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【ジョイクロ×バクラ】迫力満点!琵琶湖のストロングパターンを人気ガイド福本裕隆が大公開!

寄稿:福本 裕隆
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琵琶湖のバス釣り完全ガイド2020

皆様、はじめまして。

琵琶湖でフルタイムガイドをさせていただいている福本です。

5月初旬現在、コロナウイルスの影響で皆様大変な思いをされている事かと存じます。僕も今は我慢の時とグッとこらえて、またフィールドに出られる日を心待ちにしております。

さて、フルタイムガイドとなり約8年となりますが、今回は毎年ゲストさんに大興奮していただいております、ジョインテッドクロー178のパターンと、濁れば通年使える安定パターンのバクラのパターンご紹介をさせていただきたいと思います!

福本 裕隆(Fukumoto Hirotaka) プロフィール

琵琶湖でフルタイムガイドを営む傍ら、ロッド制作なども手掛ける。 ストロングな釣りからライト系までを得意とする人気プロガイド。

 

ジョインテッドクロー178 パターン

ガンクラフト公式「鮎邪 JOINTED CLAW 178」詳細ページはこちら

 

誰もがジョイクロで釣れやすくなるタイミングと狙うべき場所

琵琶湖の場合、急な激濁り…とかでなければ年中釣れるチャンスがあるジョイクロですが、特に誰もがキャッチしやすくなるのは6~12月となります。

 

これは琵琶湖(特に南湖)のウィードが高くなっている時期であり、12月いっぱいは背が高い状態で残っている事が多いのですが、狙うべきはこの背の高いウィードになります。

最近は魚探性能の進化が凄まじいのですが、このジョイクロの釣りに関しては魚探が無くても大丈夫!!笑 ここで、頼るのはご自身の「目」になります。

まずは目視でウィードが見える場所を探す事からスタート。

数年前と比べて南湖のウィードは高い場所、低い場所、全くない場所が結構ハッキリしてきており、場所は絞りやすいかと思います。

目視でチェックしてウィードの高い場所を探します。ウィードの種類については正直こだわらなくてもOKで、とにかくまずは高い場所を意識します。

「高い」という表現だと曖昧になるので、具体的な数字で表すと、目で見た感じ水面~ウィードまでの隙間が50cm~2mぐらいの場所が、特に釣りやすいエリアになります。

そして、それが確認できるぐらいの水の色が、僕のガイドではジョイクロ投入のタイミングとなります。

 

狙う天候やアクションについて

仕事柄、余程の荒天でない限り湖には出ており、晴れ~雨と色々なタイミングでジョイクロを投入しておりますが、ビッグサイズが出やすいのは個人的に波があまりないタイミングとなります。

 

波風があっても釣れますが、無風の方が狙いたいウィードが見やすく、特にバイトシーンも目に見えるので、興奮度が増します!!

アクションについては琵琶湖の場合、8割は“ただ巻き”で食わせます。

ただ巻きって一番わかりやすいけど、曖昧な表現ですよね?笑

イメージしてもらうとわかりやすいのですが“ウィードに当たらないけど、できるだけ近いレンジを通せる速度で普通に巻く”そんなイメージで大丈夫です。

使うジョイクロのタイプは、そのレンジを通せるのであればフローティングでもシンキングでもどちらでもOK。

 

あまり難しく考えずに、まずはそのレンジを通せればOKぐらいの軽いノリでトライししてみてください!

残りの2割はジョイクロを追ってきた魚に対して、距離が詰まったタイミングや目に見えて高いウィードの横(琵琶湖の場合だとエビモやササバモである事が多い)で、リーリングジャーク(リール半回転を高速巻き)を入れたりもします。

数多くチェイスがあるエリアやウィードは、タイミングを変えて何度も入り直したりするというのもポイントですね。

 

持ち込むのはフローティング~シンキングまでの4種類

フローティングでもシンキングでもOKとお伝えしましたが、その日の状況やウィードの高さで使い分けるので、実際僕がボートに持ち込むのは4種類。

右からフローティング、サスペンド、スローシンキング、シンキングとなっています。

板オモリで調整するだけの簡単チューンで、貼る位置には特にこだわりなし。笑 視認性を上げる為、バイトマーカーも付けています。

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