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あのタックルハウスの名作「TKLM」に新しい機構K-TEN Gシステム搭載したNEWモデルが登場

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「TKLM」

世界で初めて“重心移動”システムを作ったルアービルダー“二宮正樹”氏が手掛けたタックルハウスのリップレスミノー。

先に登場していた「BKLM」と並び、リップレスミノーというジャンルを定番化させたルアーで、今なおシーバスアングラーをはじめソルトアングラーから根強い人気を誇る…のは周知のとおり。

“9/11”・“9/14”・“9/12.5”・“12/18”の4サイズが現在はラインナップされており、シーバス、ヒラスズキ、青物…などのターゲットを魅了。

そんなTKLMに、新しい機構を搭載したモデル登場。

 

TKLM140G【タックルハウス】

2020年9月登場予定

長さ:140mm
重量:38g
フック:ST46#1
リング:#5
価格:2,900円(税別)

タックルハウス公式「TKLM140G」詳細ページはこちら

 

K-TEN Gシステム搭載

最大の特長は、今回登場となる「TKLM140G」で初採用となるK-TEN Gシステムが搭載されていること。

どんなシステムなのかというと、ヒット率が高いとされるキャスト~着水から引き始め、泳ぎが安定するまでの数メートル・数秒間に、しっかり対象魚にアピールできるようアクションを初期から加速する全自動の機構のこと。

つまり、泳ぎだしが良いというまでもなく、巻き始めの初速に弾みをつけるというシステムというわけです。

Gシステムの構成

 

キャスト時は、後部の2つの磁着タングステン球と鋼球が後方に移動し、飛距離が出る。

 

で、巻き始めると元の位置に戻り…

 

前の鋼球を衝撃で押し出す。

 

すると鋼球が前に移動して、泳ぎだしにスピードを持たせるというもの。

 

ちなみに…GシステムのGは開発のヒントになった「ガウス加速器」から。ガウス加速器とは物理の教科書などに出てくる装置で磁石を使った加速装置の一種。鉄球を一列に2つ以上ならべて磁石をあいだにはさみ、反対側から鉄球を衝突させると反対側の鉄球が磁力によって加速して飛びだす…という装置の意。

 

タフ

さらに140G では、ハードなフィールドや大型魚を想定し、シェル(ボディ樹脂部分)を肉厚に設定され、荒磯なんかでもガシガシ使える仕様。

Gシステムと相まって「タフ。なのに、身軽。」なルアーになっていると。磯際のサラシをピンで通す、ヒラスズキゲームなどにも持ってこいなルアーなのではないでしょうか。

 

動画での解説はこちら

出典:YouTubeチャンネル「TACKLE HOUSE (株)タックルハウス」

 

新しい機構はあくまで初速を早めるもの。

実際の使い方は、これまでのリップレスミノーと変わらないそうで、TKLM の特徴である頭部支点の独特なアクションと、適度なスライドを生かすために、ロッドティップ10cm弱のソフトトゥイッチでのアピールと、トロ引きを必要に応じて織り交ぜると良いとのこと。

 

カラーラインナップ

お馴染みの共通カラーのラインナップに…

初回生産限定カラーの2色が登場予定

MN-1.ファイヤーボーン

MN-2.PHGクリア

 

K-TEN Gシステム搭載が搭載された「TKLM140G」。

実釣で試してみたい…と思うのは記者だけではないはず。