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「バズベイト」ローテーションのすすめ

寄稿:津輕 辰彦
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高滝ダムで撮影した動画はご覧いただけましたでしょうか?エリア選定の仕方から始まり、バズベイトの詳しい使い方から各種トップウォーターのロッドワークまで、晩夏まで役に立つ情報が盛りだくさんですのでぜひご覧ください!

いま一度おさらい!バズベイトのローテーション

動画の内容の延長になりますが、今回はバズベイトのローテーションについてです。

バスフィッシングのハイシーズンとも言える今の時期、タックルボックスの中にバズベイトを入れておく方は多いのではないかと思います。ではバズベイトを複数種類持ち運び、状況に応じて使い分けている方は果たしてどのくらいいるでしょうか?

おさらいも兼ねて説明をすると、ノリーズでラインナップされているバズベイトは現在3種類あります。

弱い方から強い方へ並べると、ボルケーノⅡ→ボルケーノグリッパー3/8oz→ボルケーノグリッパー1/2ozとなります。

とりあえずバズベイトを投げてみよう、という感じであれば、動画でご説明した通り、真ん中の強さのグリッパー3/8ozから入るのが良いです。そこから強くしたければ1/2ozへ、弱くしたければボルケーノⅡへ、というのが基本のローテーションです。

グリッパーでミスが続いたのでボルケーノⅡにローテーションしてキャッチ!

ローテ時の具体例

ここで、例えば弱くする時の具体例を挙げてみますと…

・ミスがクリアアップしている
・人が多くてプレッシャーが高い
・風がない
・バイトが浅い

などです。当然上記の逆の条件下では、強い方へローテーションをすることが多くなります。

トレーラーの有無と選択で更に広がるローテーション

H-1グランプリに出場しだす前は、バズベイトには必ずと言っていいほどトレーラーワームを装着していました。

最もよく装着していたのはエコギアのファットグラブでして、テールを切ったボディだけをウエイト代わりに装着して、遠投しやすくすると同時に障害物の回避能力をアップさせていました。

H-1に出場しはじめた2013年頃からはソフトベイトの釣りを辞め、プライベートでもH-1ルールに則って釣りをすることがほとんどだったため、トレーラーワームを使わなくなっていました。

ところが数年前から噂を聞いていた亀山ダムロコの立川さんの釣りを雑誌Basserで読み、あまりに気になったためボート屋さんに転がっていたデプスのデスアダーをグリッパー3/8ozに装着して使ってみたところ、なんと52cmをキャッチ。

グリッパーにデスアダーの組み合わせでキャッチした相模湖の52cm

経験上、使いだしてすぐに良い結果を得られるルアーや釣り方はスペシャルであることが多いので、これは研究した方が良いなと思いました。

なのでトレーラーワームを自分の中で解禁し、色々と試してみようと思う次第です。使い込んでみて、皆さんにフィードバックできることもたくさんあると思いますので、乞うご期待!

津輕 辰彦(Tatsuhiko Tsugaru) プロフィール

津輕辰彦(つがるたつひこ)…1986年生まれ。プライベートでもハードベイトしか投げないハードベイター。特にスピナーベイトを得意とし、H-1グランプリではマスターズカップを2勝している。通称ガルツー。スポンサー:ノリーズ、アザーセルフ、ハヤブサ、フィッシングガレージブラック