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三寒四温のオカッパリバス釣りで効果的なルアーとその使い方を紹介

寄稿:守屋 明斉
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守屋 明斉(Akinari Moriya) プロフィール

岡山県の倉敷川、吉岡川、周辺野池のオカッパリに精通。また高梁川、旭川ダムでのNBCチャプターやJBトーナメントにも出場、優勝多数、かなりの好成績を残している。四六時中、どうすればバスが釣れるかを考えているというかなりのバスキチ!岡山県出身&在住、1985年生まれ

みなさん、こんにちは、ジャクソンフィールドテスターの守屋です。

2月に入り、かなり暖かい日が続いたかと思えば、急に冷え込んだりする日もあったりと、いわゆる三寒四温といわれる気候ですね。

このような気候を繰り返し、徐々に春になっていくわけですが、暖かい日が続いたタイミングで、少しフィールドの様子を見に行ってみると、シャローに差してきている個体がポロポロと見えたりと、明らかな季節の進行を感じるここ最近です。

さて今回はそんな時期に効果的なルアー、攻めをいくつかご紹介したいと思います。

春めいてくるタイミングで投入してみてほしいのがジャクソンのI字系ルアー「アスリート70LT  OKUNOTE」

まず最初にご紹介したいのがI字系の釣り!

これから春めいてくるタイミングで投入してみてほしいのがジャクソンのI字系ルアー「アスリート70LT  OKUNOTE」です!

ジャクソン公式アスリート70LT OKUNOTE 詳細はこちら

Size Weight Type Range Hook Quantity Price
70mm 4g Floating #10 1 ¥1600(税別)

このルアーは昨年の秋頃に発売された新型I字系。以前も紹介しましたが、自分的に最も効果的だと感じている季節は冬~春に変わろうかという早春のタイミング!

ノーマルではフローティングなので板重りを貼ってラインの重さでサスペンドするぐらいのデッドスローフローティング気味に調整するのが、この季節のオススメです。

この時期の魚は(特にスポーニングを控えたメス)は浮く傾向が強く、さらに自分の目線より上の物に好反応!

野池、河川、リザーバーではスポーニングエリア周辺 or  1歩手前の何らかのストラクチャー(橋脚、岩盤、立木、レイダウン、杭、オイルフェンス等々…)の際をデッドスローで通すと、バスがフワ~っと浮いてくるのが楽しい釣りです。

なので、いかにバスの目線より上のレンジをデッドスローで長い時間誘えるかがキーとなってきます。

 

I字系の釣りが効く条件とは?

そんなことを踏まえて、効きやすい条件をいくつか挙げてみます!

「クリア~ステイン気味のフィールド」

やはり大前提としてルアーパワーは弱めの釣りなのでバスの視界が効く水質であることが重要です。

表水温が温められている

暖かい日が続いて表水温が温められているほうがバスが浮きやすい。

風は無風~弱風or風裏等の水面が比較的穏やかなエリア

あまりにも水面がバンバン荒れるような強風だとバスのレンジが下がり、水面~水面直下のこの釣りには不向きとなります。

以上の条件が複数揃えば、より効果的な釣りなので、ぜひお試しください!

i字系用  使用タックル

ロッド:ブラストビーツ BBS-64L
リール:2500番
ライン:ルアーPE 0.6~0.8号+パワーゲーム ルアーリーダー 6ポンド
ルアー:アスリートOKUNOTE

 

マッディ気味のフィールドであれば、パワーのあるフローティングミノーやスイムジグがオススメ

一方、マッディ気味のフィールドであれば、ルアーパワーの強いフローティングミノーのプリズムバレッジスイマーAE等のスイムジグがオススメです。

プリズムはミノーシェイプですが、かなりルアーパワー強めなので、クランキングミノーとして使ったり、個人的には2ジャーク&ポーズでも良い思いをしています。

Size Weight Type Hook Quantity Price
120mm 17.5g Floating #6 1 ¥1,800(税別)

ミノー用 使用タックル

ロッド:ブラストビーツ BBC-610M
リール:ベイトリール
ライン:エクスレッド タイプNS 14ポンド
ルアー:プリズム

 

スイムジグは根掛かりが少なくトレーラーの選択で色んな水質に対応できるのが◎

バレッジスイマー等のスイムジグは合わせるシャッドテールワームによってクリア気味~マッディなフィールドまで使える万能選手で根掛かりも少ないので、ぜひ持っておきたいところです。

スイムジグ用 使用タックル

ロッド:ブラストビーツBBC-73MH
リール:ベイトリール
ライン:エクスレッド タイプNS 14ポンド
ルアー:バレッジスイマーAE+5インチクラス シャッドテールワーム

 

三寒四温の「寒」の初日のタイミングが実は狙いめ!?

最後に余談ですが、この時期の三寒四温の「寒」に当たるタイミングついて。

あくまで自分の経験上ですが、暖かい日が続いた後の急な冷え込みや大荒れの初日というのは、人間的には決して釣り日和ではありませんが、けっこうビッグバス率が高いと感じています。

それは、人間が肌で感じる気温と魚が水中で感じる水温ではタイムラグがあり、人間側は寒くて寒くてしょうがない日でも、水温が下がるまでは少し時間差があります。

魚にとっては、これから冷え込むと動きにくくなるから最後に喰っとこうか! という感じなのでは? と思います。

冷え込みが数日続くと、流石に厳しくはなっていきますが、意外と狙い目な「寒」の初日のタイミング。自分はけっこう好きで昔から良い思いをしていますので、皆さんも防寒対策をしっかりして挑むと良い魚に出会えるかもしれません! ぜひ試してみてください!