秋も深まり、いよいよシーバスゲームのハイシーズン。ベイトフィッシュを追って、港湾部や運河、身近な河川にも多くのシーバスが接岸する、アングラーにとっては堪らない季節。

今回注目したいのが、まさに現代のシーバスを攻略するために生まれたロッド、天龍「スワット（SWAT）」シリーズ。その中でも特にこれからの時期に活躍してくれるモデルが「Tidal Walker」。

スワット【天龍】

秋の湾奥ゲームで使いたい「Tidal Walker」

「Tidal Walker」— 潮の歩き手。この名を冠するのは、「スワット」シリーズの中でも、港湾部や運河、中小河川といった、いわゆる“ベイエリア”での釣りに特化したモデル。

ピンスポットを正確に撃ち抜く精度と、プレッシャーの高い状況を打開する繊細さが求められる場面で真価を発揮します。具体的には、以下の2モデルがラインナップ。

橋脚の際やシェードの奥に、正確にルアーをキャストするためのロッド。ショートバイトも弾かないティップを持ちながら、ランカーが掛かっても主導権を渡さないバットパワーを持つ

激戦区でさらなるポイントを狙うため、遠投性能をプラスしたモデル。遠くのポイントでもルアーの動きが明確に伝わる感度と操作性を両立

“進化した個性”を支えるテクノロジー

スワットのコンセプトは、「求めたモノは、進化した個性」。シーバスゲームにおける様々なフィールド、戦略に対応できるように、各モデルが「進化した」個性を持っています。

スワットのバット部には、カーボンナノチューブ（C・N・T）素材が採用。これにより「シャープさ」と「粘り強さ」という相反する性能の両立が可能。

軽い力で投げても、ブランクがしっかり反発してルアーを弾き出すシャープなキャストフィール。それでいて、シーバスの強烈なエラ洗いや足元での急な突っ込みに対しては、ブランクがしなやかに曲がり込んで追従し、フックアウトを軽減。高弾性ロッドにありがちな“硬すぎてバラす”という弱点を克服し、感度とキャッチ率を高めます。

あえて塗装を排したアンサンド仕様のブランクは、軽量化とブレのないシャープな振り抜け感に貢献。絶妙な高さと配置でセッティングされたチタンフレームのKガイドは、ライントラブルを抑え、ブランクの性能を最大限に引き出して飛距離を向上。 これらの要素が組み合わさることで、「進化した個性」というコンセプトが形になっているのです。

サーフ、磯、そしてベイトまで。多様なフィールドへの“答え”

スワットの真価は、ベイエリア対応モデルだけではありません。そのラインナップは、アングラーが挑むあらゆるフィールドをカバー。

出典：YouTube「TENRYU CO.,LTD」

天龍公式「スワット」詳細ページはこちら

広大なサーフや大規模河川で、誰よりも遠くへルアーを届けたいアングラーへ。ただ硬いだけでなく、C・N・Tによる粘りが、遠くの魚とのファイトでもアングラーにアドバンテージに

平磯や荒磯という過酷なフィールドに挑むアングラーへ。サラシの中の狭いスリットを撃ち抜くキャスト性能と、強烈なヒラスズキの引きをいなし、根ズレを回避するためのパワーとしなやかさを備えた専用モデル。足場の高さや状況に応じて選べる2機種がラインナップ

ビッグベイトをピンポイントに撃ち込み、太いラインで強引なファイトをしたいアングラーへ。MLパワーのティップがルアーに艶めかしいアクションを与え、モンスタークラスもキャッチ可能

自分のスタイルや通い慣れたフィールドを想像しながら、数あるラインナップの中から最適な「個性」を選び出す。スワットは、あなたのシーバスゲームを新たな次元へと導いてくれる、確かな実力を持ったシリーズです。

天龍（TENRYU）

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量＆高感度のＳＷライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。

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