冬のバスフィッシングの代名詞ともいえるメタルバイブ。
とりあえずボトムまで落としてリフト&フォールしていれば釣れる、なんて思っていませんか?
実際、冬のバスというのは活性が低く、ボトムやストラクチャーに身を寄せがちです。
そうした活性の低いバスに瞬間的に強いアクション・波動を出せるメタルバイブを落とすことで反射的に口を使わせるというもの。
しかし、多くのアングラーがそうしたメタルバイブでのアプローチを行っているものの、効果はいまひとつと感じているのではないでしょうか?
今回紹介するのはエンジンから出ているメタルバイブ「スクープハンマー」。
このスクープハンマー、従来のメタルバイブよりもリアクションに強い性能なんです。
エンジン公式のスタッフレポートで菅谷プロがスクープハンマーのオススメテクニックについて解説してくれています。
ぜひ併せてチェックしてみてください。
エンジン公式スタッフレポート菅谷プロによるスクープハンマーのオススメテクニック詳細ページはこちら。
リアクション・レスポンスに優れたメタルバイブ、「スクープハンマー」
このスクープハンマーは以前紹介したように、開発のコンセプトが「リアクションを楽しもうぜ」!
なんだか遊び心を感じるコンセプトですが、その性能は冬場の低活性なバスでも口を使うほどの高性能!
スライド幅を抑えた設計で狙ったポイントに高い精度で落とし込むことができる性能になっています。
また、深場のディープエリアでもレスポンスよく反応し、アクションもしっかり手元に伝わりやすいのがポイント。
アイが3か所に設定され、それぞれで異なるアクションとなっているので状況に応じて変化を付けたいときにもオススメのメタルバイブになります。
サイズは3/8oz(45mm)と1/4oz(40mm)とどちらも非常にコンパクトなので、浅いバイトでもすっぽり口に収まる形状です。
菅谷プロのスクープハンマーオススメセッティング!
前述したように、スクープハンマーはレスポンスに優れたメタルバイブです。
そのため少し優しくシャクルだけで小切れの良いアクションを起こしてくれます。
実はこの小さなアクションこそ、冬のバスの攻略のカギ!よくありがちな大きくシャクってフォールさせるようなアクションでは低活性になったバスを誘うには不向き。
ボトムまで落として、小さくシャクル、レスポンスの良いスクープハンマーだからこそできる誘い方になります!
冬のバスは活性が低いため、貴重なバイトを確実にフックアップさせるためにフックをワンサイズアップさせましょう!
フロントフック#6番、リアフックは#8番に交換し、ひと回り大きくすることでよりフッキングに確実性が増します。
加えてラインセッティング!
レスポンスの良さがスクープハンマーの魅力とお伝えしましたが、その魅力にさらに磨きをかけるため、PEラインを使用するのがオススメです。
PEラインにすることで着底を早くさせ、ボトムの障害物やバスのバイトをより鋭敏に感じられるようになります。
冬場でのスクープハンマーのアクション!
アプローチのポイントは穴や溝といったボトムの起伏を狙いましょう。
大きな石の隙間やテトラ、その他ストラクチャーの周り出来る穴や凹みはバスが身をひそめるのポイントになるので、丁寧に狙っていくのが冬バスの攻略のカギになります。
ちなみに、スクープハンマーはフォール時の姿勢が良く、まっすぐにフォールして行くので、自分の狙ったピンスポットにアプローチしやすいメリットがあります。
リアクション性能ももちろんですが、こうした繊細なアプローチができるのもスクープハンマーならではの性能といえるでしょう。
着底後ラインスラッグを取り、ロッドティップで、軽くシャクリ、そしてフォール。
スクープハンマーをボトムに立たせて、上下でアクションさせることで、レスポンスよく切れのある動きを演出できます。
アクションも1~2回、ブルッと細かく誘い、ポーズを入れて繰り返して細かく丁寧に誘う、これがスクープハンマーの冬に最適のアクションになります。
まだ今年バスを釣っていない方はぜひスクープハンマーで狙ってみてはいかがでしょう。