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天龍のオフショアキャスティングロッド「スパイク」シリーズのマルチピースモデル「スパイクトラベル」

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ヒラマサやブリ、カツオ、シイラなどの様々な回遊魚を狙えるオフショアキャスティングゲーム。

初夏から初冬にかけてがベストなシーズンともいわれ、ショアからの釣りとは別次元のトルクとスピードが魅力で、バイトシーンの迫力やファイト時の駆け引きは他の釣りにはない最高のゲーム性となっています。

出典:天龍公式スパイクトラベル詳細ページ

今回紹介するのは天龍から展開中の「スパイクトラベル」

トラベルと名がつくように、遠征の携帯にも優れた3ピースタイプのオフショアキャスティングロッドになります。

仕舞寸93cmの超コンパクトロッド

このスパイクトラベルでこだわったのは空路を利用した際の持ち込み制限以内の仕舞寸を実現。

コンパクトに持ち運ぶことが出来る事で国内・海外遠征をよりスピーディな釣行遠征を可能にしました。

これまでは釣行遠征というと長く大きなロッドケースを持ち運んでいる方が大半でしたが、近年の運送業ではサイズ規定が変わり、預けられる荷物のサイズに上限が設けられる様になってきています。

特にGTやマグロなどを狙うオフショアキャスティングの場合では、ロッドのパワーなどを考慮してバットジョイントのものが多く、サイズも規定を超えてしまいオーバーチャージ(過金)がとられてしまうことがほとんどです。

そこで誕生したのが遠征向けのスパイクトラベルというワケです!

仕舞寸はいずれも93cmと持ち込み制限以内の仕舞寸。

スムースにカーブするブランク、キャスト性能とファイト時の強度を兼ね備えた3ピースモデルとなっています。

ガイドに関してもオーシャントップガイド、オーシャンガイド、Kガイド(ステンレスフレーム、SiCリング)を採用。

ライン放出もスムーズに、それでいてトラブルが少ないように工夫されています。

国内遠征から海外までそれぞれに対応した3機種が登場!

スパイクトラベルで展開されているのは3機種。

MHはブリ~ヒラマサ。Hはヒラマサ~GT。HHはGT~ツナと、日本国内・海外それぞれで活躍できるラインナップとなっています。

レングス( m [ft]) 仕舞寸(cm) ルアーウエイト(g) ライン
(PE)
ドラグMAX

(kg)

リアグリップレングス

(mm)

ロッドウエイト

(g)

カーボン/グラス

(%)

希望小売価格

(税抜き)

SK803S-MH 2.44[8’0″] 93 MAX100 MAX5 7 505 363 88/12 ¥55,500
SK803S-H 2.44[8’0″] 93 MAX150 MAX6 10 505 378 90/10 ¥56,000
SK803S-HH 2.44[8’0″] 93 MAX200 MAX8 13 505 394 89/11 ¥56,500
国内外でマルチの活躍できるSK803S-MH

近海から遠征までカバーし、国内外で幅広く遊べるマルチモデル、SK803S-MH。

ライトGTや、ブリ・ヒラマサなどのソルトシーンを初め、フレッシュウォーターでは大型の怪魚狙いなどのターゲットにも対応します。

国内ではブリ・ヒラマサだけでもキャスティングで楽しめる場所が多く、都心部から飛行機を乗り継いで離島へ遠征なんてときにもこのモデルは最適!

スペックも100g以内のルアーをキャストしやすく、ターゲットも10kg前後のターゲットが楽しめるように設定されています。

7.5kgリフト時の写真

ラインの設定はPE5号を上限にリーダーは120lb位まで抜ける3.0mm径のガイドに設定。

アクションも60~80g程のペンシルベイト等が使いやすく、抵抗の少ないポッパーにも扱いやすいロッドになっています。

遠征のスタンダードSK803S-H

国内・海外どちらでも使いやすい遠征モデルのSK803S-H。

日本の成人男性の標準体系(170cm前後 60~70kg)に基準を合わせてあり、大型ヒラマサ狙いからGTに合わせたパワーに設定してあります。

常用される100~150g程のダイビングペンシルが扱いやすく、170~200lbのリーダー(3m前後)でも抜けやすいガイド設定となっています。

10kgリフト時の写真

ターゲットも大型ヒラマサ狙いからGT、近年のキハダマグロにも扱い易いパワーに仕上げています。

遠征タックルならこの一本がオススメのロッドです。

GT・大型ヒラマサ・ツナに対応した大物狙い向けロッドSK803S-HH

200gまでの大型ペンシルベイトや、抵抗の強いポッパーなどを扱い易く設定。

ブランク全体的に張りを出し、シャロ―エリアでのGTゲームなど、やや強引なファイトを必要とされる条件で活躍するモデルです。

GTはもちろん、大型のヒラマサやツナなどのターゲットに対応します。


10kgリフト時の写真

Hパワーのモデルより、アクション(調子)は変えずに更にパワーを上げているため、日本の成人男性が扱える上限に近い強さとなっています。

浅いフィールドで、パワーファイトを強いられる状況で本領を発揮されます。

こちらもHと同じく、PE10号でも扱えるガイドバランスとなっており、200lbリーダーでも抜け易い様に設定されています。

天龍(TENRYU)

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量&高感度のSWライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。