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【マニアックポイントの魅力】深さによって潮の向きが異なる!家邊克己が癖のある手強いエリアに初挑戦

連載:家邊克己の「週刊!アジングマニアックス」
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縦の釣りを止めて細かくレンジを刻む誘いに変更

ですので、縦の釣りではなく15mを5mの幅3つと考え、そこを細かく探るようにしていきました。

表層には豆が湧いているので無視することにし、カウント40から120までを細かく探り、40から80、80から120という様に80まで探ったら40に戻します。

何回か試し、80から数えるという風に探り方を変えましたが、数を数えるだけで大変時間が掛かり、釣り始めたのが午前0時過ぎでしたので、眠たい(笑)。

でも、このような難易度の高い釣りは好きで、あくびしながら数えていると何度目かのカウント50のところでやっとモゾモゾというアタリが。

待ちに待ったアタリをアワセると重い(笑)。

ディープだから水圧が掛かり引きも重いのと、上げてくるまで時間が掛かり楽しい時間が長い!

浮いてきたのは22cmほどのアジで、これを釣るのにどれだけ苦労したか(笑)。

苦労しただけに、メッチャ嬉しい1匹でした。

 

なんとか1匹釣ることができましたが、時間はもう2時近くになり、明日もあるので引き上げることに。

 

2日目は雨の中の釣りに

そして翌日、完璧に攻略したいので、雨が降る中もう一度今度は少し早めの19時くらいにポイントへ。

到着した途端に雨が降り出し、レインを着ての釣りになりました。いつもなら撮影以外雨の中での釣りは絶対にしないのに、イソイソとレインを切る自分がいる、どれだけ勝手やねん(笑)。

と自分で突っ込みながらレインをしっかり着込んでポイントに向けて第1投!

タックルは昨日と全く同じです。

 

流石にこの雨の中、釣り人は誰もおらず貸切状態で釣り始めますが昨日にも増して潮が緩くアジの反応もイマイチ。

探れども探れども答えは返ってこず、メチャクチャ真剣になり、必死でアジを探しだしました。

こんなことは何年ぶりやろ?

声かけるなオーラが多分身体中から出ていたと思います(笑)。

 

マニアックポイントの癖

それくらい真剣に探っていると、カウント80の所で何かがジグヘッドに触った!

ん?と思うくらいの感じなのですが、緊張感マックスの状態なので間違いないと確信し。すぐにピックアップして入れ直しました。

と言うのも昨日釣りをしていて、このポイントの特徴なのが、通常のポイントならばアタリがあってミスしてもそのレンジをキープしておれば追い食いみたいに違うアジが喰ってきます。

ですがそれが全くなく、流れが複雑なのでアジがピンポイントに付いているようで、そのまま続けるよりはピックアップして、ピンポイントに投入し直した方が良いと思いピックアップしました。

そしてもう1度カウント80まで落とし、慎重にラインを張りながら、ロッドテンションを一定に保ちレンジキープを心がけていると再び感じました!

今度は会心のアワセが決まり、ロッドにアジの重みが乗ってくれました。

バラしたら大変なので、普段やらないくらい慎重に釣り上げたのは昨日と同じ22cmほどのアジ!

 

雨の中頑張った甲斐がありました。

アジングの楽しみは人それぞれ色々あると思いますが、僕の場合手強いポイントに出会すことが嬉しく、そこをどう攻略するかをあれやこれや考えることが好きなのです。

このポイントは暫く通ってみたい!

今度は潮の変化の大きな時に来てみて、今回とどう違うのかをもっと見てみたいと思わせてくれるポイントでした。

 

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