ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

ノリーズのビッグスプーン「ダイラッカ」の使い方!

  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

ノリーズの中でも非常に個性的なビッグスプーンが「ダイラッカ」。

ディープ攻略で一撃必殺の、超強いルアーパワーを持ちます。ウエイトも38gとなかなかにヘビー。

その大きさから、一見使いどころが難しそうにも見えますが、実は器用。

ボトムからのリフト&フォール、バックスライド気味のフォール、表層での高速巻き、連続トゥイッチではフリフリと動きながら誘ったり。ひとつで多彩なアクションが実はできるのです。

そんなダイラッカの基本的な使い方のワンポイントをノリーズ・プロスタッフの山口敦史さんに聞いてみました!

前述した通り、実は多彩なアクションが魅力のダイラッカ。使い方といってもシチュエーションごとに色々です。

ごく基本となるのは、ボトムからの攻め。基本はキャストしてフォール、ボトムに着いたらシャクってフォールとイージー。

ですがココでいくつかポイントが。

フォール時のラインテンションがポイント

シャクってフォール、そのフォールの時のラインテンション。これは感覚的な部分になってくるのですが、「若干テンションが掛かっている状態」でフォールさせるのが超大切だと山口さん。

リフトさせて…

フォールさせる。この時のラインテンションに注意

というのもフォールでも非常にいい動きをするのでフォールバイトも多いのだが、完全フリーで落としてしまうとフォールバイトに即座に反応しづらくなるそうだ。

若干のテンションをかけていることで、フォールバイトにより気付きやすく躊躇なくフッキングに持ち込めるという。

ならばテンションをしっかりかけながらフォールさせればいいのでは?と思いきや、がっつりテンションをかけて落としてしまうと、今度はダイラッカが持つバックスライド系のいやらしいフォールの動きが出ずにストンと落ちてしまう。

そんなわけで絶妙なテンションでフォールさせるってのがダイラッカのポイント!

2つのシャクリパターン

また、シャクる時も2パターンを用意しているという山口さん。

ひとつはバッとシャクる。

ヒラヒラと落ちている段階でダイラッカを見ているバスが、ギュッと動きだした時にリアクション的にバイトしてくるイメージ。

もうひとつがチョンチョンチョンと3段階くらいに小さめなシャクリを入れるパターン。

こちらは小さなシャクリの後にヒラヒラッと一瞬スライドフォールして再びキュッと動くイメージ。

これはどちらがイイというより、どちらかに反応がガラリと変わることが多いそうで、強めのシャクリを試してダメなら小幅なシャクリで様子を見るということが多いそうです。

 

いずれにしてもダイラッカは非常に強いルアー。何度も撃つよりはある程度の回数投入して反応がなければ切り替えた方がいいとも。

そこにやる気のあるバスがいれば、早い段階でなんらかの反応を見せてくれることが多いんだとか。

ちなみに根掛かりしそう、というイメージがあるかもしれません。確かに根掛かりがないとはいいませんが、元々の自重があるので外しやすいのも事実。

根掛かってしまった場合は、根掛かった場所の上で竿を軽くあおる、あるいは手でラインを持って軽く上下すると自重があるため振り子の原理で外しやすいですよ!

今回紹介したのはボトムでのダイラッカの使い方。ですが、先に述べた通りいろいろな使い方ができるのも魅力。ディープでの効率的な勝負のほか、さまざまな使い方で楽しんでみてください。