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【ゆっくり・じっくりが効く】春バス×鮎邪ジョイクローラー178、ガンクラフト森下広大はオカッパリでこう使う

寄稿:森下 広大
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春のバス釣り特集2021

鮎邪 ジョイクローラー178

まずは、ジョイクローラー178とはどんなルアーか…というところ。

 

ジョインテッドクロー178がベースとなっていて、2オンスクラス・178mmの全長があるので一見すると超アピール系のジョインテッドクローラーベイト。カラーは「#01 邪鮎」と「#28 菖蒲鮎(あやめあゆ)」の2色がラインナップされています。

 

特長は長いテストを重ねた末にかなり絶妙なバランス設定になっていることで、つまりポイントとしては超高速リトリーブからスローリトリーブまであらゆるリトリーブスピードに対応するということ。

早巻きでは水面を高速で逃げ回る鮎を演出。 また、ゆっくり巻けば”ヒタヒタ”とスローに左右にアクションし、さらにジョイントによるウネウネとした動きも加わるという、ハイアピールの攻めから、”ゆっくり・じっくり”ナチュラルに攻めることまでできるルアーなんです。

 

アクション映像はこちらをチェック

 

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ゆっくり・じっくり…が、春のデカバスに効果的

春バスの傾向

春といえば、言わずとしれたスポーニングシーズン。そして、体力のあるデカい個体ほどシャローに差してくるのが早いというのはご存知の通り。

経験上、寒い冬から動きだしたデカい個体は、まだ動きこそスローなものの…縦の護岸際やシャローのマンメイドストラクチャー、岩場などにタイトに付く傾向があります。

 

そういう魚にこそ、スローにナチュラルにアピールできる「ジョイクローラー178」が効果的なんです。

 

早春のアクション

僕のジョイクローラーの使い方は、基本的にただ巻くだけ。ただし、その巻くスピードにキモがあります。

 

地域差はありますが、いわゆる早春…3月から4月くらいまではひたすらゆっくり気味に巻くのがいいと思います。リーリングのスピードは1秒間に半回転ほど。ルアーがギリギリアクションするくらいのスピードですね。

なぜこのスピードなのかと言うと、ゆっくりとした規則的な波紋や動きで、バスをイラつかせるイメージで使いたいためです。

もう一つ、キモとしてはストラクチャーの際やブレイクライン、レイダウンなど…ここぞというポイントで、とにかくしつこいくらいに何回も通す。1回通して出ないバスを2回、3回…と通して、最終的にイライラさせて口を使わせるという感じです。

特に今の時期はこういった誘いが効果的だと思いますので、ぜひ試してみてください!

 

アフターシーズン以降は…

季節が進み 5月~のアフターやアフター回復系の魚を狙うなら、早巻きからのゆっくりなリトリーブなど、巻くスピードに変化を加えながら 使うのもありだと思います。

イメージとしては早巻きで気付かせてスローで喰わす。もしくはスローに巻いて口を使わない魚に対して、早巻きでリアクション的に口を使わせるという感じです。

様々な巻きスピードに対応するということは、巻きスピードを変えるだけで様々な状況に当て込んでいけるということです。ただ巻くだけなので…特に難しいテクニックは、必要ないので誰でも簡単に扱う事ができるアイテムだと思います。

 

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