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一足先のメタルゲームにテールスピンジグのインザベイト!

寄稿:津輕 辰彦
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横のメタル、「スピンテール」

ようやく気温が下がり、秋らしくなってきました。

だんだんと水温が低下していくこの時期から出番が増えてくるのがメタル系のルアーです。

一口にメタル系と言っても、メタルジグはもちろん、テールスピンジグにメタルバイブ、さらにはアイスジグ系の飛び跳ねるものなど、様々なタイプがあります。

ベイトを捕食していコンディションの良いバスを狙えるのがテールスピンの魅力!

その中で、まだ魚の活性も高めなこの時期から出番が増えてくるのが、横の動きで誘えるテールスピンジグ系のメタルです。

リーリングベイトに分類されがちなテールスピンジグですが、なかなか芸達者で使い勝手の良いルアーです。

キャスティングで巻く

ルアーが合っていればこんなに深いバイトを得ることができます

2〜5mくらいまでのミドルレンジを効率よく探りたい場合はキャスティングスタイルで狙います。

ノリーズのインザベイトバスなら、12gモデルが使いやすいと思います。

オススメのタックルは、ロードランナーVOICE LTT630Mにフロロ10lbの組み合わせです。

捌きやすいやや短めのロッドを合わせることで、ボトムのゴミを拾ってしまった場合はシャープにロッドをシャクってゴミを外すことができます。

■ロードランナーVOICE LTT630Mの記事

ロードランナーVOICE LTT 630M

私はインザベイトをスピナーベイトやクランクベイトよりも弱いカテゴリーのルアーとして認識しています。

ルアーシルエットも小さいので、ターンオーバーが激しく入ってしまった時や、冷え込みが進んだ時などに効果的です。

リーリングするだけではなく、リフト&カーブフォールで誘うこともできます。

昨今、メタルといえばメタルバイブしか使わない、という人も見かけますが、メタルバイブの場合はどうしても点の釣りになりがちです。

線の釣りを取り入れて魚の目先を変えてあげるのも重要だと思います。

ドラッギングで引く

ドラッギングではPEラインセッティングが不可欠!

もう1つのスタイルがドラッギングです。

水深5〜12mくらいまでのディープを線の釣りで効率よく探れるテクニックで、キャスト後にラインを出して、リールを巻かずにエレキでルアーのスピードを調整してボトムを這わせたりするため、やや難易度の高い釣りです。

この釣りにはPEラインが不可欠なのですが、詳しい理由は既にブログに記してありますのでぜひリンク先をご覧ください!

晩夏〜初冬に効果的!インザベイトのドラッギングテクニック

津輕 辰彦(Tatsuhiko Tsugaru) プロフィール

津輕辰彦(つがるたつひこ)…1986年生まれ。プライベートでもハードベイトしか投げないハードベイター。特にスピナーベイトを得意とし、H-1グランプリではマスターズカップを2勝している。通称ガルツー。スポンサー:ノリーズ、アザーセルフ、ハヤブサ、フィッシングガレージブラック