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【バスのベイトのさらにそのベイトを考える】2021年最新版/deps林 陸功「グルカナイフ」攻め

寄稿:林 陸功
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夏のバス釣り特集

こんにちは、琵琶湖ガイドの林 陸功です。

いよいよ夏本番。夏といえば、あのパターン。「ハスパターン」が今年も開幕です。

R1KU(林 陸功)(Riku Hayashi) プロフィール

小学6年生からバス釣りを始めて以来、ストイックなまでにデカバスを追い求めて釣行を続ける。 2020年4月から琵琶湖のプロガイドとして活動中。2001年12月生まれ、滋賀県出身&在住

 

琵琶湖のハスパターン

そもそもハスパターンとは、琵琶湖に生息している「ハス」を捕食しているバスを狙うパターン。

「ケタバス」とも言われるハスは、平均20~30cm。最大サイズは40cmほどにもなり、アユやワカサギ、ゴリなどを捕食するフィッシュイーターとして知られ、琵琶湖で釣りをしているとハスが小魚を追ってボイルしている光景もよく見ます。

そのハスを捕食しているバスを狙う…というのがハスパターン。例年6月頃~11月くらいまで有効なパターンです。

 

ハスパターン×グルカナイフ

僕がハスパターンで使うルアーはいくつかあるのですが、中でも「グルカナイフ」は絶対に外せません。

 

GURKHA KNIFE
4.7oz class:242mm ¥3,960(税込)
2oz class:165mm ¥3,080(税込)

デプス公式「グルカナイフ」詳細ページはこちら

様々なマグナムスプーン系のルアーがありますが、このグルカナイフはカクベツだと思っています。

V字ブレードにカクッと跳ね上がったテールを持つ、特長的なシルエットの細身4面構成のブレードでそのフラッシングが最大の魅力。これまでにも、バスがハスを追って他のどのルアーを入れても釣れないときに「グルカナイフ」を投入、とてつもなくデカいバスが食うというパターンを過去に何度も経験しています。

また、4.7oz classと2oz classの2サイズがラインナップされていますが、シーズン序~中盤のこのタイミングでは165mm、2oz classのサイズの使用頻度が高めです。

 

2021年の動向

さて、2021年となる今年。グルカナイフパターンの傾向としては、特に釣れるサイズがデカいと感じています。

そして、これまで安定して釣果を出していたビッグベイトやサカマタシャッドのノーシンカージャークといった、普段の釣りで食わないときこそ効くように感じています。

後、ハスのベイトになっているのか、またそれ以外に何か理由があるのか…理由はわからないんですが、これまでの経験でギルが少ないとグルカナイフに反応が悪いことがあります。ギルパターンとはまた異なるのですが、今年はギルもちらほら。これから11月くらいまでは十分期待できるパターンだと思います。

 

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