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今江克隆のルアーニュースクラブR「今年一番ヤバい!? 開幕直前!トップ50霞ヶ浦水系戦」の巻 第1057回

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR

さて今週は、JB TOP50霞ヶ浦戦の公式練習&試合で霞ヶ浦水系に滞在中。

今年のTOP50は、緊急事態宣言の影響で2週間のオフリミット制が全試合消滅。試合直前最長2週間の公式練習のみとなり、試合前日1日のオフリミットを経てそのまま試合突入となる形式になった。

選手は公式練習期間の2週間前(開催県に入る前)に全員PCR検査を義務付けられ、一度試合会場県内に入った場合、県外にでると再度PCRを受けなければならず、1試合あたりの滞在数が最長のプロで17日(練習14日、試合3日)にも及ぶ、長丁場になる。

14日間の練習から3日間の試合にぶっ続けでなだれ込むこの形式は、オジサンアングラーには体力的にかなり厳しいが、悔いのないように全日程を練習し本戦に挑みたいと思う。

表層にイナッコの群れがいたるところで見られる霞水系。ローライトならばアラバマ系より弱めの「ヘルターツイスター」の方が高反応だった

極めつけのデスっぷりだが……

さて、この原稿を書いている時点ですでに7日間の練習を終え、残すは3日間となった。

詳細は書くことはできないが、昨年の謎の水質悪化で過去最悪に「バスが減った……」と言われる北浦、外浪逆浦、常陸利根水系(今回は、霞ヶ浦本湖はJB霞、マスターズのコロナ延期振り替えでエリア外となった)は、ウワサに違わぬ極めつけのデスっぷりで、ここまでの自分の感覚ではそこそこのグッドサイズ3尾×3日間でも余裕の表彰台のような予感がする。

実際、練習序盤は釣り込んでみたが、1日5尾獲れたのはわずか1日。なんとかエリアを重複せずバスは7日間毎日数匹触ることはできたが、1日3尾は遠い壁といった印象だった。

その理由は、今年は梅雨にもかかわらず今のところ雨が極めて少なかったことから減水傾向がひどく、実際、練習7日間一度も雨はなく、水が入れ替わらないことでさらに水質悪化に多大な悪影響を与えたと思われる。

7日間の平均サイズは40cm前後、800〜1000g。アフタースポーンのため、また5匹リミットが限りなく遠い今試合は、ビッグフィッシュ一発で結果に大きく差が付つくだろう……

キーとなるのは…

前半7日間は、アフタースポーンの定番であるシャローフラットから沖の浚渫、リーズ、水門、杭などをカテゴリーに分けてチェックしていった。

と同時に、試合練習は私にとって重要なルアー&タックルの実戦テスト期間でもあるため、昨年から温めてきた様々なプロトタックルを連日のように試しては取捨選択作業を進めている。

序盤活躍した「IxI SHAD TX」。4mダイバーの表示だが、実は水深2〜2.5mでこそ、最も効果を発揮することを知っておきたい

2m前後のハードボトムを舐めるように、スローにべッタベタにはわせることができるのが「IxI SHAD TX」の狙い。「CCプレデター」の最先端進化のカタチだ

今江的印象では、減水傾向が強いためか、護岸、ジャカゴ、リーズといったシャローカバーにはバスは居残ってはいるが、数は少なくサイズはやや小ぶり。

一方、アフターの定番である水通しの良いフラット、大型マンメイド、杭には大型バスが単発ではあるが狙える状況だと感じた。

ただ、後者のバスの絶対数が過去最低と思われるほど少なく、それを狙って毎日当てることはよほど強運がないと不可能にすら思えた。

まとまった降雨が期待された台風も逸れてしまい、水が極めて悪く減水傾向ゆえに絶対鉄板は、流れのある水域や、各水門、流入付近がキーになるのは間違いない。

しかし、オフリミットがないがゆえに選手が連日入れ替わり立ち代わりチェックを入れては釣っているため、本番には「いい感じ」に仕上がってしまっていることも間違いないだろう。

霞水系では絶対効くと確信していた「三原エビ」こと「フラシュリンプ」のプロト。実は高比重でないことがキモだったりする。それ以上はナイ ショ

エコ登録された「フラシュリンプ(プロト)」。「ダットカット」をテキトーに切り貼りしてアレンジしただけのように見えるが、そのコンセプトも使い方も、「ダットカット」のイモとは全然違うものである

アフタースポーンで考えられるパターンを試す!

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