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春を求めて…久々の旧吉野川へ!クランクベイトがハマるパターンとその使い分け

連載:水野浩聡のOne more fish
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こんにちは!

今月はほぼ毎日現場で何かしら魚を釣りに行っているという日々で、先週から今週にかけては四国などに遠征に行っておりました。

バス、海でのライトゲーム、渓流釣りなど、とにかく時間があれば魚種問わず釣りをして、自分の経験値を上げるために現場で得て勉強しています。

 

絶賛「春」進行中!

先日は、同じジャッカルチームの赤松さんのボートに乗せていただき、久々の旧吉野川へ!

どれだけ春が進行しているか?それを見極めるため、アウトサイドやインサイド問わずチェック。そして、水位が増えたことと、二日前の雨の影響を受けて水質が若干濁ったのでクランクベイトをサーチの軸として釣りを開始。

 

すると、開始すぐにシャローフラットに乗ってフィーディングに上がってきた個体をブロックリッパーMRでキャッチ。

 

やはり水位が上がったことで、よりシャローに魚が入りやすくなっていたようです。

ということで、その一本が釣れてからは徹底的にシャローフラットが存在するスポットやリップラップをメインにクランクを巻きまくります。

だいたいどこに行ってもそうですが、タカさんと僕が二人揃うと、大好きなハードルアーで押し切ることがほとんど…w 展開の早い釣りが二人とも大好物なのですw

 

晴天かつ濁りが入っている状況

シャローフラットは、そこにバスが差してこないと勝負できないところで、当日も光量がしっかりとある晴天日。

正直、差してきにくいかな?という状況ですが、適度に風も当たっていて、普段よりも濁りが入ったという条件でもあったので、少なからず差してくるバスがいるのでは?という魂胆で、そのままフラット絡みを巻いていくと、今度はタカさんの「マッシュボブMR」にグッドサイズ。

 

やはり差してくる魚はいたことを証明してくれました。

ただ、どちらもオスっぽい個体だったことから、より神経質なプリスポーンのメスバスは、フラットから一段下がるブレイク付近にポジショニングしていたのかな?と考えられますね。

こういったメスは、ローライトになった瞬間や日没直前にシャローに差してくる可能性が高く、タイミングもほんの一瞬なので、そのタイミング合わせというのが本当に大事な釣りでもありますね。

 

マッシュボブとブロックリッパーの使い分け

さて、今回釣ったマッシュボブとブロックリッパーは明確な使い分けが存在します。

マッシュボブ

ブロックリッパー

どちらもハイピッチな動きをするクランクですが、ブロックリッパーはその動きがタイトでシャッド寄り。冷えたタイミング、濁りの抜け始めのタイミング、プレッシャー考慮という条件で使用。

逆にマッシュボブは、濁りや風の中でもしっかりアピールしてくれ、モノに当てながら使っていきます。分かりやすいのは、水質による使い分けでしょう。

 

春のクランクベイトの出しどころ&タイプ別使い分け

 

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このような感じで、同じフラットをクランクで攻めるにしても、水質や状況で、クランクの動きの質を変えながら釣っていくと良いかなと思いますね。

旬なルアーたちなので、ぜひ現場で巻きまくってくださいねー!

 

水野浩聡(Mizuno Hiroaki) プロフィール

生まれ持ったセンスと岐阜県・東濃野池群通いで培った無数のテクを武器に、全国各地のオカッパリフィールドを走り回る日々を送る。とにかく楽しむエンジョイ系フィッシングが大好物なアングラー!ジャッカル・プロスタッフ。

 

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