fast 91g ¥15,000

 

オーシャンゲート・ライトゲームミックス
JOG-74L-K ST LGMIX(ソリッドティップモデル)

7フィート4インチとフロートロッドでは少し短く感じそうですが、19g前後のフロートを沖(40m~50m)まで快適にフロートを飛ばせることが出来るロッドとなっています。
その他にも、沖での繊細なあたりをきっちり手元に伝えてくれるソリッドティップ。良型アジを掛けてもバットが十分に耐えてくれ、魚の引きも楽しめるブランクスになっています。
フロートアジング以外にもプラグゲームのメバリング。直リグやプラグを使用したチニング。2.5号~3号までのエギングなどにも使用することが可能なライトゲームロッドとなります。

フロートアジング・使用タックル

ロッド:オーシャンゲート・ライトゲームミックスJOG-74L-K ST LGMIX(Jackson)
リール:2500番(SHIMANO)
ライン:PEライン0.5号
リーダー:1.5号(6lb)~2号(8LB)フロロライン
ルアー:ピピロングピピリング(Jackson) ジグヘッド:0.4g~1g

今回、フロートアジングを始めたい方向けに、色々とご紹介させていただきました。参考にしていただければ幸いです!

なお釣りをされる際、必ずライフジャケットの着用、またエリアによっては足場が悪かったりもしますので、フェルトスパイク・スパイクシューズ、滑りにくいシューズの着用も忘れずに!! 安全確保を万全にして、ルールを守って、思いっきり楽しんでいきましょう!