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ガルツー・津輕辰彦の「ハードベイト冬支度・ラインセッティング」編

寄稿:津輕 辰彦
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釣りをできる時間が短くなりました。

これから何度かに分けて、冬のハードベイト支度についての記事をアップしようと思います。

まずはラインについてです。

私の場合、投げるルアーに対して最適なロッドとリールの組み合わせがほぼ決まっているので、季節によってロッドやリールが変わることはありません。

例えば、クリスタルSオリジナル1/2ozならハードベイトスペシャルHB640MLにメタニウムMGL、ショットオーバー5ならハードベイトスペシャルHB760Lにコンクエスト101、といった具合です。

■津輕辰彦ブログ「ポチョンドッカン」

HB640MLについての詳細解説は→コチラ
HB760Lについての詳細解説は→コチラ

ただし、ラインセッティングは冬仕様に変える場合があります。

キャスティングゲームは軟らかく

冬のシャローゲームの定番、シャッドなどは極力軟らかいラインを使った方がトラブルが減ります。

冬場といえど、シャローゲームが成立しやすいのは朝イチだったりします。

スピニングリールのラインローラーやベイトキャスティングリールのレベルワインダー、さらにはロッドのガイドなどが凍る状況では、ラインがよれがちです。

また、硬いラインを使っているとガイドへのあたりが普段より大きくなり、ライントラブルが増えてしまうケースがあります。

ナイロンラインを使うのも手ですが、冬は風が吹きがちなので、ラインが風に流されて釣りがしにくくなります。

よって、軟らかいフロロカーボンラインを使うのが良いと思います。

ディープのバーチカルフィッシングなら硬いラインを

メタルジグなど、ディープをバーチカルに探る釣りの場合は、硬いラインを合わせています。

探る水深が15mを超えてくると、水圧の影響でラインがかなり伸びます。

ラインが伸びた状態でメタルジグのリフト&フォールを続けていると、ラインの伸縮が繰り返されてメタルジグの不規則なフォールと相まって非常にラインがよれます。なるべく伸びにくい硬いラインを使うことで、トラブルを減らすことができます。

津輕 辰彦(Tatsuhiko Tsugaru) プロフィール

津輕辰彦(つがるたつひこ)…1986年生まれ。プライベートでもハードベイトしか投げないハードベイター。特にスピナーベイトを得意とし、H-1グランプリではマスターズカップを2勝している。通称ガルツー。スポンサー:ノリーズ、アザーセルフ、ハヤブサ、フィッシングガレージブラック