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【マイルド系ティップってどうなの?】気になりマクりなオリムピックのアジングロッドを実釣インプレ!

寄稿:P!NKO
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オリムピック・フィールドテスターのp!nkoですわ!

P!NKO(pinko) プロフィール

博多湾奥アジミーティングの首謀者。OLYMPICフィールドテスター。Aqua Waveフィールドテスター。

早春のアジング…九州北部の場合

例年3月は、なかなか安定した釣果が出せず、日毎にムラが激しい北部九州…。夕マズメのゴールデンタイムにアタリ無しってことも珍しくありません。私も3月初旬頃にはホゲ散らかしてしまい、釣行後の泣きながらラーメンを食べたものです。

そんな早春でも「アジに会いたい」ってことで、佐賀県は呼子エリアにリベンジに行ってまいりました。

今回は北部九州のライトゲームに精通しマクっている古賀くんと一緒に釣行。ポイントは潮通しもよく、常夜灯も適度に効いているエリアで、ヨレた潮目付近で時折ライズが見えてます。

今回、使用したタックルは…
ロッド:ヌーボコルトプロトタイプGNCPS-612UL-HS
リール:ヴァンキッシュ1000SSSPG(シマノ)
ライン:ルミナシャイン 0.3号(ゴーセン)
リーダー:シーガーグランドマックスFX 1号(クレハ合繊)

出典:OLYMPIC

まずはジグヘッドに「サイコロヘッドSOKU 1.8g」、ワームに「レクシー」をセットしていましたが、クイックな動きよりスローに漂わせる方が反応がよいとのことで、ジグヘッドを「サイコロヘッドミニ 0.8g」に「アジール」にチェンジ。

表層からカウント5までの間をレンジキープさせていると、モゾっとしたアタリがあり、20cmちょいのアジをキャッチしました。

その後、同パターンで数匹追加したところで、サイズアップを狙い深くリグを沈めましたが、アジからの反応は得られず…沖に引かれる潮を沈めすぎないように注意しながらドリフトさせてアジを追加し、納竿。

実釣1時間で5匹程と入れ食いではありませんが、アジとの気持ちイイやりとりを堪能させてもらいました。

実釣インプレッション!

今回、使用したアジングロッド「ヌーボコルトプロトタイプGNCPS-612UL−HS」の私なりのイメージですが、いわゆるパッツン系と言われるアジングロッドに比べるとティップがややマイルドな味付けになっています。

パッツン系と比較した際のデメリットとしては、重たいジグヘッドをダートさせるようなシチュエーションではティップが入り過ぎてしまい、キビキビと動かす動作は不得意です。

ティップがマイルドだと…

では、逆にティップがマイルドになるとどんなメリットがあるのか?

それは、ティップが入ることによりジグヘッドの重みを感じやすく、重みの変化(潮の変化)をサーチする能力に長けています。またジグヘッドをコントロールしやすくなるため、アジとの距離をグッと縮めることができます。

ティップがマイルドになる恩恵がもう一つ…軽量ジグヘッドの使用感が非常によいです。特にアンダー1gの操作性は素晴らしく、0.2gから1.5g程度までのジグヘッドを多用される方になら、「違い」を感じとって頂けると思います。

どのロッドでも言えることですが、スペックに表記されているウェイトの範囲内のジグヘッドなら問題なく使えます。しかし、その範囲内で最も使用しやすい快適なウェイト範囲というのも確かに存在すると、個人的には思っています。

そのロッドの特性を理解して、そのストロングポイントを最大限に引き出すのも釣りの楽しみの一つだと思います。