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今江克隆のルアーニュースクラブR 第969回「最新ベイトリール情報!コードネーム”Revo LX922Z”」の巻

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
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久しぶりにリールのネタを

今週は、まずは久々のリールの話題。

なんとなく気が付いていた人もいるかもしれないが、ここ数年、マジでリールの話題に触れる機会が少なくなっていた。

少年時代、憧れに焦がれたスウェーデンのAbuGarcia本社ビル。 アメリカのバークレー本社共にピュアフィッシングから招待されて訪問してきた。 すでに30数年のお付き合い

「AbuGarcia(アブガルシア)」は、自分の35年来のメインスポンサーであるにも関わらず、数年前に待望のJapanクオリティのスピニング「Revo MGX」シリーズが登場して以来、特に今年に関してはほぼ話題ナシの状態…。

Abuに初めて自分の名前が刻印された「ambassdeur4600RD(リアルディール)」と「DDL(デュアルディール)」。左右両刀使いを提唱した初のアンバサダー。Abu記念館に堂々と展示してあったのが誇りだ

LTZ930は7年間現役で活躍中

自分のタックルをよく観察している人は、すでに自分が塗装も剥げたボロボロの「LTZ930PRO/IK-combi」を7年間もずっと変わりなく使っていることに違和感を感じていたかもしれない。

その理由は、各社のベイトフィネス系最高峰リールを使い比べてみても、確かに自分の「LTZ930Pro/Ik-combi」は、お世辞や贔屓目抜きでも群を抜いて使いやすいリールだと確信しているからだ。

特にLT系33mmスプールでは致命的とも言えるスプール両端からレベルワインドまでの距離の無さから生じるライン角度の問題を、ドクター青木哲開発の鉄仮面ノーズコーンならぬウェルダクトロングノーズに変えたメインの10台は、本心からこのリール以上に「全方向で快適」なリールは存在しなかった。

ただ、熾烈を極めるTOP50戦線で7年以上も同じリールを使い続けたことで機械的限界はすでに何度も生じており、その毎年のようにパーツ交換を繰り返して幾度もレストアされていた。

もはや今やオリジナルパーツはアルミフレームのみといってもよいほどのフルレストア状態で、現実的には昨年春からはそのフレームにすら、遂に歪みが生じ、もはや廃車寸前の危機的状態になっていた。

ベイトリールの危機的状況を救ったのは??

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