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【ジギング/スロージギング/SLJ】アクションやタックル紹介など!ジャンル別オフショアジギングの基礎について徹底解説!

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ジギング特集2020

SWルアーフィッシングの人気ジャンルの1つ、”オフショアジギング”。

陸からではなく船からメタルジグと呼ばれるルアーを使い、青物、マダイ、根魚、ヒラメなどのフラットフィッシュなどを狙う釣り。

オフショアジギングにも色々なジャンルが存在し、近年注目されているのが、”ジギング”、”スロージギング”、”SLJ(スーパーライトジギング)”の3タイプのジャンル。

それぞれタックルから使うジグ、またはアクションなどが異なってくるので、今回は3つのジギングの基礎的なことについて解説していこうと思います。

 

ジギング

まず、通常の”ジギング”。色々なジギングのスタイルはこの釣りから始まったと言えるでしょう。

主な対象魚はブリやヒラマサ、カンパチといった大型青物をメインターゲットとしたジャンルで、100g〜300g程度のメタルジグを使用する釣り。

 

ジギングのタックル

では、実際にジギングで使用するタックルについて紹介していきます。タックルは主にスピニングタックルとベイトタックルの2種類を使います。

スピニングタックルはワンピッチや早巻き、ハイピッチジャーク(ジャカジャカ巻き)で魚を誘いたい場合などにオススメ。ベイトタックルはスローピッチなど大きいジャークを活かしたフォール中心の釣り方に適しています。

 

ロッド

ロッドは”ジギングロッド”と呼ばれる専用ロッドを使用。もちろん、ベイトリール用ジギングロッドとスピニングリール用ジギングロッドがそれぞれ存在します。

両方とも約5~6ft前後の長さが一般的。ロッドの選び方に関しては、釣行先のポイントの水深や潮流によって、または使用するメタルジグの重量に合わせて選ぶことが基本です。多くのロッドは100g〜300g程度のルアー範囲でロッド強弱が設定されています。

 

リール

リールもスピニングリールとベイトリールの2種類を使います。

スピニングリールの基本的なサイズは、シマノのスピニングリールだと6000番から8000番。ダイワのリールだと3500番から4500番がオススメ。

ベイトリールの場合は、PEラインの標準糸巻き量が、3号なら最低でも200m巻けるモノが最適です。

 

ライン

ジギングで使用するラインは基本的にPEラインがメイン。これは、水深100mなど深場でジグを操作するので、できるだけ高感度(伸びがない)ラインを使う方が操作がしやすく、結果釣果につながります。

8kg〜10kgの鰤クラスを狙う場合はスピニング、ベイトともにPE2号〜3号を300m程度巻いて使用します。

 

ショックリーダー

ショックリーダーは、メインPEラインの4倍が目安。PE3号使用の場合は3×4=12号(40Lb〜50Lb)ぐらいとなります。また、ショックリーダーの長さは釣行先のポイントにもよりますが5m前後ぐらいが基準です。

 

メタルジグ

100g〜300gのメタルジグを、水深に応じたウエイトで選びます。選び方の参考基準として水深×2倍程度の重さのメタルジグを使うのが一般的。

また、釣行前にポイントで使用しているメタルジグの重量について、船長などから情報を仕入れるのも手段の1つだと思いますよ。

 

基本アクションはワンピッチジャーク

ジギングのシャクリ方には、”ワンピッチジャーク”や”ハイピッチジャーク”(ジャカジャカ巻)、”コンビネーションジャーク”など色々な誘い方が存在します。

他にもベイトタックルと専用ジグで行う、スローピッチジャークなども。その中でも最も覚えやすくてポピュラーな誘い方が、”ワンピッチジャーク”。

リズムよくシャクッて1回巻く、シャクッて1回巻くを繰り返す方法で、最も基本的なアクション方法です。

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