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【サーティフォー】フィッシングショー出展内容とアジング初釣り遠征レポート!in長崎県

連載:家邊克己の「週刊!アジングマニアックス」
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あけましておめでとうございます。本年も、家邊克己の「週刊!アジングマニアックス」を宜くお願いいたします。

今年は、1月の『釣りフェスティバル2020』と2月の『フィッシングショーOSAKA2020』それから3月の『西日本釣り博2020』に34(サーティフォー)は出展予定です。

まずは、今回のフィッシングショーで展示する新製品の内容を紹介します。

まずロッドは「HSR–63versionⅢ」と豆アジングロッドの「FPR―46」。

ジグヘッドは『グリッターヘッド』と『小豆(こまめ)ちゃん』。新作ワームは『パフネーク』です。

その他にもフィッシングショー出展記念で発売する、「ZEROGURAダブルハンドル Ⅳ」のシルバー無垢の限定カラーハンドルなど、色々な製品をみなさんにご覧いただけるように、展示しているので、ご来場をお待ちしています。

家邊克己 Yabe Katsumi プロフィール

サーティフォーCEO、製品開発責任者。全国津々浦々、アジが釣れると聞けば、ドコへでも足を運び、実際に釣って、アジングの楽しさを広く世に伝える、まさに「アジングの伝道師」というべき人物。かなり頻繁に全国各地で参加費無料のアジングセミナーも開催中! 釣具メーカー「34(サーティフォー)※社名は[みんな幸せに!]に由来」を立ちあげ、自身のノウハウを詰めに詰め込んだ製品開発に没頭中。京都府出身、福岡県在住、1958年9月生まれ。

 

初釣りは長崎県まで遠征に

年末から会社に居ないことが続き、溜まっている仕事を片付けるため、地獄の忙がしさが続き、正月休みも全くないまま缶詰め状態で会社に居続け、なんとか片づけることができました。

年末の釣り納めは博多湾でしたので、年明けの釣り始めは少し遠くへ行きたいと思い、長崎県まで行きました。

ポイントに到着すると、潮は全く動かずライトをつけて水面を確認しましたが、アジどころか魚が全く見えず、生命感の感じない海に来た感じ。

ですが、せっかく来たので、釣りを始めることに。潮が動いていないので、もしかしたら表層に居ると考え、「ストリームヘッド」(0.5g)【サーティフォー】に最近ハマっている「プランクトン」【サーティフォー】のこはくカラーを装着してカウントゼロの表層から探ると、ちょうど明暗の境辺りでいきなりアタリを確認。

 

「ストリームヘッド」【サーティフォー】

ウエイト 数量 本体価格
0.3g / 0.5g / 0.8g / 1.0g / 1.3g / 1.5g / 1.8g 5個 400円(税抜)

サーティフォー公式「ストリームヘッド」詳細ページはこちら

 

「プランクトン(こはくカラー)」【サーティフォー】

サイズ 数量 本体価格
1.8in. 8個 450円(税抜)

サーティフォー公式「プランクトン」詳細ページはこちら

 

生命感が無かったので、まさかアタルとは思っていなくて少し慌てましたが、アワセはバッチリ決まり、上がってきたのは21cmの新春アジ!

これは幸先良いと、同じ所に投げますが反応がなくなり、レンジを変えたり1時間ほど粘りましたが、ポイントではその1匹しか反応がありませんでした(T . T)

はぐれアジ?

こんなことも珍しく、新春1匹目だけに縁起物として挨拶に来てくれたのだろうか(笑)。

 

2か所目のポイントは透明度の高いシャローエリア

近辺の海域を色々見て回りましたが、どこも大差が無く、これはエリアを変えた方が良いと判断して大きくポイント移動。

1時間ほど車を走らせて到着したのは、来たことがない港。干潮間際のポイントをながめると、シャローポイントで透明度も高いのでブレイクラインまで地形がハッキリと見えます。

水深が浅いので、明るい所にはアジの姿は見えず、暗い部分の表層にいると考え、「ストリームヘッド」(0.5g)で狙っていくことに。

 

難易度の高い表層の釣り

表層の釣り方は極めて難しく、ちょっと油断するだけで直ぐにジグヘッドが沈んでしまい、アジのいる所を外してしまいます。

そうなるとライズなどが起こっているのに全く釣れないという現象が起こります。

アジが表層にいる場合は、風や潮の流れがない時が多く、水面下のプランクトンがどこにも流されずに漂よっています。

それを捕食しに浮いてきているだけなので、プランクトンの層から沈むと簡単に無視されてしまいます。

ですので、軽量ジグヘッドや「ゼログラヘッド」【サーティフォー】を使い、表層にジグヘッドを維持しないと釣れません。

 

「ゼログラヘッド」【サーティフォー】

ウエイト 数量 本体価格
0.3g / 0.4g / 0.5g / 0.6g / 0.7g / 0.9g / 1.1g / 1.3g 3個 550円(税抜)

サーティフォー公式「ゼログラヘッド」詳細ページはこちら

 

表層の釣りのキモ

表層を釣るには、ジグヘッドを強制着水させることがキモで、普段通りにすると、リールのベールを戻した時点でカウント3くらい沈み、ロッドを立てた時点ではカウント5は沈んでいます。

それでは水面から50cmは沈んでいるので、表層20cmにいるアジは全く見向きもしてくれません。

そのような理由で強制着水させるわけですが、着水と同時に釣り始めるには投げ終わった時のロッドの角度が重要。

釣り始める時と同じ角度にする事で、ジグヘッドは沈む事なく表層をトレースできるわけです。

その方法で暗部を狙うと、ちょうどブレイクでアタリが!

 

3か所目のポイントはゴミ溜まりが点在している小さな港

シャローなので明るすぎる灯の下には浮いてこなく、ここではパターンをハメることができ、納得したので次のポイントに移動。

今回は未開のポイント開拓が目的でしたので、次から次とランガンしていきますが、時間的に見て最後のポイントになりそうだったので、グーグルさんの地図に穴が開くくらい眺めて見つけたのは、国道から下った小さな港。

水深はかなりあり、潮は右から左へゆっくり流れています。先ずは外灯のある港の奥のコーナーから攻めることに。

ゴミが溜まっていたので、ゴミの外側から流れに乗せながら張らず緩めずで沈めていくと、2セット目でフッとジグヘッドの重さが消えました。

反射的にアワすと確かな重みで釣れたのは20cmほどのアジ。

 

ゴミ周りや流れの中を釣る時に有効なテクを紹介

この張らず緩めずで落としながら流しこむのは、ゴミ周りや流れの中を釣る時にとても有効ですので、ぜひ覚えてください。

ジグヘッドの重さを一定に感じ、ロッドで少しづつ送りながら落としていきます。

1セット5カウントで落とし、5カウントすればロッドを立てながらラインを出して送るの動作を繰り返します。

こうする事で流れの中の筋に長時間ワームを入れることができたり、流れに乗せてゴミの下をゴミの外側から探ることができるのです。

 

ここでも連発したので、港の出口の堤防の先端に出ようと向かいましたが、先行者がいたので、これにて初釣りは終了。

久々の新規開拓を楽しく終えることができました。昔はグーグルという便利なものが無かったので、海図を手に入れて海の中の地形を把握したりしましたが、今はグーグルの航空写真がかなり正確で、ポイントを見つける事がすごく容易になりました。

ポイント開拓もアジングの楽しみの1つなので、ぜひ皆さんも新規ポイント開拓を楽しんでみてはどうでしょうか?

 

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