ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

今江克隆のルアーニュースクラブR「無類の強さ!秋のハイブリッド巻きモノ・チャターのおさらいと最新の使い方を紹介」の巻 第1067回

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR

少し秋の気配が感じられる今日この頃、今週は、夏から秋にかけて無類の強さを発揮する最強ハイブリッド巻きモノ「チャターベイト」について、おさらいとワンポイントアドバイスを紹介しよう。

チャターを見慣れたバスには、最近はもっぱら「モグチャモンスター(モグラモスチャターモンスター)」にガードをつけて、「フラットヘッドカーリー4インチ」セッティングでのカバーフルコンタクト巻きが効果的

元祖モグチャ! チドリ型から直進型へ、そして……

チャターベイト、特に発売以来17年近くになる元祖ジャパンオリジナルチャターである「モグチャ(モグラモスチャター)」は、今江的に過去幾度もTOP50表彰台に導いてくれたイマカツを代表するマネーベイトだ。

「モグラチャター」は今でも自分の十八番的存在。巻きモノオンリーでのTOP50表彰台獲実績は間違いなくNo.1だ

特に「奇跡の千鳥(チドリ)」で一世を風靡した「モグラモスチャター パーフェクション」は、累計販売数においてイマカツルアーの中でも歴代トップクラスの販売数記録を残している。

近年は数多くのフォロワーが登場し、ちょっと過去のルアー的な印象になってしまったが、それでも毎回取材中にお題無視の一発を「モグチャ」で仕留めてしまうことは多々あり、お題が台ナシになるので紙面等には出せないが、今も間違いなく現役最強巻きモノとして自分のタックルボックスの一角を常時占めている。

お題外なので、雑誌の誌面に載ることはないバスだが、厳しい取材の気分転換にチャターを使うとあっさりデカいのが釣れてしまって困ることがある。トレーラーは「ステルススライダー7インチ」

まず、イマカツで最大セールスを記録した初代「モグチャパーフェクション(モグラジグ&キットの完成版)」の特徴は、「奇跡の千鳥」と呼ばれる意図せず発生する独特のチドリアクションが特徴である。

福島健プロが、TOP50旧吉野川戦で優勝した折、モグチャの千鳥具合にオタク的コダワリを持っていたのは有名な話である。

千鳥(チドリ)具合をトレーラーワームとの組合せや、ラバーの量、長さ、そしてブレードの反り、ワイヤーの角度調整等々、良くも悪くもモグチャは使い手のコダワリによって十人十色、唯一無二の「マイモグチャ」を育てられるかがキモだった。

逆にいえば、それが分からないアングラーには千鳥はコントロールしにくい、「暴れすぎ」と評価されていたものである。

あまりにも「モグチャ」が普及しすぎたがゆえに、後年にはチドらないチャター、直進型チャターが普及し始めたのも使われる機会が多ければ多いほど、インパクトのあるルアーはスレやすい……という証明にもなったのである。

だが「逆の時代」とはよく言ったもので、発売当初は暴れすぎて最も使いづらかった「スピンモグチャ(モグラ・スピンモスチャター)」が、ここ数年はワンフックアラバマの具として、また単独でもそのキレっぷりを好むアングラーも増えてきており、直進系がメインになれば、また千鳥系が釣れる時代に戻っていくのかもしれない。

元祖「モグチャ」こと、奇跡のチドリ「モグラチャターパーフェクション」とヤンチャ小僧の「スピンモグラチャター」。逆の時代がまた来そうな予感。今江的ベストパートナーは「ジャバシャッド4.5インチ」と「ニードルシャッド4インチ

最近「スピンモグチャ」のなんたるかにようやく目覚めた友蔵様。琵琶湖の小南ガイドも古くから「スピンモグラモスチャター」の威力をよく理解している一人だ

現在のスタンダードチャター「モグチャモンスター」

1 / 3
次へ