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いつまでもエギングが楽しめるように…ルールや様々な取り組みについて、理解を深めてみませんか?

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秋のベストシーズン。あらゆるターゲットの活性が上がってきており、当ニュースサイトでも連日いろんな釣りの記事をアップ中!

そんな中、ルアーフィッシングの中でもダントツに人気が高いのがエギング。

アオリイカは陸っぱりでも手軽に狙えるターゲット。もちろんボートからも狙えます。

 

やったことがない人はぜひやってみたい!と思うでしょうし、毎年この時期を楽しみにしている人はテンション上がりまくりなのではないでしょうか。

 

アオリイカってキレイですよね。しかも食べても美味しい。

そんな人気のアオリイカですが、日本全国いろんな場所で狙えるのですが、人気が高すぎるが故に、問題も起こってきます。

それは、資源の枯渇。アオリイカを増やすために、捕獲制限や禁漁期間を設けている地域もあります。

出典:兵庫の海釣り

関西で、身近な釣り場でいうと淡路島。

「1年を通して、アオリイカ胴長15cm未満の個体はリリース」、さらに市ごとに指定された期間は「サイズに関わらず全個体のリリース」をお願いします、としています。

「知らなかった!」ということもありますよね。

ルールを確認するには、まず知っておく必要があります。釣り場に設置している看板を見る、知っている人に聞いてみる、というのが通常ですが、SNS全盛で情報社会の今、知る機会もどんどん増えてきています。知りたいことはインターネットで検索すれば、さらに情報を得ることもできます。

少し話がそれましたが、いつまでも釣りを楽しめるようにという思いがあれば、たとえルールとして決まっていない地域であっても、小さい個体はリリース、必要以上のキープはしない、ということを心がけていただけると嬉しいです。

日本全国各地で実施されている、アオリイカの産卵床設置事業

また、いろんな地域で、アオリイカの産卵床を設置するという事業も行われています。

ルアーニュースRの釣り場情報配信サイト「FieldNavi」で釣果を配信中、またたびたび当サイトの記事でもご紹介していますが、三重県引本浦のレンタルボート&ガイドボートを営む「エヌテックマリン」さん。

公式ホームページ

フェイスブックページ

エヌテックマリンの代表で、ガイド船の船長でもある中井 敏秀さんは、アオリイカの産卵床設置事業「アオリイカパラダイスプロジェクト」を継続して行っていて、2019年は5月に実施されましたが、実に10回目。

「アオリイカパラダイスプロジェクト2019」の詳しい内容はこちらの記事をご覧ください。

http://www.tsurisoku.com/news/2019/06/21/4114/

アオリイカが産卵をする場所を作り、その後の経過を見守る。

アオリイカパラダイスプロジェクトのフェイスブックページや、中井船長のインスタグラムでは、産卵床設置後の様子が随時報告されています。

なんて神秘的!中井船長自ら潜って撮影されています。

 

この投稿をInstagramで見る

 

中井 敏秀さん(@toshihidenakai)がシェアした投稿

エギングを知って、アオリイカを知る。

こんな動画も、先日デュエルさんのYouTubeチャンネルで公開されています。

先日、当サイトでも紹介させていただきました。

【アオリイカの生態調査】デュエルさん、ありがとうございます!

非常に興味深い!

このような取り組みが行われていることを知ったり、実際現場で行われている映像などを見ると、意識も変わるし、取り組みは続けていくことが大切なんだということが分かります。

 

いつまでも釣りを楽しませてもらえるように。

 

アオリイカに対する理解を深めれば、さらにエギングは楽しくなると思います。

なお、エヌテックマリンさんでは、アオリイカは三重外湾漁協さまとのアオリイカ産卵床設置事業の規約により、9月30日(火)まで禁漁期間となっています。

10月1日(火)からの解禁となりますので、ご理解とご協力の程、宜しくお願い致します!