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【バスの状態を推測してから魚を探す】ルアーサイズを落としすぎないことがキモ!水野浩聡による「ジャークベイトの使いドコロ」

連載:水野浩聡のOne more fish
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皆さんこんにちは!

まもなく3月を迎えるということで、地元岐阜県では多くの渓流が解禁になるなど、釣り物が少しずつ多くなってくる時期ですね!

すでに来月は様々なロケの日程が既に組み込まれていて、いつそれが来てもイイように心と体の準備とタックルの準備は綿密に行っています。

 

広いエリアから魚を絞り出せる「ジャークベイト」

さて今週は長良川に出撃。

大河川の春探しをしてきたわけなんですが、ここのところ少し暖かかったこともあって水温も上昇。

最初はディープ隣接地形(反転流絡み)で、フリーリグなどのボトム中心の攻めをやっていたんですが、全くもってのノーバイト。

何ヶ所か回っていましたが、少し季節の進行を感じて更に水温が上昇するお昼からは、浮いている? と仮定したバスを探すべくジャークベイト展開にシフト。

この長良川のような大河川で今の季節投入するのが「リレンジ130SP」。

Name Length Weight Type Hook Size Price
RERANGE 130SP 130mm 21.5g SUSPEND ショートシャンクフックRB-M#4 ¥1,950(本体価格)

ジャッカル公式「リレンジ130SP」詳細ページはこちら

 

ルアーの大きさでアピール!存在を気付かせることが大切

上述したように、その日のバスの状態を推測してから展開を組み立てて、大河川の中で魚を探していくという釣りがメインになりやすいです。

ですので、ルアーサイズを小さく落としすぎることをせず、ある程度のサイズ感のルアーを当て込んでいくことが結構重要で、ルアーの存在をバスに気付いてもらわなければなりません。

そしてレンジ的にも「リレンジ130SP」ならば、水面下1.5mくらいまで入ってくれるので、水質の比較的キレイな長良川のような河川では、その下3mを超えるレンジにいるバスも、浮き上がらせることが可能。

守備範囲がかなり広いルアーなんですね。

結果的に、ディープ隣接のブレイク付近からグッドサイズが浮いてバイトしてきてくれ、キャッチ! かと思われた瞬間に足元でバレるという(笑)。

首につけていたGoPro9にはしっかりとその姿は写っていましたので、アドレナのイイ曲がりと共にご覧ください(笑)。

 

小規模フィールドでは「リレンジ110SP」が効く

因みに、大江川や五三川といった小規模で全体水深の浅い川では、サイズダウンモデルの「リレンジ110SP」の出番。

潜行深度は約1mで、この水系の川にはピッタリ。

根掛かりが怖いような場所では、ジャークする時にやや上方向にアクションしてあげると、ボトムに深く刺さり過ぎずに根掛かりを未然防ぐことができますので、ロッドワークで調整してもらうのが良いかなと思います。

 

去年の写真ではありますが、実績抜群なので間違いなくそろそろハマるルアーの1つだと確信しています。

今回の長良川では、確実に季節の進行を感じました。

冬に実際のあったポイントにも魚はいるんだろうけど、やはりレンジの調整が必要だったり、今後はポジション自体もインサイド系が良くなったりしてくるなど、少しずつ反応のある場所も変わってくると思いますので、冬にやってたポイントで中々反応が見られない…ということになったのならば、思い切って場所やレンジ、ルアーを春よりにシフトしていくと良いでしょう!

 

最後に今回使用したタックル一式も紹介しておきますね!

 

リレンジ130SP&110SPのタックルデータ

ロッド:ポイズンアドレナ センターカット2ピース(166M-2)【シマノ/ジャッカル】

リール:SLX DC HG【シマノ】

ライン:レッドスプール(14Lb)【ジャッカル】

水野浩聡(Mizuno Hiroaki) プロフィール

生まれ持ったセンスと岐阜県・東濃野池群通いで培った無数のテクを武器に、全国各地のオカッパリフィールドを走り回る日々を送る。とにかく楽しむエンジョイ系フィッシングが大好物なアングラー!ジャッカル・プロスタッフ。

 

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