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【ヒロセマンの夏ロックフィッシュゲーム】抑えておきたい基本的な考え方

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ライトロック特集2020

GO TO ロックフィッシュ!

夏です。汗ばむ季節のアツすぎる根魚たちをターゲットに挑んでくれたのは…。

GO TO…。ゴトー…。後藤。このシュールなメッセージが分かる方はプロレス好き(笑)

じゃじゃん!おなじみ、メジャークラフト・ヒロセマンこと広瀬達樹さん。

激アツ最新動画はコチラ

ライトなタックルで楽しみ尽くすロックフィッシュ。その実釣ムービー最新作がつい先日公開されたばかり!

舞台は三重県・尾鷲(おわせ)の沖礒。「ロックフィッシュ」「沖礒」と聞くとなんとなく‶とっつきにくい〟イメージがあるかもしれません。

そこで「そんなことありませんよ」っていうのがこのムービー。

具体的には…

・ハードルアーorソフトルアー
・リトリーブの釣りorリフト&フォールの釣り

そのあたりを「どんな状況でどう使う」をすごく分かりやすく解説!ってな内容になっています。

取材協力

大ちゃん渡船・武丸
tel:09070230553
http://owase-takeshimaru.com/

取材協力は「大ちゃん渡船」さん。上記動画の最後にヒロセマンが触れていますが「初めての沖礒ロック」という場合にも丁寧に対応してくれます。

これも大事なポイント。初めての沖礒となればどんな人でも不安なはず。ヒロセマンが言うように「初めてです」としっかり伝えてスキルに応じた礒に渡してもらいましょう!

メインで狙った人気2魚種

さて、根魚といってもさまざまな魚種があります。

今回のフィールドで狙ったのは「根魚らしい根魚」といえるアカハタと、比較的回遊性があり速いアクションにも反応しやすいオオモンハタ。

しっかりと根に付いていることの多い、根魚らしさを楽しませてくれるアカハタ

潮通しのよい場所を好み、活性の高い時にはアグレッシブにルアーを追ってくるオオモンハタ

習性はさまざま

その2魚種を比較するならば、アカハタは根にしっかり付いている傾向があり、リフト&フォールなど移動距離が少ない攻め方が効果的。

かたやオオモンハタは潮通しのよいところを回遊したり、速めのリトリーブなどにも好反応を示す傾向があります。

もちろんこれは状況次第ですが、ベースとしては抑えておきたいポイントです。

ひとくちに根魚といってもさまざまな特徴がある。だから攻略しがいがあるのです!

高活性の個体を狙い撃ち

そんなベースを頭に入れながらも、時間帯も考慮し「効率よく」狙っていたヒロセマン。

例えば朝マヅメ。ベイトが入っていることも加味しながら、ジグラバースルー・タイラバタイプ(30g)や近日登場予定のメタルジグ、マキジグ・スローなどをキャストし、リトリーブ。

マキジグ・スローの「巻くだけ」アプローチに反応したアカハタ。朝イチはリアクション要素の強いリトリーブでのアプローチが有効な場面も多い

飛距離が出るハードルアーで、まずは「巻き」の釣りからゲームを展開しました。

これは、キャストから広範囲を探りながら高活性な魚を狙うため。

エサを捕食しようと活性の高い魚を、朝マヅメというゴールデンタイムに「広く・スピーディー」に狙い撃ちしていくわけです。

遠投性能に優れたロッドである「ソルパラ・ハードロック」のスピニングモデルSPX-832M/S。広範囲を探りたい時に重宝する機種

魚種ごとのセオリーは大切ですが、スイッチの入りやすいオイしいタイミングではリアクション・スピードで効率よく拾う。そんな臨機応変さも釣果を伸ばすポイントですね!

飛距離が稼げて、タダ巻きはもちろん、リフト&フォールもこなす器用なメタルジグ「マキジグ・スロー」

根魚・ショアラバゲームでメチャクチャ使いやすい「ジグラバースルー」のタイラバタイプ。ボトムまで沈めて中層まで巻くだけ! 単体使用でもOKだし、替えフックでワームを装着することもできる芸達者

フラッシング効果や、エサ取りなどに噛まれても気にせず誘い続けられるというのもハードルアーのメリット。

組み合わせで幅が広がるジグヘッド&ワーム

そうして魚の活性も落ち着いてきたと感じたら、徐々に攻めのスピードを落としていく。

リアクションよりも食わせ!そんなタイミングで頼りになるのが王道のジグヘッド&ワーム。

メジャークラフトのジグヘッド「ジグパラヘッド・BUN太」。左から根魚タイプ、スイムタイプ、ダートタイプと攻め方によって選べるのがうれしい

リフト&フォールやスイミング、ボトムずる引きやボトムバンプなど、組み合わせ次第で状況に応じてフレキシブルに対応できるのがジグヘッド&ワームの強み。

そしてメジャークラフトのジグヘッド・ワーム各種も実に多彩で、幅広く組み合わせが可能です!

例えばスイミングなら

こちらはジグパラヘッドBUN太スイムタイプの25gにパラワームシャッド3.5インチの組み合わせ。ジグヘッドを小魚ライクに泳がせるスイミングの釣りに最適だ

スイミングにも好反応を見せるオオモンハタを狙い通りにキャッチ

上の写真はジグパラヘッドBUN太・スイムタイプパラワーム・シャッドを使ってのスイミングでオオモンハタをキャッチしたもの。

オオモンハタは、活性が高ければ根魚というイメージからは想像しがたいほどアグレッシブにルアーを追います。ウマくハマった1尾といえますよね。

例えばボトム狙いなら

別例としてはこちらのカサゴ(ガシラ)。同じジグヘッド&ワームでもジグパラヘッドBUN太・根魚タイプパラワーム・グラブ

BUN太・根魚タイプは根掛かり回避能力に長けた形状、これにグラブです。

同じジグヘッド・ワームでもボトム攻めに適した組み合わせですよね。

BUN太の根魚タイプとパラワーム・グラブ。根掛かりを回避しながらボトムを攻めるのに最適

もちろん根魚タイプにクロー系ワームのファイティングクローを合わせても非常に相性がイイ!

ファイティングクローは爪に浮力を持たせてあり、水中では爪を上げてのファイティングポーズを取りアピール力が高い

ボトム攻めとはちょっと離れますが、BUN太スイムタイプにパラワーム・グラブを合わせてより波動強めなスイミングなんて選択肢もアリ!

写真上はBUN太・根魚タイプにファイティングクロー。写真下がBUN太・スイムタイプにパラワーム・グラブ

このように、その時々でマッチするリグを選べるのはハードルアーにはない魅力!

また、近距離・ピンスポットをタイトに誘う時に、食わせ要素が高く飽きさせにくいメリットもあります。

使ってみる!コレ大事!!

そんなワケで、ヒロセマンが見せてくれた攻め方やローテーションのポイントを解説してきました。

魚ごとのベースとなる攻め方や、リアクションと食わせの釣りなど…。

そして大事な部分ですが、攻め方や使うリグに基本はあっても絶対はないということ。

オーソドックスなアプローチをしつつ、バイトがなければ色々と使い比べてみるのが大切です。

多彩なリグがある中で、「その日ハマる何か」があることも多いロックフィッシュ。それこそがロックフィッシュゲームの魅力かもしれませんね。

それでは皆様、よきGO TO 夏ロックを!

ヒロセマン(広瀬達樹)(Hiroseman(Tatsuki Hirose))

本名:広瀬達樹(ひろせたつき)。メジャークラフトの実釣ロケを星の数ほどこなすアングラー! 全国各地でバス、ソルト各種のオカッパリ、オフショア実釣ロケこなしマクり! おそらく1年の間にこれほどの数の実釣取材をこなしている人はいないかも⁉ また大のプロレスファンとしても知られる。 

メジャークラフト MajorCraft

2002年2月設立のフィッシングメーカー! ルアーで狙えるあらゆる魚種ごとのロッドを開発! 低価格&高品質な高いコストパフォーマンスで人気。 数年前からはロッドだけでなく、ライン、ルアーなども手掛けている。
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