こんにちは、鹿児島の見上(ミカミ)です。
今年は暖冬傾向ですが、段々と寒い日が増えてきましたね。
先日、兵庫県 生野銀山湖で開催されました「全日本バスプロ選手権 西日本」に参戦してきました。ライトリグの12mディープレンジでの釣りでしたので、ディープが効いてくるこれからの冬の釣りにもリンクしてますので解説させて頂ければと思います!
今回で3回目となる生野銀山湖での釣り
生野銀湖に来たのは過去2回のバスプロ選手権。今回で3回目。
10月終わりのこの時期はディープが有効なため、ダウンショットをメインとしたライトリグ主軸のタックルを用意しました。
出典:JB/NBC公式サイト
出典:JB/NBC公式サイト
2dayの試合で釣ったスポットは桟橋の下流にある、宮ノ谷の岬(下流側にある2番目の岬)先端の延長線上、水深10~12mのディープ。
少しなだらかな岬にストラクチャーは岩や立ち木、魚探にベイトやギルも豊富に映り、前日プラクティスから一級スポットと考えていました。そして、幸運なことにほかの選手は2日間入って来ず、朝からじっくりと思った様に釣りが可能でした。
※キーパーサイズ(25cm以上)、ノンキーパー含め2日間で約10本程。全て同じ岬で釣ったことになります。
魚探で見える岩や魚影に対してシューティングでリグを送り込み、少し上下に動かしたりドラッキングでズル引いてみたりとアプローチ。
結果1日目10位(3本606g)、2日目8位(2本386g)で総合2位の準優勝でした。
1日目の釣果
出典:JB/NBC公式サイト
2日目の釣果
出典:JB/NBC公式サイト
出典:JB/NBC公式サイト
リザルトはこちらから→
https://www.jbnbc.jp/_JB2019/view_result.php?t_id=10590&page=result
出典:YouTubeチャンネル「peakey channel / ピーキー チャンネル」
少しのミスが命取りに…
リザルトを見て分かるように少しのミスが命取りになる大会だったので、余念のないタックルセッティングが重要でした。
ラインはシューター【サンライン】の3ポンド(フロロカーボンライン)をチョイス!
出典:サンライン公式HP
規 格 | LB | 3 | 3.5 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
110yds. (100m) 単品 |
参考号柄 | 0.8 | 0.9 | 1 | 1.25 | 1.5 | 1.75 | 2 | 2.25 |
低伸度が特性のシューターですが、細糸はフィネススペシャルという扱いやすいしなやか目の設計となっております。
ラインは低伸度設計で高感度、かつ高強度なシューターの3ポンドを使用しました。低伸度ということは10m深度のディープでも感度を保ちつつしっかりフッキングまで持ち込めるということですので、今回のような釣りにはもってこいのラインです。
※銀山湖キーになってくるキーパーかつかつで重さの無いバスを、距離のある初期掛かりでしっかりフッキング出来ないと水面でバラすきっかけとなります。
ワームはドライブクロー2インチとHPシャッドテール2.5を使い分けました。
ドライブクローの自発的なアクションと、HPシャッドのハイピッチテールアクションがディープでもバスに対して良く効いてましたが、2つを同じくらいキャストしたのは一つの岬から釣り続けるのに違った波動の物をローテーションする必要があった為です。
カラーもローテーションしましたが、釣ったのはほとんど「ゴリミソブラック」というブラック/グリパンのツートン系カラーでした。光量の少ないディープでシルエットはっきりしやすい黒系カラーが効いたみたいです。
どちらもフックは細軸なD.A.Sオフセット【ハヤブサ】を使用。 細ラインでもディープでも、オートマチックに掛けてくれる信頼あるフックです。
シンカーは3.5gが重すぎず軽すぎずでベストでした。リーダーはワームの1.5倍程。この使用感はヘビダンみたいな感覚でリアクションをとるのにも使えます。
ロッドは早くからオールソリッド系ロッドを展開している「グルーバーズベンド」の2本を使用。
チタンブレーディングされた「テクニカルフロウ」と、ハイアングルテーパーの「デルタアングル」。ロッドの造りから特性の違いによりワームから出る波動が変わる為、タックル側でもローテーションが可能となります。
もちろんオールソリッドの特性であるフッキングの良さとバレ難さは健在で、張りのあるシューターのラインとの相性もバッチリです。
タックルSet1
•ルアー:OSP HPシャッドテール2.5インチ(ゴリミソブラック) + DASオフセット#4 + シンカー3.5g
•ロッド:グルーバーズベンド BOOST(Ti) Technical-Frow(オールソリッド)
•リール:スティーズ TYPE2 HI-SPEED
•ライン:サンライン シューター 3lb
タックルSet2
•ルアー:OSP ドライブクロー2インチ(ゴリミソブラック) + DASオフセット#4 + シンカー3.5g
•ロッド:グルーバーズベンド BOOST(CE) Delta-Angle(オールソリッド)
•リール:イグジスト FC LT2500S-C
•ライン:サンライン シューター 3lb
その他タックル
ボート:ステーサー420PD
魚探:HDS-9gen3 + GPSMAP922XS(ライブスコープ)+ HE5630
リチウムイオンバッテリー(EV-CUBE)
鹿児島からの遠征で準優勝は嬉しかったですが、また参戦して優勝を狙いたいと思います。
上記の釣りは晩秋の釣りなのでこれからの釣りとは意味合いが違ってはきますが、これから深い所で釣れる魚は多くなってくると思いますので、タックルや考え方等少しでも参考になればと幸いです。
ディープで釣ったバスはエア抜き等の処置を適切に行ってケアすることも忘れないでくださいね。
深い場所や浅い場所問わず、釣れる魚は全然いると思いますので釣り納め、釣り始めにぜひフィールドに足を運んでみてはいかがでしょうか。
シューター(Shooter)
サンライン(SUNLINE)