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【またまた新形状ルアーがデビュー】弱ったベイトのようなロールアクションを演出!O.S.Pの新作ルアー「ピクロ68F」をご紹介!

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2020年もアイデア溢れる新作を次々リリースする「O.S.P」。

ドライブショット4.5in」や「ドリッピー」などに引き続き、またまた新感覚ルアーが登場予定!

 

ピクロ68F【O.S.P】

2020年8月登場予定

それがこちら! 「ピクロ68F」。ルアー背面にリップが設けられた少し特殊な形状をしたルアー。

全長 自重 タイプ フック スプリットリング カラー 本体価格
68mm 4.4g フローティング リュウギ ピアストレブルダガー#10(前後) #1 10色(8月上旬発売5色、9月上旬発売5色) ¥1,800(税抜き)

付属パーツ

特殊繊維&チューブ2回分

 

推奨タックル

スピニングロッドは6ft〜6.6ftのUL〜Lアクション、ラインはフロロカーボンラインorナイロンライン4Lb.程度、PEライン1号程度

 

開発のキッカケ

ベイトフィッシュのようなナチュラルさを残しながら、短い距離でしっかりアピールして喰わせれるルアーが欲しいとのことで「ピクロ68F」が誕生しました。

ベースとなったのはスクラウンジャーと言われる、ジグヘッドに軟質ビニールのリップが付いたルアー。それにO.S.Pの阿修羅を融合させたら面白いのでは? ということで開発を開始。

ある程度完成に近づき、眺めていた社員からも、「これはやばい」という反応があったとのこと。ボディー形状やリップも軟質ビニールではなく、プラスチック成型でできないかと試作をしていくうちに、完成したそうです。

 

特長

「ピクロ68F」の最大の特長は、生命感溢れるロールアクションを発生させるトコロ。

背面に設けられたリップが、水の抵抗をクイックなロールアクションへ変換し、強烈な色覚変化&フラッシングを生み出します。

「ピクロ68F」の名前の由来は、”ピクピクと弱ったベイトをロールアクションで演出する”ことからきており、タダ巻きすると水面下約50cmをキープしながら、プルプルと小刻みなロールアクションで表層を無警戒に泳ぐベイトフィッシュを演出。

まるでシャッドを巻いていながら、ワームのミッドストローリング(ミドスト)をオートマチックに再現しているような新感覚です。

 

実際のスイム映像はこちら!

 

早巻きではパニック状態のベイトを演出

ゆっくり巻いた時のアクションレスポンスもさることながら、速巻きさせるとリップが水を受け流し、高速ロールアクションで逃げ惑う様子を演出。ボイル撃ちなどにも効果的です。

また68mmという喰わせやすいサイズ感と尾びれのように揺らめきなびく特殊繊維が本物のベイトフィッシュのような生命感を演出。

 

それに、絶妙な浮き加減&姿勢による水面放置アクションなども効果的で、ラインスラッグを軽く揺すった際のピクロ特有の微ロールは瀕死状態のベイトフィッシュを演出し、スレたバスも思わず口を使うほど。

水面に浮いた状態でショートジャークを加えれば、リップ後方で空気を孕みながらダイブし、ポッパーやダーターのようなボコンという捕食音のようなサウンドを奏でながら、バスの捕食本能を直撃します。

連続ショートトゥイッチでは手前に寄ってしまう力をロール方向に受け逃し、タダ巻き時以上に倒れこんだアクションで、短い移動距離で激しく存在をアピール。

 

解説動画もチェック!

 

実際使うとどうなのか?

ここまで、「ピクロ68F」のルアー本体についてのご紹介でしたが、実際使うとどうなのか? 以前、千葉県のリザーバーで「ピクロ68F」のテストが行われた時には、バスがカッ飛んでくるようなバイトが連続して起こったそうです。

スモールマウスバスで試すと一体どうなのだろうかと、野尻湖のO.S.Pプロスタッフ林 晃大プロと同船してテストしたとのこと。

林 晃大(Koudai Hayashi) プロフィール

林晃大(はやしこうだい)長野県の野尻湖に拠点を置きつつ、琵琶湖や出身地の山口県のリザーバーなどで、プロガイドとして活動中。 トーナメントにも積極的に参戦・優勝、上位入賞多数。 主な戦歴は… 2015年中部信越チャンピオンシップ優勝 2015年NBC東日本決勝大会3位 2016年野尻湖チャプター最終戦優勝 2016年野尻湖チャプター年間2位 2016年NBC東日本決勝大会優勝 2016年JBマスターズ野尻湖4位 2017年野尻湖チャプター年間1位 2017年JBマスターズ野尻湖準優勝 2018年野尻湖チャプター年間5位 2018年JBマスターズ野尻湖5位 2018年チャンピオンシップ野尻湖準優勝。 また、メバリングやクロダイなどのソルトゲームの分野にも詳しく、年々、活動の幅を広げている。

 

その日のテストは6月上旬に登場した「アイウェーバー60SSSがメインで、「ピクロ68F」のテストは短時間。10月後半でスモールマウスバスは、ディープに落ちていて活性も高いとは言い切れない時期。

それでも、1時間という限られた時間の中で良型3連発を釣り上げたそうです。新鮮な気持ちになったと林プロも絶賛していたそうで、サイトフィッシングでバスを見つけて使えばパクリとバイト。

 

真冬でも下から突き上げてくるようなバイトが

2月中旬の真冬リザーバーでは新製品を紹介する雑誌の取材だったそうですが、正直厳しいだろうと思っていたそうですが、それでもバスが浮いてきそうな岬へキャストして微ロールさせながらトレースさせてくると下から突き上げてくるようにバイト。

釣れるバスのサイズが50cmクラスの良型連発。そんなことで、発売に至るまでに要所要所で釣果を誇っていたそうですが、ついに完成。

 

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