これから春~初夏にかけてのシーズンは、エサとなるベイトも豊富になりアジングやメバリングなどライトゲームを楽しむ好機。今回は好機のハシリのタイミングで、ライトゲームフリークの中では「メバルの島」とまで言われる離島、三重県・答志島(とうしじま)に釣行した。
答志島は、三重県の「鳥羽マリンターミナル」という船着き場よりフェリーで約15分程度で到着する島。
島にはレンタカーがないため、今回は宿泊先の宿に車を借り、スニーカーでも行けるお手軽な港系ポイント数カ所を回るスタイル。ちなみに島にはサーフや磯場もあるため、ポイント開拓も面白いと思う。
ただ道路は決して広くはないため、駐車の際には十分に注意すること。
さて今回、回った港は比較的規模も大きく、海底は砂地で海藻が点在していた。また堤防際にも海藻が点在しており、まさにメバルの絶好の住処となる場所が多い印象。ハイシーズンには港内でもメバルが海面近くまで浮き、ボイルがあるという情報も納得できるシチュエーションだった。
そんな中、釣行当日は常夜灯のある港内の少し沖めに点在する海藻回りを、光るフロートリグ「かっ飛びボール」を使い、丹念に探ってみた。すると少し沖目にできる常夜灯の明かりの明暗で、エサを捕食する魚のボイルを発見!
出典:Hapyson
表層を「かっ飛びボール(カン付・タイプSS・レッド)」+ジグヘッド0.6g+ワームを遠投し攻めると早速アタリがあり、ヒット!正体は「マアジ」だった。
答志島では、少し前までアジが好調に釣れていた様で、その居残り個体だったのかもしれない。実は内心メバルと並ぶ釣りたいターゲットだったため、最高のスタートとなった。
表層にアジがいることは分かったため、少しカウントダウンさせ、さらに海藻の影をていねいにリトリーブするとまたまたヒット!小気味良い引きの正体は、本命の「メバル」。良型とは言えないサイズだが、かなり嬉しい1匹だ。
その後も同ポイントで、海藻のキワや隣接する岩場のキワなどを「かっ飛びボール(カン付・タイプSS・レッド)」+ジグヘッド+ワームで攻めるとメバルが連発。
当日は風が強く、水面が波立っていたため思うように色々なポイントを攻めることができなかった。
さらに沖めもメバルが浮きづらく、あまり良いコンディションではなかったが、メバルの付きそうなストラクチャー(海藻や岩場や堤防)のキワをていねいに探ることで釣果が出た。
「堤防ギワでフロート?」と思われる方も多いかもしれないが、暗闇の中で岸壁をていねいに探れるのも、視認性の高い光るフロートリグ「かっ飛びボール」の特長。
岸壁ギワを正確にリトリーブできるので、岸壁の海藻に付くメバルもヒットさせることができるのだ。
フロート+小型プラグでシャローの広範囲にチェック
その後、港奥の風の影響が少ないシャローエリアを攻める。
ここでは「かっ飛びボール(カン付・タイプSS・レッド)」+小型プラグで狙うと、プラグにもヒット!
かわいいサイズのメバルながらフロートプラッキングにも成功。
「フロート=ワーム」と思われる方が多いと思うが、「フロート+プラグ」も引き出しの一つとして実践してもらえると嬉しい。
今回はメバル、アジともにサイズこそ振るわなかったが、どの魚も小気味良い引きを楽しませてくれた。
またボトムを探れば、ガシラ(カサゴ)やタケノコメバルなどの釣果もあり、ハイシーズンを前に楽しむことができた。
今回使用した「かっ飛びボール」は、軽いジグヘッド+ワームやプラグを遠投できる光るフロートリグ。
アジングロッドでもキャスト可能な小型のサイズのモノから、パワーのあるライトゲームロッドで使用可能な遠投タイプのHEAVYサイズまで各種あるので、自分のスタイルに合ったタイプの「かっ飛びボール」を選んでみてほしい。
視認性が高まり、正確なアプローチができるのが最大の魅力だ。
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