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ベイトの位置+レンジキープがキモ。デプス「サカマタシャッド」秋のハメ方

寄稿:久保井 雄輝
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秋のバス釣り特集2020

こんにちは、depsフィールドスタッフの久保井 雄輝(くぼい ゆうき)です。

普段は九州のバス釣りフィールドで活動、そして芹川ダム(せりかわダム・大分県)や遠賀川(福岡県・おんががわ)でバス釣りガイドを行っています。

季節はどんどん秋へ。そのタイミングで、このところ「サカマタシャッド」かなり釣れております。

久保井雄輝(Kuboi Yuki) プロフィール

デプス・フィールドスタッフ。遠賀川と芹川ダムをホームとし、ガイド業も行う。ジグやテキサスなどの撃ちの釣りを得意としている。1993年2月25日生まれ。※ガイドの申込みはインスタグラムorフェイスブックのダイレクトメッセージから受付け中!

 

ベイト(ワカサギ)×サカマタシャッド

今年の傾向

実はサカマタシャッドの釣り、昨年も取り上げさせていただいております。

浅いレンジはノーシンカー、ミドルレンジには0.9gのネイルシンカーを挿入、でボトムはキャロというのが去年までのパターン。ベイトが群れているピンポイントを狙うイメージでした。

ですが、今年は使い方が少し異なるのです。まとまった台風が来ていないせいか、水温が昨年ほどは下がらずベイト(ワカサギ)が固まりづらい。広範囲にダラッと群れている感じ。そこで、バイトチャンスのあるレンジをキープしつつ“広く”探っていくという点が今年のキーポイント。

つまり、昨年以上に深いレンジまで“ノーシンカー”を入れていき、横方向に釣っていくという使い方が有効。

実際、僕がサカマタシャッドを投入しているのはベイト(主にワカサギ)の反応が広範囲に広がりポイントが絞りづらいと感じるときです。

 

マテリアル別にレンジを刻んでいく

特に秋になるとベイトの動くスピードも速く、魚探を見ていても映ったり消えたり…と、なかなか捕らえづらい場面が多かったりします。

そんな場合は、ベイトの居るレンジ別に「サカマタシャッド6inch ノーマルマテリアル」「サカマタシャッド 6inchヘビーウェイト」のノーシンカーを使い分けて釣っていきます。

 

2種類のサカマタシャッド

まず、サカマタシャッドには4・5・6・8インチの4つのサイズがあります。

そのうち、5・6・8インチには、ソルトの含有量が5~10%の「ノーマルマテリアル」と、65~75%といずれも高い含有量の「ヘビーウェイトマテリアル」の2つのタイプがラインナップ。

 

僕がメインで使用している6インチは、ノーマルマテリアルはソルト10%でウェイトは16.0g。一方のヘビーウェイトマテリアルはソルト75%で、ウェイトは17.0gとなっています。

 

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