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今江克隆のルアーニュースクラブR 第978回「限界を超える超フィネスの威力とその弱点〜2019TOP50を振り返る〜」の巻

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
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2020年はストレス全開放!

こうして、2019年の自分のTOP50を振り返ってみると、このネコリグ波動マイクロピッチシェイクに良くも悪くも没頭してしまったトーナメントだった。

それが結果的にTOP50正選手枠獲得に繋がったのか、自分らしく戦っていればもっと上に行けていたのか、それは分からない。だが、1シーズン、自分の釣りを捨てても1つの苦手なテクニックを習得しようとしたことで、その長所と短所、出し所、見切り時をほぼ自分のものにできたことは収穫だろう。

まだ「ZIGZAGポッキーシェイクロッド」は完成域には達成していない。しかし、今年1年の実戦経験とテクニックは来期のどこかで必ず活きてきそうな予感がしている。

剛柔組合せた新しいスタイルとして、自分の新しい可能性を来期TOP50の舞台で試させてくれるために、トーナメントの神様は最終戦で引退を覚悟した自分を正TOP50選手に踏みとどめてくれたのだろう。

来年開幕戦までにインスピラーレ過去最高完成度となるベイト主力3機種の完成、そしてZIGZAGポッキーロッド、サイトの切り札新型サイトホークをなんとか完成させ、同時にここ数年、ベイトフィネス難民と化していたベイトフィネスリールが「Abu Garcia/AMG?プロジェクト」によって無事実現されれば、戦力的に来期はここ数年で最強の布陣がようやく整う。

来期は今年のストレスを全開放し、全身全霊を賭けてもう一度頂点を目指すつもりだ。

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