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出場することがレベルアップへの近道。トーナメント出場のススメ。

寄稿:安藤 美治

どうも初めまして。

サンラインフィールドテスターをしている九州の安藤です。

さて。この度、レポートを書く機会をいただいたのですが、今のこのコロナ自粛のご時世で、なかなかバス釣りに行けません。

そこで、『サンラインバスファンカップ九州』の運営責任者など、20年にわたり陸っぱりトーナメントを主催してきた経験から、バス釣りのレベルアップを図る為のトーナメントの有効な活用方法をお伝えしたいと思います。

現在は各地のトーナメントも開催を自粛しておりますので、コロナ明けの時に活かしていただけたら幸いです。

安藤 美治(Ando Yoshiharu) プロフィール

サンラインテスター歴22年目。陸釣りトーナメント主催歴21年の50歳。 サンラインバスファンカップ九州運営責任者、KOG九州陸釣りグランドチャンピオンシップ代表という肩書を持つ。 バス釣りは、ジグヘッド、インチワッキー、スプリットショットが得意で、近年はタチウオテンヤ等ソルトにも熱中するマルチな一面も。

 

トーナメントに出場する意味とそのメリット

トーナメントは敷居が高い?

よく、初参加の選手から「大会の存在は知っていたけど、出場できるレベルじゃなかったので…」と言う話を聞きますが、ごく稀に「友人に付き添って、借りた道具で釣れました」なんて入賞者もいたりします。

2015鹿児島大会

2017大分・日指ダム大会

意外に初心者は多く、また入賞の可能性もあります。むしろ私は、初心者の方にこそ参加していただいて、レベルアップを効率的にしていただけたらと思います。

 

なぜレベルアップができるのか

先ず、競技の場ですから順位成績という形で釣果の結果が出ます。

そして、表彰式では上位入賞者のコメントで、その日の釣果に繋がった…

①ポイント
②タックル
③ルアーとカラー/アクション
④それを選択した理由

などの情報を聞くことができます。

そのフィールドが貴方のホームであれば、今後の釣果にダイレクトに使える情報になるわけです。

キッカーフィッシュを誇らしげに持ち上げる参加者

 

更に、そのトーナメントにプロのゲスト参加があれば、プロ目線でそのフィールドの有効な釣り方、タックル・ルアーの解説が聞けます。場合によってはもっと踏み込んだメーカー情報等が入手できる事で、それが賢いルアー・タックルの購入に繋がる時もあります。

 

参加者同士の交流が大切

トーナメントともなると、開催地以外の周辺の県からも多くの参加者があります。彼らからもたらされる情報は、更にレベルUPを図れる宝物です。

それは、新しいアプローチの情報になるわけですから。

開会式も、フィールド状況などの情報が得られる場

フィールド周辺の釣具店に並ぶルアーは、その地域での釣果に優れ、売れ筋となっているルアーが主となっています。当然、貴方の釣友達も同様のルアーで釣果を上げてきている事でしょう。

しかし、大会では得てして他県から来たアングラーが、思いもかけないルアーで釣果を上げて表彰台に立つ事も。

私の記憶に鮮明なのがフィッシュアローの『フラッシュJ』。

ウィニングルアーとなったことから定番化した『フラッシュJ』

隣県からの参加者のウィニングルアーとして公表された事で、その後地元アングラーが使い始め、更にそれが釣果に繋がったことから、そのフィールドではテッパンのルアーとなりました。

大会参加者は、そういった情報をイチ早く得る事ができます。

多くの参加者が集まる場所には理由が…

また、県外のアングラーとの交流を積極的に行うことで、他のフィールドで有効なルアーやその使用パターンの情報を入手する事は、貴方の釣りに新しい血が入るという事です。

トーナメントを通じて、どんどん友人を増やしてください。

 

主催・協賛メーカーの協賛品からもたらされる情報

私が運営する『サンラインバスファンカップ九州』で提供された協賛商品で、その後、更によく使われるようになったのが「シューター・FCスナイパー BMS(バイトマーカーシステム) AZAYAKA」です。

サンライン公式「シューター・FCスナイパーBMS AZAYAKA」詳細ページはこちら

通常の「FCスナイパー」より、以前はちょっとだけ高かった事から、同トーナメントの開催前は、サンラインユーザーでも「BMS」の使用を避けていたアングラーが少なからずいました。

しかし、大会の協賛商品で提供されたことで、その特性が認知され、特にミドストの釣りに対しては、ラインの視認性から得られるアタリを確実に取ることできるので、今では参加者中の使用率が高くなっています。

 

アングラーとしての資質の向上

最後に、なぜ私たち主催者はトーナメントを開催するのか。

もちろん、メーカーの宣伝という側面もありますが、それ以上に非常に大切なものがあります。

それはルールやマナーの向上です。

トーナメントでは、ルールが存在します。大会の運営上や安全性に関するルールだけでなく、そのフィールドの特性に関する使用上のルールもあります。また、釣り人として…以前の問題として、マナーも必要となります。

釣りの技術と同様に、バス釣りの害魚問題を払拭できるよう、アングラーが地域で受け入れられる釣りになる為に、ルール・マナーの向上を意識していただきたい。主催者側にはそういった想いがあるのです。

大会常連ともなれば、オリジナルのトーナメントシャツを着られる方も

最後に、各地のトーナメントへの参加者が増えるという事は、熱心なバスアングラーが多い事を数値で示すことができます。これは、各釣具メーカーのバスフィッシングへの力の入れ方の指針となり、さらにより良い製品作りに、一役買うというわけなのです。

有力ポイントを仲間で決め打ちするなどそれぞれ作戦が

これは、巡り巡って私たち釣人へ還元される数値です。

コロナ終息後は、ぜひトーナメントに参加してみてはいかがでしょうか。

 

サンライン(SUNLINE)

1977年設立、山口県岩国市を拠点とするラインメーカー。 独自技術の開発力が高いだけでなく、大手材料メーカーや大学研究機関との連携・共同研究 により、最新テクノロジーを駆使したライン開発も進めている。また各分野に約400人強のフィールドテスターがおり、現場からのフィードバックも豊富。 最新テクノロジーが導入されたあらゆるジャンル(バス、ソルト、トラウト、鮎、へらぶな、渓流など)のラインを続々と輩出中!

シューター(Shooter)

シューターはサンラインのバスフィッシング専用ラインブランド。フロロカーボンライン「FCスナイパー』シリーズや、ナイロンラインの「デファイアー」シリーズやマシンガンキャスト、そしてPEラインのステューターなどが特に人気を集めている。