ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

【プリ・ミッド・アフターが混じる時期】“竹じい”こと竹内俊美の晩春~初夏に効くエリア&ルアーセレクト術

寄稿:竹内 俊美
  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

皆さん、こんにちは。

霞ヶ浦水系をメインに活動している、サンラインバステスターの竹じいこと竹内俊美(たけうち としみ)です。

現在はなかなか外出しづらい状況が続いておりますが…気軽に釣りに行けるようになったらぜひ参考にしていただきたい、霞水系の晩春~初夏にハマるパターンについて、ご紹介していこうと思います。

竹内 俊美(Toshimi Takeuchi) プロフィール

霞ヶ浦水系をメインに活動中で、竹じぃ(TAKE G)という愛称で慕われているトーナメントプロ。 これまで数々の優秀な成績を残し、2015年JB霞ヶ浦第2戦霞ヶ浦/アブガルシアCUP優勝、2013年JB霞ヶ浦第4戦霞ヶ浦/V6マリンCUP準優勝など、霞ヶ浦水系では圧倒的な強さを誇る。

 

晩春~初夏のバスを釣るにはポイント選びが最も重要

この時期は1年で最も大切なスポーニングシーズン。特に5月に関してはプリやミッド、アフタースポーンなど色々混在する時期です。

これを念頭にまず、1番重要なのがポイント選び。これで釣果が決まるほど、重要なファクターです。

そんな大切なポイント選びですが、私が場所を選択する際に基準としている3つの要点があります。

 

①ハードボトム(リップラップ、粗目の砂底、テトラ、沈船)

まずは、ハードボトム。

コンクリート護岸の段差や、竹杭ではなく鉄杭が立ってるエリアはハードボトムの場合が多く、魚が寄りやすい印象。

 

②風の影響を受けにくい(強風で底荒れしない)エリア

ワンドや蛇篭のインサイド、テトラの穴、ドックの入り口などは比較的風の影響をあまり受けないエリアでオススメ。(※ドックの中は釣り禁止ですので注意)

 

③水質の良いエリア

5月になると、田んぼの代掻きが地域によって始まる場所があります。その水が入りこまないエリアを探すことがキーとなります。

 

 

釣り方と使用ライン&ルアーのご紹介

続いては釣り方について。

5月前半のスポーンに絡むナーバスなバスを狙うには、”じっくり”、”ゆっくり”誘う、いわゆる『ほっとけ釣法』が効果的。

私はストレート系ワームの「ヴェインパワープラス5.5in」【ベイトブレス】のネコリグやクロー系ワームの「バイズクローポートリー3in」【ベイトブレス】のリーダーレスダウンショットなどを使用します。

で、それらのルアーを使う際に活躍するのが「シューター・FCスナイパーBMS  AZAYAKA」【サンライン】。

サンライン公式「シューター・FCスナイパーBMS  AZAYAKA」詳細ページはこちら

 

ラインがたるんだ状態でも視認性が良く、ショートバイトも見逃さないというところがけっこうキモなんです。

 

5月後半になるとアフター狙いがメイン

5月も後半に入ると、アフターのバスをメインに狙っていきます。

狙いはスポーニングエリアから1番近くにあるアシやブッシュ、杭、マンメイドストラクチャーなど。

そして、それらのエリアの中層にサスペンドしていることが多いので、「ジー・スティック」【ベイトブレス】というスティックベイト系ワームのノーシンカーやスピナーベイト「Dゾーン」【エバーグリーン】のリフト&フォールで狙っていきます。

この時期のバスは、傾向として“斜めの動きに反応する”ことが多いので、ぜひ試していただきたい狙い方です。

さらに、天候によっては移動距離を抑えられる表層系ルアーの「ワンズバグ」【エバーグリーン】などが活躍します。

ワンズバグなどを用いたトップウォーターゲームを展開するときはナイロンラインを使用することをおススメします。

私が使用しているのは「シューター・デファイアー アルミーロ 」【サンライン】。このラインは“伸びにくい”という性質があり、しっかりフッキングできるというメリットがあります。

サンライン公式「シューター・デファイアー アルミーロ 」詳細ページはこちら

 

霞ヶ浦水系は毎年5月がスポーニングシーズンで、各団体マリーナなどトーナメントやライブウェルの使用を自粛しています。

釣行においては釣った魚がブラインドネストのバスの可能性が高いので、なるべく早くリリースしてあげて下さいね。

1 / 2
次へ