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道具にこだわる派に。“がま磯”のエギングロッド・ショアジギングロッドが圧倒的存在感

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「アテンダー」・「インテッサ」シリーズ、「マスターモデル」…。

ルアーファンにとっては馴染みは薄いかもしれませんが、磯の上物師なら一度は耳に、目にしたことのある「がまかつ」“がま磯”の磯竿。

40年を超える伝統の中で、最先端の技術が盛り込まれ今なお進化しつづける、ハイスペックの磯竿であることはいわずもがな。

磯のグレ釣りもする記者にとっては、特長的な黒い外観に赤い帯が入った見た目は、隣の磯から見ても存在感十分で、理屈抜きにかっこいい垂涎の竿。

今回ご紹介するルアーロッドは“がま磯”の名を冠したルアーロッド。その価値は、わかる人にはわかる…そんなロッドなのかもしれません。

 

がま磯 メタルキャスト

“がま磯”精神を注ぎ込み、不意に回遊する青物などをターゲットに開発された振り出し本格ショアジギングロッド「がま磯 メタルキャスト」。

がまかつ公式「がま磯 メタルキャスト」詳細ページはこちら

 

特長

こちらもパワー違いの110MH(ミディアムヘビー)、110H(ヘビー)の2種がラインナップ。

磯用ロッドケースに収納可能です ※ロッドケースは付属しておりません

ブランクスには「TORAYCA(R)T1100G」を採用、パワークラスをワンランク上げることに成功し、100Hでは100gまでのジグをキャストすることが可能に。

また、「がま磯」ならではのASD(アクティブサスデザイン)設計。各継番のつながりをスムーズに、バットまでしっかりと曲がるようにすることで、磯際での大型青物の突進を受け止め浮かせることができる本格ショアジギングロッド。

 

各モデルの特長

■110MH

遠投性能に長けたレギュラーファストアクションに設定したモデルで、大型シーバス~青物に対応します。60gのジグをメインに使用することで、竿のポテンシャルが十分に発揮され、振り出し竿とは思えないほどの飛距離を体感できます。

出典:がまかつ公式HP

■110H

80gをメインに、100gまでのジグをキャストすることが可能なパワーモデルで、青物~大型青物に対応します。磯で使うことを前提に設定したグリップレンクスにより、竿のパワーからは考えられないような取り回しの良さを実現しました。

出典:がまかつ公式HP

スペック
製品スペック
タイプ 標準全長
(ft/cm)
希望本体価格
(円)
標準自重
(g)
仕舞寸法
(cm)
使用材料
(%)
継数
(本)
モーメント 先径
[mm]
元径
[mm]
ルアーウェイト
[号/(g)]
適正ライン
[PE/号]
適正ライン
[ナイロン/Lb]
グリップ長
[mm]
MH 11’0″(335) 43,000 195 123.5 C97.1 G2.9 3 18.3 2.3 16.4 14~84 1~3 10~30 425
H 11’0″(335) 44,000 205 123.5 C97.0 G3.0 3 21.0 2.5 17.7 28~100 1.5~3 14~30 425

(全国釣竿公正取引協議会認定 第8611号)
※グリップ長(mm)はグリップエンドからリールセンターまでの寸法(注:リールのメーカー・機種により多少の前後差はあります)。
※C=カーボンファイバー、G=グラスファイバー
※モーメント=標準自重(kg)×竿尻から重心までの長さ(cm)
※上記の釣竿にはエポキシ樹脂を使用しています。
※ T1100G…TORAYCA(R)“T1100G”とは、東レ(株)が次世代航空宇宙向けに開発した、世界最高クラスの引張強度を誇る、高強度かつ高弾性化を図った炭素繊維です。
※『NANOALLOY(R)(ナノアロイ(R))』技術とは、複数のポリマーをナノメートルオーダーで微分散させることで、従来材料と比較して飛躍的な特性向上を発現させることができる、東レ社独自の革新的微細構造制御技術です。
※希望本体価格には消費税は含まれておりません。

 

がま磯 イージーライダー

2020年8月下旬登場予定

ショアジギングロッドに続き、ルアーの使用を前提に新しくラインナップされるのは、同じく“がま磯”カラーを纏った、軽快な振り出しエギングロッド「がま磯 イージーライダー」。

 

がまかつ公式「がま磯 イージーライダー」詳細ページはこちら

 

特長

使用できるエギの号数が異なる、M(ミディアム)とMH(ミディアムヘビー)のパワー違い2種がラインナップ。

がま磯カラーをまとった見た目もさることながら、その実釣性能も特筆すべき点。

全ブランクスに『トレカ(R)T1100G』が使用されており、かつ軽量バランス設計により、振り出しとは思えないほどの振り抜きのよさと、持ち重りを感じさせない軽快な操作性を持つ本格派。

また、穂先(#1)には、カーボンIM、#2にはチタンIM+KWガイドを配したハイブリッドガイドセッティングで、先重りを排除しつつ糸がらみも軽減されているとのこと。

※#2~4ガイド部のみSICステンを採用しています。
※#1のみCIMガイドを採用しています。

 

スペック
タイプ 標準全長
(cm/ft)
希望本体価格
(円)
標準自重
(g)
仕舞寸法
(cm)
使用材料
(%)
モーメント 継数
(本)
先径
[mm]
適正エギ
[号]
適正ライン
[PE/号]
M 259(8’6″) 42,000 100 99.5 C97.7 G2.3 6.2 3 1.4 2~3.5 0.4~1
MH 259(8’6″) 43,000 103 99.5 C97.7 G2.3 6.6 3 1.5 2.5~4 0.4~1

(全国釣竿公正取引協議会認定 第9357号)
※C=カーボンファイバー、G=グラスファイバー
※モーメント=標準自重(kg)×竿尻から重心までの長さ(cm)
※上記の釣竿にはエポキシ樹脂を使用しています。
※希望本体価格には消費税は含まれておりません。
※『トレカ(R)T1100G』とは、東レ(株)が次世代航空宇宙向けに開発した、世界最高クラスの引張強度を誇る、高強度かつ高弾性化を図った炭素繊維です。
※『NANOALLOY(R)(ナノアロイ(R))』技術とは、複数のポリマーをナノメートルオーダーで微分散させることで、従来材料と比較して飛躍的な特性向上を発現させることができる、東レ社独自の革新的微細構造制御技術です。

 

磯際を回遊するアオリイカ攻略や、不意に起きるナブラを攻略するためのがま磯ファンのサブロッドとして、また道具にこだわるルアーファンにも。他に類を見ない圧倒的存在感の「赤帯」をぜひ。

 

がまかつ(がまかつ)

1955年創業。大阪府大阪市に本社を置き、シンガポールに本店を置く。釣り竿、釣り針、ウェアなどをメインに製品を開発・製造・販売を行っており、ルアー部門では「ラグゼ シリーズ」が有名である。