メジャークラフト・ヒロセマンの「GO TO 夏ロック」最新動画、皆さんご覧いただけたでしょうか。
ロックフィッシュにおける基本的なポイントを前回はご紹介しました。
さて、そこでメインロッドとしてヒロセマンが使用していたのが、皆さん大好き「NEWソルパラ」のハードロックカテゴリー。
分かりやすい仕様と低価格ながら満足の仕上がりで人気のソルパラ。新たに追加されたハードロックモデルをご紹介!
ちなみに今回の実釣でヒロセマンがメインで使用したのはSPX-832M/S。
こちらの機種は遠投性能に優れたスピニングロッドで、かつティップはしなやかさを持つモデル。ロケではキャストから広く探ってのアクションで反応がよく使用しました。
もちろん、ベイトモデルもラインナップされていて、こちらは近距離でタイトに狙う場合やボートからのロックフィッシュ狙いなどに最適な2機種あり。
それではまず、駆け足で全機種のスペックから見ていきましょう!
NEWソルパラ・ハードロック
出典:メジャークラフト
NEWソルパラ・ハードロックはスピニング4機種、ベイト2機種がラインナップ。
スピニングモデル
Model | PRICE(¥) | 全長(ft) | 継数(pcs) | ルアー(g) | PEライン(号) | アクション |
SPX-762ML/S | 9000 | 7’6″ | 2 | 3-20 | 0.6-1.2 | RF |
SPX-792M/S | 9300 | 7’9″ | 2 | 5-25 | 0.8-1.5 | RF |
SPX-832M/S | 9500 | 8’3″ | 2 | 5-25 | 0.8-1.5 | RF |
SPX-832MH/S | 9800 | 8’3″ | 2 | 5-30 | 0.8-2.0 | RF |
ベイトモデル
Model | PRICE(¥) | 全長(ft) | 継数(pcs) | ルアー(g) | PEライン(号) | アクション |
SPX-762MH/B | 9000 | 7’6″ | 2 | 7-40 | 1.0-2.0 | RF |
SPX-802H/B | 9500 | 8’0″ | 2 | 10-50 | 1.0-2.5 | RF |
【NEWソルパラ・ハードロック詳細はこちら】
飛ばせて繊細、スピニング!
スピニングモデルは4機種。
いずれもバットはしっかりとトルクあるロックフィッシュの引きに耐えながら、ティップはしなやかな設計。
より繊細にルアーを動かしながらアプローチしていくのに向きます。
スピニングモデル全体としては、投げやすさ(飛距離も出しやすい)、ルアーの操作感、そして入門にも最適!という特徴があるといえます。
ライトテキサスや軽量ジグヘッドをテクニカルに動かすならSPX-762ML/S。
そこまで飛距離を必要としない漁港などで手軽に始めるなんて時にもオススメ!
メチャ扱いやすい一方、最も繊細なモデルなので、裏を返せばルアーを意のままに操りながらテクりたいなんて中級者にもイイですよ。
そこからワンランク重いルアーを扱いたい&飛距離も出したい、大型がいるのでバッドパワーを求めたいというならSPX-792M/SまたはSPX-832M/S。
どちらもルアーアクションを付けやすく、不意の大型にもしっかり対応してくれるM(ミディアム)クラス。
そこからは選択肢で、2つを比べて「MORE扱いやすさ」ならレングスの短い79、「MORE飛距離」なら83でしょう。
もちろん2機種の比較であればそうだというだけで、どちらも操作性と飛距離、そしてある程度どんな状況&リグにも対応してくれる「どこへ行っても役に立つ」2機種となっています。
最後はSPX-832MH/S。MH(ミディアムヘビー)の8フィート3インチ。SPX-832M/Sをより飛距離に特化させたイメージ。
沖に魚がいて届かせたい、魚がデカい、遠くで掛けても安心したい、そんな時にはコレ一択!
ボトムが分かりやすいベイト
続いてはベイトの2機種。
スピニングがミディアムライトからのラインナップに対し、ベイトはMHとHの2機種。
比較するとより張りのある2機種でパワーも十分。
ベイトタックルはボトムでのルアー操作がしやすく、またベイトリールの進化もあって、近距離でのタイトなアプローチに向くのが特徴。
前述したようにスピニングと比較すると張りがあり、タイトなアプローチからフッキングした際に根から引きはがしやすいのもメリットです。
7フィート6インチのMHであるSPX-762MH/Bはベイトモデルの根幹機種。
前述したように、ピンスポットを丁寧にアプローチしながらボトム付近を誘い、掛かれば引きはがす。適合ルアーウエイトも7~40gと幅広く、「ベイトロッドもひとつ欲しい」というなら間違いなくオススメの1本。
SPX-802H/Bは全機種唯一のH(ヘビー)クラス。
メチャクチャパワフルなロッドでレングスを活かした飛距離も優秀。
大型ロックフィッシュを根に潜られる前に素早く引きはがすならコレ。
適合ラインはPE1~2.5号、ルアーウエイトは10~50g。かなり幅広くパワーゲームを楽しめる仕様です。
いずれのベイトモデルも、ショアだけでなくここ最近各地で盛り上がりを見せているボート(船)からの大型ロック狙いにもぜひ投入したい機種です。
船からのロックフィッシュはショアと比べると水深があり、かつ狙う魚が大きい。
そしてショアと比較すればキャストというよりバーチカルな展開になることが多いですから、ベイトモデルのボトムタッチからのルアー操作のよさ、そしてトルクのあるブランクスはマッチするハズです!
携行性に優れた2ピース
ちなみに、スペックにもある通り全機種2ピース!
機種名を見てみますと、例えば「762ML/S」は、76=全長7’6”、2=2ピース、ML(ミディアムライト)のS=スピニングという意味。持ち運びにも便利!
満足度の高いNEWソルパラ
ソルパラの魅力は価格と性能を見た時の満足感! 今回のハードロックも1万円を切る価格帯でフィネスな釣りからパワーゲーム、近距離、遠距離とロックフィッシュを楽しむ要素を詰め込んだ、欲しいラインナップが揃っています。
以前、ヒロセマンと話している時に「1万円以下のロッドって安いすよね」と言ったことがありました。
「いやぁ、それは釣り人目線でしょう。例えば家族で自分だけ釣りする、これから釣りを始めるなんて時に、1万円という金額だけみたら決して安い金額じゃないですよ。だからこそ使ってもらった時には満足してもらわないと」
なるほどイイこと言うなヒロセマン、いやヒロセマンさんと思ったものです。
現行ソルパラシリーズは、2018年によりよいキャストフィールや操作感を求めてリファインしたNEWソルパラとなっています。
うれしい価格帯はそのままに進化したNEWソルパラ。今回紹介したハードロックモデルも、さまざまな方に満足いただけるのではないでしょうか。