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サーフ以外からもヒラメは狙えます! 専門で狙うと予想外に釣れる河川のヒラメゲームを紹介

寄稿:滑谷 徹
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こんにちは、なべちゃんこと滑谷徹です。

今回はちょっと変わったフラットフィッシュゲームをご紹介したいと思います!

さて、シーバスアングラーの方であれば、夜の河川でシーバスを狙っていると、ヒラメが混じって釣れることを体験したことがあるかもしれません。そうなんです。実は河川でもヒラメなどフラットフィッシュゲームが楽しめるんです。

といいますか、実は河川のヒラメは専門に狙うと予想外に容易に釣れちゃう事が多々あるほど。

というわけで、今回はサーフからのフラットフィッシュゲームでは無く、ちょっと一般的ではないかもしれませんが、河川からのフラットフィッシュゲームを紹介させて頂きます!

滑谷 徹(Toru Naberidani) プロフィール

1997年生まれ、岐阜県出身。現在静岡県に在住するマルチアングラー。幼少期から渓流や本流トラウトに親しむ。静岡に進学後SWフィッシングを本格的に開始する。現在はジャクソンスタッフ

 

水温の上昇とともに河川に入ってくるハクや稚鮎などを狙ってヒラメも河川に!

少し整理してご紹介します。

まず1月の低水温期から水温の上昇に伴いハク、稚鮎などの様々なベイトが河川に現れはじめます。

実はヒラメは、このようなベイトを捕食するため河川へと遡上してくるというわけなんです。

それでは、いつ、どのように河川でヒラメを狙えばイイのか? を解説させていただきます!

 

【河口に近いほど高確率】

まず河川のエリアに関してですが、基本的に河口に近いほどヒラメとの遭遇率は高いです。

河口はヒラメがソ上する入口に当たるので基本的には河口部に近いほどヒラメのストック量が多く個体の回転率も高いです。

また川幅は広く水深は深い規模の大きな河川ほど可能性も高くなります。

 

【夜間の明暗部での釣果が圧倒的】

狙う時間帯や狙い方についてですが、まず時間帯は、日中に狙うことも可能ですが、確率的には夜間の明暗部にベイトを捕食しに来た高活性なヒラメを狙った方がよりイージーに釣りが組み立てられます。

狙い方は明暗部周辺のボトムが砂もしくは砂泥質であり、ブレイク等の地形変化があるとさらに有望になります。

 

【スローなジグ単での誘いが有利】

誘いについては、明暗部に付いたヒラメは出来るだけスローに誘うのが有効です。

水深や流速に合わせて5グラムから12グラムほどのジグヘッドにストレートタイプのワームをセットします。

私の誘い方は着底後2、3回ほどショートトゥイッチを加え高さを与えたあとにテンションを維持しながら低速でハンドルを回転させる【巻き落とし】といった誘いを多用します。

 

この誘いはサーフフィネスでも有効なアクションなので是非お試し下さい!

このような繊細なアクションや軽量ジグヘッドのボトムスタッチを感じ取る際フィネス専用のロッドであるサーフトライブ9202Lは操作しやすく、かなりオススメです!

機会があれば是非お試し下さい!

いつもは立ち寄る事のない河川や河口にも思いもよらぬ大型のヒラメが潜んでいるかもしれませんので、ぜひチャレンジしてみて下さい!!