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【新進気鋭のNEWスピナーベイト】メガバス「SV-3」を琵琶湖プロガイド杉村和哉が語る

寄稿:杉村 和哉
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皆さんこんにちは、琵琶湖プロガイドの杉村和哉です。

この度、メガバスのNEWアイテムとして新進気鋭のスピナーベイト、「SV-3」が発売されます。

このルアーはメガバスの伝統あるフィッシュヘッドスピナーベイトであるV-3シリーズの後継モデルとしてリリースされるのですが、僕も去年からこのスピナーベイトのテストに参加させてもらっており、こだわりにこだわってテストをしてきました。

 

今回はその観点から少し「SV-3」についてお話できればと思います。

杉村 和哉(Kazuya Sugimura) プロフィール

WESTマリーナ・オリーブを出艇マリーナとする琵琶湖プロガイド。オールラウンダーなんだけど、巻きの釣りが好み。1984年6月生まれ、奈良県出身。琵琶湖の持つ魅力「全てにおいてのスケールのデカさ」「全てにおいてのポテンシャルの高さ」に惚れ込み琵琶湖湖畔に移り住む。琵琶湖にてフルタイムプロガイドサービス『SUGIMURA GUIDE SERVICE』を営む。

 

メガバスのNEWスピナーベイト「SV-3」

SV-3の3つの特長

まずSV-3を語る上で特長的な点と致しましては「①:コンパクトであること」が挙げられます。

これは、魚を1本でも多くキャッチするためにも絶対的に重要なポイントであります。単純にルアーシルエットを日本の小さなベイトフィッシュにアジャストさせると言う意味でも、フルサイズのスピナーベイトに比べて喰わせ能力が非常に高いのが特徴です。「コンパクト=強み」でもあります。

 

メガバス公式「SV-3」詳細ページはこちら

スピナーベイトがコンパクトであればあるほど、キャスタビリティーが向上し、風の抵抗も受けにくく飛距離を出せるため、SV-3をバスが居るであろうスポットへ正確にアプローチする事ができます。これはタフコンディション下、強風下でのキャスティングによるストレスも軽減され、大きなメリットとなるでしょう。

次の特長は「②:ワイヤーが太軸でタフであること」。長期間の使用に耐えうる強靭さと、ファイト時に破損するリスクを軽減しています。SV-3が葦などの障害物にスタックした場合、ワイヤーに張りがあり、障害物にまとわり付きにくいことにより根掛かりを気にせずアプローチをすることが可能です。バスからバイトがあった際にフッキングパワーが針先まで瞬時に伝わりやすく、バラシのリスクも軽減されます。

ただ、ワイヤーが太いことによってデメリットが生まれます。それは、釣れる要素のひとつである『バイブレーション』がルアー全体に伝わり難くなる、と言うことです。バイブレーションが強く出るスピナーベイトはバイトを得やすい傾向にあります。

しかし、その“デメリット”を補うために、とある工夫を致しました。それがこのスピナーベイトの3つ目の特徴である「③:専用設計の「SVブレード」でバイブレーションを増幅させた」と言うことです。

一般的なスピナーベイトのブレードとは違い、縦に折れ目を付けたSVブレードは僅かな水流でも水を掴んで高速回転し、かなり強めのバイブレーションをボディー全体に伝えます。表層のバジング、ガーグリングの釣りからボトムのスローロールまで完璧にこなせる魔法のブレードですね。

 

杉村的“マル秘”使用法

上記に挙げました3つの特徴以外にも杉村的なマル秘使用方法があります。

それは、カバーやウィードにコンタクトした際にヘッドの下顎の出っ張り部分を使い、わざとスタックさせるというもの。ルアーにテンションを与え、すり抜ける時にSV-3に大きくヒラを打たせることでバスからのバイトチャンスを更に拡大させることが可能です。

 

 

他にも特長としては、フックはフッ素コート処理がされており、錆びにくく鋭利な針先を保ちます。またスカートの本数も1本1本綿密に本数を決めてルアーバランスを調整。

関連動画はこちら

出典:YouTubeチャンネル「Megabass Channel」

まだまだ語れば止まりませんが『コダワリ』の塊であるSV-3はぜひ皆さんにグッドサイズのバスを運んで来てくれるのでぜひお試しくださいませ♪

 

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