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今江克隆のルアーニュースクラブR 第964回「幻となったポッパー戦略〜TOP50霞ヶ浦戦〜」の巻

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
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正直に告白する。

正直に告白する。

昨年後半以来、35年のトーナメント生活の中で一度も経験したことのない、いわゆる原因不明の「スランプ」、まるでイップスのような状態に陥っている。

過去、最も得意であり、表彰台常連だった旧吉野川戦をわずか1尾しか釣れず予選落ち。

そして今回、長期練習を組み満を持して挑んだJB・TOP50第4戦霞ヶ浦は、直前練習時まではレアパターンを掴み、久々に自分らしい試合で上位が狙える自信があったにも関わらず、フタを開けてみれば予選2日間でわずか1尾。

絶対に落とせない試合で46位と言う最悪の結果になってしまった。

46位の自分の戦略など価値はないが、備忘のため軽く記しておく。

この2年、まさに鬼門の霞ヶ浦。自分にとって最大の試練となった

レアパターン!霞ヶ浦でポッパー?

今回は練習開始時から明らかに例年と違った護岸、水門、タマネギでのエビ、ゴリの異常発生があり、オカッパリアングラーの釣果は異常ともいえるほど好調だった。

すなわち、エビ、ゴリが護岸岸際のわずかなシェード(護岸のエッジ裏など)に大量に付着しており、それにバスが集中して飽食している状況だった。

このエビ、ゴリは真夏でも風波を嫌うため、まるでアフタースポーン場所のような穏やかな春のような場所に沸いており、バスも真夏と言うのに全くウィンディサイドや沖の杭、浚渫に姿がほとんど見えない異例な状況だった。

そして護岸やタマネギの水面ギリギリの「裏」にびっしり付いているので、バスもとにかく「岸上目線」、水面か水面直下攻略が鍵だった。

そこで見つけたパターンが、護岸ギリギリにへばりついたテナガエビやゴリをガボっと捕食音とともに食っているビッグバスを狙う方法だった。

それが今回、自分のメインパターンとしていた護岸ギリギリの「デッドスローポッパー戦略」だった。

ポッパーで釣れてるシーンを見られないよう四苦八苦してたほど、護岸ポッパーの威力は効果的だった

デッドスローポッパー戦略の詳細を次ページで紹介

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