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常夜灯周りでのメバリング必勝法【柳楽祐樹が解説】

寄稿:柳楽祐樹
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柳楽 祐樹(Yuki Nagira) プロフィール

バスプロ、ジャクソン社員として商品開発に携わってきた経歴をもつ。現在は島根県を拠点にジャクソンソルトテスターを務め、旬の魚を追い求める。

こんにちは!ジャクソンソルトテスターの柳楽祐樹(なぎらゆうき)です。

厳しい寒さとは裏腹に激アツなメバルシーズンがやってきました。

一概にメバルを狙うといっても、いろいろなシチュエーションがあるわけですが、今回は全国ドコにでもありそうな、常夜灯周りでのメバルゲームをご紹介します!

 

お手軽スポットの定番は…!?

メバルを釣ってみたいけど、どこを狙えばいいの!? って時は、とりあえず常夜灯周りに行ってみてください。できれば潮通しの良い場所にある常夜灯がベストです。分かりやすい場所で言えば、港の出入口にある常夜灯とかですかね。

集魚効果のある常夜灯+潮通しの良い場所には高確率でベイトの回遊もあり、メバルも高活性になることがよくあります。

しかし、港の常夜灯は、車を止めてからのアクセスが良いうえ、魚が集まるので、当然ですがそれを狙う釣り人もたくさん訪れます。
それが故にメバルが居ても決してイージーでないのも常夜灯の魅力の一つかもしれません。

 

港周りでのタックルセレクトは!?

さて、港周りのメバリングロッドのオススメとしては、私的には迷わずコレ一択です。

オーシャンゲート・メバル
JOG-72UL-K ST MB

ジャクソン公式オーシャンゲート・アジメバル詳細ページはこちら

MODEL NO. Length Power Lure weight Line Action Price
JOG-72UL-K ST MB 7ft2in / 218cm Ultra Light 1-7g PE #0.15-04 Fast ¥13,500

このロッドは取り回しも良く、常夜灯周りでありがちなショートバイトにも繊細のソリッドティップがバイトを弾かずフッキングに持ち込むことができます。

常夜灯の下では、水面に浮遊する小さなベイトやアミ等をライズして捕食する光景を目にします。
ここでのセオリーは、出来るだけ軽い、もしくは、浮力のあるルアー(プラグ、ワーム)で水面を漂わせるようにゆっくり誘うことがポイントです。

先日も実際そんなメバリングを楽しんできたんですが、その日は、ベイトが超極小だったためか、プラグへの反応はイマイチでしたが、ピピリング1.6inchタイニースクイッド1.8inchで数釣りが楽しめました!

実際、その2種で、具体的にどんな攻め方をしたのか? ご紹介しておきます!

 

ピピリング1.6inch【ジャクソン】の使用方法

今回の釣行では、潮の流れを考慮して、ピピリング1.6inchに合わせたジグヘッドは0.9gを軸に、その上下のウエイトを調整しながら釣ってみました。

港の中から外洋に向かって流れる潮(水流)に対して、ワームを当てて一点で止めるイメージを持ちながらスローリトリーブをすると激しく当たってくるようなショートバイトが多発。

メバルのアベレージが小さかったこともありますが、これをどうやってフッキングに持ち込もうか? と、画策しながらの釣りを楽しみました!

 

タイニースクイッド1.8inch【ジャクソン】の使用方法

続いてタイニースクイッド1.8inchの使い方なのでうが、これはちょっと特殊なリグセッティングにして使いました。

どんなセッティングかというと…。
まずタイニースクイッドのお尻側から、バスフィッシングで良く用いられるネイルシンカーを差し込み、口のところに小さいシングルフックをチョン掛けします。ちなみネイルシンカーは今回は0.5gを使用しました。

このリグは子イカをイメージしたモノで、流れに漂わせるイメージで、ワームを送り込んで誘います。その見た目、動きはまさに子イカそのものといった感じ。

コツを掴むまでにちょっと時間がいるかもしれませんが、港の常夜灯周りなどのハイプレッシャーフィールドで人に釣れない魚を釣るために、ぜひ試していただきたいリグ・メソッドの1つです。

 

以上が私が現在、港周りのメバリングで実践している釣り方です。参考にしていただければ幸いです!