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【陸っぱりもボートもキャッチ率UP】JBTOP50早野剛史によるトレブルフック「完全セレクト術」

皆さんこんにちは! 早野剛史です。

暖かくなってきましたね。春本番って感じで釣りの計画を立てている方も多いのではないでしょうか? 私もその1人で、デスクワークや全ての仕事を放り出して1週間くらい琵琶湖や霞ヶ浦で釣り漬けな日々を送りたいと考えています(笑)。

さて、今回は霞水系に限らず全国のフィールドで役に立つ「春先に使うハードプラグのトレブルフックの使い分け方」と「各ルアーへのベストなセッティング方法」について紹介していこうと思います。

私なりの使い分けですが、参考にしていただければ幸いです。

早野 剛史(Takeshi Hayano) プロフィール

JBTOP50シリーズのトーナメントに参戦しながら、霞ヶ浦水系や房総リザーバーを中心とした地域でプロ活動やガイド業を営む。トーナメントではカバー撃ちやサイトフィッシングに巻きモノなど、幅広いスタイルを得意とするオールラウンダー。緻密な戦略と組み立てで、「2018年JBTOP50シリーズ年間優勝」、「2018年JBエリート5優勝」などといった数々の高成績を収めている。

 

メインにしているのは2種のトレブルフック

まず、私がハードルアーに装着しているトレブルフックはハヤブサがラインナップしている「瞬貫トレブル」と「トレブルケンクロウ」の2種類。まずはシャンクの長さの異なる2種類のフックの特長について紹介していきたいと思います。

 

長めのシャンク×フッ素コーティングが特長の「瞬貫トレブル」

瞬貫トレブル」はシャンクが比較的長めでフッ素コーティングが施されているのが特長。

名の通り、非常に貫通性能が良くて冬から早春のハードプラグゲームではシビアなバイトを絡め取ってくれる心強いトレブルフックです。

ハヤブサ公式「瞬貫トレブル」詳細ページはこちら

 

ミドルシャンク&ラウンドポイントでオールマイティな「トレブルケンクロウ」

一方の「トレブルケンクロウ」はミドルシャンク。ラウンドポイントのオールマイティーなトレブルフックとなっています。

同サイズの「瞬貫トレブル」に比べるとフックの重量が若干重たいので、サスペンドプラグなどの止める釣りをする際は、ルアーによって沈んでしまうこともあるのでチェックをしながら使用しています。

特にサスペンドプラグ等はフック交換後、水面で浮くか沈むかチェックしてくださいね。

ハヤブサ公式「トレブルケンクロウ」詳細ページはこちら

 

それぞれのトレブルフックはこう使い分ける

掛かり重視の「瞬貫トレブル」はジャークベイトやシャッドに

瞬貫トレブル」はジャークベイトやシャッドと組み合わせて使用するケースが多いです。

霞水系でのシャッドゲームでの1本【ソウルシャッド】

上の画像は以前、春の霞水系でのシャッドゲームでの1本ですがジャッカルの「ソウルシャッド58 SP」に「瞬貫トレブル」(#8) が最近のマイフェイバリットです。

出典:ジャッカル公式「ソウルシャッド」詳細ページ

 

また、今霞水系でのパターンでは外せない白魚パターンの1つでもある70mm前後の小型ミノーをタダ巻きで使う場合は、「瞬貫トレブル」(#10)がとてもマッチしていて多用しています。

特に、#8、♯10サイズの小型トレブルフックになってくると、根掛かりや釣った後にフックが伸びるケースが大型フックと比較して非常に多いので、替えのフックは是非フィールドに持って行ってくださいね。

 

春のクランクやバイブレーションゲームには「トレブルケンクロウ」

個人的に「トレブルケンクロウ」は春のクランクやバイブレーションを使う時に出番が多い印象。因みに普段使用しているクランクベイトへのフックセッティングは以下のような感じです!

上:スピードトラップ (前:トレブルケンクロウ#4 後:瞬貫トレブル#4) 下:WA-TO (前:トレブルケンクロウ#5 後:瞬貫トレブル#6)

 

陸っぱりでは太軸仕様の「トレブルケンクロウストロング」がオススメ

陸っぱりのアプローチの場合は、カバー周辺での強引なやり取りが多くなるので、ノーマルの「トレブルケンクロウ」を更に強くした「トレブルケンクロウストロング」のチョイスがオススメです!

先日、自身のブランドTEXのプロトルアーのチェックに九州で久しぶりに陸っぱりをしましたが、「トレブルケンクロウストロング」をセットしたフラットサイドクランク(60mm・11g) で、しっかり楽しむことができました!

フラットサイドクランク(プロト):(前:トレブルケンクロウストロング#5 後:瞬貫トレブル#6)

ハヤブサ公式「トレブルケンクロウストロング」詳細ページはこちら

太軸になったことでフックの重量が更に上がるので、アクションに影響が少ない浮力の強いクランクベイトに組み合わせるのがスタンダートなフックセレクトとなります。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

春の釣りにおいてのフック選び

基本的な解説は以上で、最後に少しだけ春にメインとなる巻きモノのパターンとフック選びについて解説します。

春先のハードプラグの釣りでは、ジャークベイトやシャッドプラグの「止める」釣りと、水温が安定して10度以上まで上がるとミノーやクランク、シャッドを「巻き続ける」釣りの2パターンに分かれます。

全国的に4月に入れば水温も10度以上まで上昇しているフィールドがほとんど。そんな時は後者の「巻き続ける」パターンが有効になってきます。もちろん、一瞬ステイを入れて喰わせの間を与えるケースもありますが。

上:STOOP( 前後:瞬貫トレブル#10) 下:K-1ミノー( 前後:瞬貫トレブル#8)

上:SH-60(前後:瞬貫トレブル#8) 下:リレンジ110 (前後:瞬貫トレブル#5)

 

 

リアフック1本掛かりが多い春のハードプラグゲーム

巻く釣りにおいては、低水温期や冷え込みが入った状態では早春〜春特有のリアフック1本掛かりでファイトするケースも非常に多いのが春のハードプラグゲームの特徴でもあります。

理由としては低水温期や朝の冷え込みや三寒四温の影響。魚の動きが鈍くて活性の下がった状態でバイトしてくる際に、ルアーを追い切れずリアフックへバイトしてフック1本掛かりというケースが多々有ります。

そういったケースでは、リアフックを「トレブルケンクロウ」から「瞬貫トレブル」に変えてより後方からのバイトに備えるというローテーションも可能になります。

魚が釣れた後に、どの位置のフックにどのように掛かっているのか観察し、次の1匹に繋げるのもバス釣りの楽しい部分ですよね。

 

前記した、「トレブルケンクロウストロング」を選択する話のように、フックの特性とルアーの相性、そして当日のフィールドの状況等を踏まえて、皆さんのベストなトレブルフックのセレクトを実践してみて下さい。

ハヤブサ(HAYABUSA )

日本有数の金物のまち、兵庫県・播州三木を拠点とする1970年設立の老舗ハリメーカー。多数の釣魚種に対応した高品質なフックを多数輩出中! バスブランド「ハヤブサBASS」やアパレルブランド「FREE KNOT(フリーノット)」、トーナメントブランド『鬼掛(ONIGAKE)』など多くの人気ブランドを展開中。