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水野浩聡が秋のオカッパリ バス釣りで多用中のバズベイト3種とその使い方を解説

連載:水野浩聡のOne more fish
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水野浩聡(Mizuno Hiroaki) プロフィール

生まれ持ったセンスと岐阜県・東濃野池群通いで培った無数のテクを武器に、全国各地のオカッパリフィールドを走り回る日々を送る。とにかく楽しむエンジョイ系フィッシングが大好物なアングラー!ジャッカル・プロスタッフ。

こんにちは! 今週に日本列島へ接近した台風の影響は、少なかったものの、徐々に秋の空気感というか、ひと雨ごとに季節の進行を感じるようになってきました。

最近も様々な場所で活動をしていたのですが、久々に小規模リバーの釣りにもトライしてきましたので今回はその模様や、これからアツくなるバズベイト攻めについて話をしたいと思います。

 

川の釣ではやはりキーポイントとなるのは流れ

さて、私が釣りをした川のシチュエーションなのですが、とにかく小規模で浅い川。浅いので外気温の影響を受けやすく、僕が行ったタイミングでは水温がグングン上がっている最中でした。

なのでバスは水通しのよい流れの当たるカバーに付き、浮いているような状況。どちらかというと、夏寄りの釣りが効果的になるような感じでした。

 

元々、釣れるアベレージサイズが大きくはない川と聞いていたので、セレクトしてみたルアーは、ジャッカルのお手軽・赤パケシリーズのワムワム48ヤミィ500   3.5inchなどの高比重ワームをセレクト。

 

左:ワムワム48【ジャッカル】 右:ヤミィ500  3.5inch【ジャッカル】

ジャッカル公式「ワムワム48ヤミィ500  3.5inch」詳細ページはこちら

 

流れのあるシチュエーションで効果的なアプローチ法を紹介

そのような赤パケシリーズのワーム2種のノーシンカーリグを流れに乗せてドリフトさせて動かし、見えバスやカバーの上流側にアプローチしていく釣り方で展開しました。

このような流れのある川は、そんな流れをしっかり利用したアプローチがやはり効果的で、うまく流れに同調させてドリフトさせるとバイトが得やすかったです。

逆に流れをうまく利用できないと、バイトが半減したり、バイト自体が全く得られなかったりするなど、けっこうシビア!
いかにしてナチュラルに流し込んでいくか? そういう部分が凄く重要でした!

「流れをうまく利用する」というのは、どんな所に行っても重要。
渓流釣りをしていてもよく感じますし、例えば海で潮目などがあるような状況でも同じで、そのアプローチの仕方によって反応はものスゴく変わってしまいます。

 

 

流れのあるフィールドはアップストリームキャストがオススメ

ちなみに水温が高いシーズンの中での「流れの釣り」でのバスのポジションですが、流れの当たるような場所で、上流側に頭を向けてバスがサスペンドしていることが多いです。

こういったバスに対してルアーをしっかりと流れに乗せてアプローチするために、アップストリーム(下流側から上流側へキャスト)キャストを選択することが多いです。

 

逆のダウンストリームだと、自分の立ち位置からルアーが離れていき、ラインが張り気味になりやすく、流れに逆らうようなアクションになりやすいのと、バスの視界に人間が入り込んでしまいバイトが得られにくい状況になります。

なので基本的に川の釣りでは、特にアップストリームでルアーを流し込んでいくようなイメージでアプローチすることが多いですね。

以上が川の釣りで私が大事に思っていることです!

地元・岐阜県には、常に流れがあるようなメジャー河川の長良川でしたり、水門の開閉によって流れが生じる大江川や五三川といった川があったりするなど、大小様々な川が数多く存在していますので、それらの河川を攻略する時の参考になればウレシイです。

 

 

これからの時季に活躍を見せてくれるのがバズベイト!

さぁ、そしてこの秋に僕が注目していて、これまでも数々の実績を残してきてくれたルアーとして、今後、投入機会が上がってくるのがバズベイトです!

スピーディーに釣りを展開しながらもカバーを攻略しやすく、そしてエキサイティングで大好きな釣りです。

 

オススメバズベイトの紹介

さてそんなバズベイト攻めで使用するルアーですが、個人的にはタイプ別で3つのバズベイトをチョイスしています。

具体的には下写真上から、デラバス【ジャッカル】、ゲーリー・ジャンボバズベイト【ゲーリーインターナショナル】、ファイヤークラッカー【ジャッカル】の3つです。

この3のバズベイトの投入ドコロや使い分けをご紹介すると…。

 

<多用バズベイトその1>
デラバズ【ジャッカル】

まずはデラバズ。デラバスは小型で弱々しいアピールが特長で、数が狙えるバズベイトです。とにかくバズベイトで1本でも多く釣りたい! と思っている方にはプッシュしたいモデル。
あと狭い場所で釣っていく時に、小型のベイトフィッシュを追っているような条件下で多用しています。3/16oz、1/4ozの2ウエイトあり。

ジャッカル公式「デラバズ」詳細ページはこちら

 

<多用バズベイトその2>
ゲーリージャンボバズベイト【ゲーリーインターナショナル】

続いて多用しているバズの1つ、ゲーリージャンボバズベイト(1/4oz)について。

僕の中では、これが1番のベーシックで基準となるタイプになっています。しっかりと飛距離も出るし、甘いサウンドでアピール力もあります。
これぞ、バズベイトの王道! と呼ばれるくらいお気に入りで、釣行時に必ずBOXに1個は入っているバズベイトになっています。

ゲーリーインターナショナル公式「ゲーリージャンボバズベイト」詳細ページはこちら

 

<多用バズベイトその3>
ファイヤークラッカー【ジャッカル】

続いて、ファイヤークラッカー(3/8oz、1/2oz)について。

ジャッカル公式「ファイヤークラッカー」詳細ページはこちら

 

このバズベイトは、ペラとプロップが回転時にお互いに当たり合うことによって、かなり大きなサウンドが発生します。

水しぶきをしっかり上げながら、音によるアピールも大きいので、風が強い時や水質が濁りっている時、ビッグレイクなどの広いロケーションからバスを探していかなければならないような条件下で多用しています。
正直、このモデルを超えるアピール力のあるバズベイトはなかなかありません。

 

以上が私が多用するバズベイトのご紹介でした!

これらのタイプの違うバズベイトをそれぞれ持っておくといろんな状況に対応できると思います!
秋のバズベイト攻めではビッグバスも出してくれますし、非常にエキサイティングなゲームができるので本当に楽しくてオススメです。

実際、僕も9月中旬ぐらいからずっと常備しています。

秋らしい、表層の巻きモノゲームもこれからどんどん良くなりますよー!

 

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