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【長良川の夏パターンを紐解く】キーは流れと食わせなのか、リアクションなのか

連載:水野浩聡のOne more fish
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こんにちは!

段々と連日の猛暑に体が慣れてきて、きっちり水分補給とこまめな休憩さえ入れれば、外での釣りも心地良く感じてくるようになってきました笑

今週は久しぶりに地元長良川にボートで出撃してきました。

 

長良川×夏パターン

しばらくまとまった雨が降っていないので、川の水質が悪化し、バスも少しでも水通しの良いエリアへとポジションを移行しているところ。いわゆる完全な夏パターン。

セオリーでは、少しでも流れのあるアウトサイドベンド部や、少しでも沖に伸びた水中のストラクチャー、そして上流域といった具合に、やっぱり各エリアごとに水通しの最も良いスポットを見極めてアプローチしていくと展開が理想。

こういう水の入れ替わりが少ないタイミングでは、沖目のストラクチャーへの依存度が高くなるので、出船後すぐに橋脚などの縦ストラクチャーをメインに撃っていくことに。

ジグヘッドワッキーやスモラバなどで誘っていきますが、反応がいまいちだったので、リアクション要素の強いスピナーベイトをセレクトするとこちらにはすぐさま反応。

 

良い場所にいながらも、基本的には食い気はあまり感じられない状態ですね。

同じような釣りをしていくと、エリアと釣りが合っていることを証明するかのような、スーパーコンディションの2キロアップが登場。

 

夕方は、多少はやる気を見せるフィーディング絡みの魚を狙いに、下流域の中での水通しの良いスポットを巡るとラッシュに突入。

シャギー2.7gフリックシェイク4.8インチをワッキー掛けにして、流れの当たる縦ストラクチャー周りをしっかり誘っていくと3連発。50アップも混じり、久々の長良川攻略を楽しむことができました。

 

そして翌日は雨の中、再び同じパターンをやろうと試しにいきましたが、ローライトコンディションということもあり、バスは水中で動き回って捕食している感じだったので、沖目のモノよりも流れの当たりやすいショアラインをスピナーベイトで流していって、活性の高いバスを拾っていく作戦にシフトし、コンディションの良いバスを数本キャッチすることができました。

 

そして午後からは晴れてきて無風になってしまったので、カバー撃ちを展開。

RVドリフトクロー(改)のノーシンカーを、流れのブチ当たるカバーにしっかり入れ込んでいって計6本のバスをキャッチ。

 

思いっきり夏パターンの長良川でしたが、やはりバスが流れに対してどうポジショニングしているの?という部分と、食わせなのかリアクションなのか?というアプローチの部分に気を使っていくと、より多くの良い魚に出会える印象でした。

 

タックルはこちら

スピナーベイトもドリフトクローも、タックルは…

・ロッド…ポイズンアドレナ166M-2

・リール…SLX DC70 HG

・ライン…レッドスプール14ポンド

でアプローチ。 どちらの釣りにも対応してくれるので、最近どこのフィールドに行くにも使うタックルバランスです。

川は当然流れがあるので、こういった猛暑のタイミングでは面白い釣りができます。

上記のような組み立て方で川バス攻略してみてくださいねー!

 

水野浩聡(Mizuno Hiroaki) プロフィール

生まれ持ったセンスと岐阜県・東濃野池群通いで培った無数のテクを武器に、全国各地のオカッパリフィールドを走り回る日々を送る。とにかく楽しむエンジョイ系フィッシングが大好物なアングラー!ジャッカル・プロスタッフ。

 

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