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強風時のアジングでは2トーンカラーのワームが効く⁉

寄稿:浦 満晴
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うらら(浦 満晴)(Mitsuharu Ura) プロフィール

マナティーやワインド釣法でお馴染み!オンスタックルの「釣り担当」。メインの仕事はとにかく現場で実釣を行い、その経験&ノウハウを製品作りに役立てること! 連載タイトル通り、まさに現場イズムを貫いているアングラー! 実際、春夏秋冬1年中、旬のSWターゲットを追い求め壮絶なランガンを繰り返す生活を送っている。ワインドゲームは大好物だけど、犬はチョ~苦手!

こんにちは、オンスタックルの浦です。

今回は風速8m程の向かい風の中でのアジングに挑戦してきました!

 

風速8m程の向かい風のアタリを取るのが困難な状況

最初にお断りしておくと、何も好き好んでこんな爆風の日を選んでライトゲームしみいったワケではなく、天気予報では2~3mの予報だったんですけどね…(;^_^A。

 

さて、そんなわけで、予定外の強風の日のアジングとなったわけなんですが、じっちゃけ強風時はラインが直線になりにくいので「アタリ」を感じるのが困難ですよね。

横風よりは向かい風や追い風の方がマシなのですが、けっこう強く吹き付けられていたのでラインの張りをキープするのがひと苦労でした。

 

この日は、キャストする距離や方向、アクションの強さやスピード、ロッドの向きや角度など様々な事に気を使いながらのゲーム展開を強いられました。

ちなみにジグヘッドを2.5gまで重くしても効果はありませんでした。

 

風の影響でアタリを感じるのも遅くなりフッキングに至らず

強風の中ではアタリを感じるのも遅くなってしまい、感じ取れるアタリは「吐き出す時のアタリ」と「連続するついばみバイト」という状態。

でも、これではキャッチ出来なません。

 

そこで、「何」を「どの様に」変えれば掛かるのか? ということを現場実験してきました。

どういった作戦を考えたのか? というと…。

勢いを増す風に「何をどうするか?」が無意味にも思えてくる中、フックが口の中深くに入ればええんちゃうの? というシンプルな発想で臨みました。

そこではじめたのがカラーローテーションでした。

 

2トーンカラーのワームに変えた途端にアジがフックを丸呑み状態に

頭から水しぶきをかぶりながら、反応の良い(バイト時間の長い・吸い込みの深い)カラーを探していきました。

そんな中、高確率でフックアップ出来るカラーに共通点がある事に気が付きました!

それは、「頭の部分だけ色が違うカラー(2トーンカラー)」です。

 

というのもマゴバチ 1.7in(ホワイトヘッド)(GENBA-ISMメンバー限定販売カラー)でキャッチが続き、その後同じ様なカラーをローテーションしていきました。

オンスタックル公式「マゴバチ 1.7in」詳細ページはこちら

オンスタックル公式「マゴバチ 1.7in(2トーンカラー)」詳細ページはこちら

 

マゴハチ1.7in(ホワイトヘッド)

 

そんな中で、途中にホワイトやピンクなど淡色のマゴバチ 1.7inをキャストして確認するとやっぱり掛からないアタリになってしまいます。

でまた2トーンカラーにすると「ドスッ」と掛かります。

さらにいうと、そんな2トーンカラーでキャッチした多くのアジは丸飲み状態でした。

マゴバチ1.7inパープルヘッド

 

私なりの解釈としては、2トーンカラーでは、バイトマーカーの役割をしている頭の部分を吸い込むため、フックがより深く口の中に入り、吐き出すまでの時間が長くなり、または吐き出す時にきっかけが出来てフックアップが出来ると実感しました!

マゴハチ1.7in(ホワイトヘッド)

 

フィールドの状況によりその効果は釣果に繋がると思いながら釣りをしていたのですが、今回はツートンカラーに助けられた釣行となりました!

また色々、現場検証してきたいと思います!