ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

今江克隆のルアーニュースクラブR「7ftスパインレス!新令和の新バーサタイルロッド・クーガーエリート7RS誕生」の巻 第1025回

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

ベストマッチなルアー&リグを紹介

最後に、「クーガーE7」のベストマッチルアーを具体的に挙げると、現在、最も多用するのは巻きモノでは1/4oz〜1/2ozの「ジンクスミニ」、「ヘルターツイスター」等のワイヤーベイト、モグチャなどの「シングルフックモノ」だ。同様に「ジャバロンネオ135」のノーシンカーリグや「ハドルスイマー4.5インチ」のノーシンカーリグなどの「オフセットシングルフックモノ」にも非常に相性がよい。

「ヘルターツイスター」などシングルフックワイヤー系巻きモノとの相性は抜群。投げる気持ち良さと、高感度、そして意識的に掛ける実感を併せ持つのが「クーガーE7」の特徴だ

これらは片手で精度良くスキッピングでオバーハングやカバーに滑り込ませたいので、「クーガーE7」の卓越したキャスト性能が非常に役に立つうえ、ガッチリ積極的に掛ける能力には特に長けている。

さらに「クーガーE7」の良いところは、ミディアムヘビー(MH)なのに1/4oz(7g)クラスのキャストが苦にならないところにある。

他に「IK180」、「IK250」、「IK300RS カオスダイバー」、「IXIシャッド TYPE-3」、バイブレーションプラグなどにも十分に適応する。

個人的には桐ウッドの「アベンタクローラーRS」には「クーガーE7」が最高の相棒だと思っている。

「クーガーE7」と「アベンタクローラーRS」はまさに神相性の良さ。回転させずに投げれる精度と遠投性、そして遠方でも掛けれる力のバランスが最高だ

他にはファーストアクションであり、ハイテーパーによるメガホン効果で高感度、先重りしない構造ゆえに、ロッドを縦捌きで使うワーム系にも幅広く対応できる。

自分が最も多用するのは「イールクローラー9インチ&10インチ」のノーシンカーリグ、ネコリグなどのビッグワーム、7~10gのヘビダンである。

「クーガーE7RS」は、ファーストアクションなので、「ウナジュウ」などロングワームのノーシンカーやネコリグ、大き目のシャッドのジグヘッド、ノーシンカージャーク、「ファット イカ」など高比重系ノーシンカーなど、 縦の操作系ワームにもベストフィットする

池原ダムでは62cmをウナジュウネコ(イールクローラー10インチ)で昨年釣っているが、この時も「クーガーE7」は余力があり過ぎて、DVDで見ての通り、いとも簡単に瞬殺ランディングできている。

他にヘビーカバーでのフルサイズジグのような力ずくの釣りには向いてはいないが、ショートハンドルゆえ、スモラバ3.5~5gでのベイトフィネスの強化版ワイルドフィネスには高次元で対応する。

以前も書いたが、この汎用性の広さは、まさに一時代前のバーサタイルの象徴だった「コブラ66M」に代わる、新たな時代の「7フィートバーサタイルロッド代表」だと言えるだろう。

「クーガーE7」はひと言で言えば、過去のテムジン、カレイド・インスピラーレの中でも、最も広く、高次元の汎用性を持つ“バーサタイル7フィート、ミディアムヘビーロッド”である。

さらに耳寄り情報がッ! 次ページで!!

3 / 4
前へ 次へ