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【ガルツー・津輕辰彦が教えます】ロッドのバランサーは現場で調整するためにある!

寄稿:津輕 辰彦
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バランサーの枚数は使い分けが大事です

今回はロッドのバランサーの話です。ロードランナーユーザーの皆さん(そうでない方、すみません)、バランサーの枚数を調節していますか?

私は合わせるリールにもよりますが、基本的にはロッドの番手ごとに用途が決まっているので、バランサーの枚数も決まっています!

軽いものを投げるならバランサー1枚

ノリーズロードランナーシリーズ(ストラクチャー除く)に搭載されているバランサーは、1枚あたり約10gです。出荷時には2枚装着されています。

出典:ノリーズ

バランサーはグリップエンドについているので、10gといえど、ダイレクトににロッドの操作感に影響を及ぼします。

グリップエンドが軽くなると、当然ティップが重く感じます。重く感じるということは、ルアーの重みを載せやすくなるので、軽めのルアーを多用する場合は、バランサーを1枚減らします。

 

例えば…

HB600L

ハードベイトスペシャルHB600L

LTT630M

ロードランナーVOICE LTT 630M

LTT650M

ロードランナー VOICE LTT 650M

上記機種はたいていバランサー1枚です。

軽いルアーを投げることが多かったり、インザベイトのドラッギングやジャークベイトなどに使うことが多く、操作性を上げるためです。

稀にバランサーを追加して3枚に

重いものを投げる際にはフロントの振り抜けが良くなった方が楽なので、稀にバランサーを増やす場合もあります。

LTT690PHでマグナムクランクを投げ続ける際にはバランサーを増やす場合もあります。

基本は出荷時の2枚

やや重めのルアーを背負うロッドはノーマルのバランサー2枚仕様がロッドのブレを抑えることができて投げやすいです!

例えば、HB640MLでクリスタルSオリジナルの1/2ozやパワーロール、ウインドレンジ5/8ozなどを投げる時は、バランサー2枚にしています。

HB640ML

ノリーズロードランナーハードベイトスペシャル HB640MLを、以前より詳細にインプレしてみました

現場でバランサーの枚数を調整することも!

HB630Lで具体例を挙げるなら、ディーパーレンジ1/4ozやストライクキングのミニプロバズなど、軽めのワイヤーベイトがメインの時はもちろん、マイケルやログなど軽めかつロッドワークを多用するプラグ類を投げる時もバランサーを1つにすると使いやすいです。

逆に3/8ozのクリスタルSシリーズやビッグバドなど、そこそこウエイトがあるルアーを投げる時は、2枚のままの方が投げやすいと思います。

HB630L

ハードベイトスペシャルHB630L

まとめると…

要は、そのロッドに対して軽いものをメインにする時はバランサーを1枚抜いてみると使いやすいことが多い、ということです。

そういうコトですヨ 笑

津輕 辰彦(Tatsuhiko Tsugaru) プロフィール

津輕辰彦(つがるたつひこ)…1986年生まれ。プライベートでもハードベイトしか投げないハードベイター。特にスピナーベイトを得意とし、H-1グランプリではマスターズカップを2勝している。通称ガルツー。スポンサー:ノリーズ、アザーセルフ、ハヤブサ、フィッシングガレージブラック