水野浩聡がTNシリーズの使い分けを詳しく解説【巻き物シーズン到来】
こんにちは! 8月もいよいよ終盤。
お盆も過ぎて、朝夕が涼しく感じられる日も多くなってきたり秋雨前線が活発になり、まとまった雨が降る日もあって、一雨ごとに秋が深まってきているような気配がしますね。
周期的に、今の季節は水温が上がる傾向にあると思うので、場所よっては横方向の動きのルアーや表層系のルアーに魚の反応が良かったりするなど、少し秋らしい釣れ方をしていたのではないでしょうか?
琵琶湖は放水と南風による濁りでTN60が激ハマり
僕自身も、今週は琵琶湖に数日浮いていましたが、ちょうど放水量も300tのタイミングに被せて、前日には雨が降ったり、南風が当たったりと、シャローのカナダ藻フラットに良い感じで濁りが蔓延していました。
流入河川の河口部では水温が26度台の場所もあり、これは巻き物をやらねば! となりTN60をセレクト。
ジャッカル公式「TN60」詳細ページはこちら
これが上手くハマってくれて、朝と夕方の時間帯をメインにフィーディングに差し込んでくる魚をキャッチすることができました。
今の琵琶湖であれば、
・赤野井インサイド
・葉山川河口部
・人工島水路内
が反応が良く、比較的濁りも入りやすいエリアなので、これから巻き物ゲームをやる上ではメインとなってくるエリアです。
エビモなどの引っ掛かりやすいウィードが絡むような場所では、引っ掛かりの少ないブレイクブレード3/8ozなどを巻くのもありでしょう!
ジャッカル公式「ブレイクブレード」詳細ページはこちら
しかしながら、秋雨前線のまとまった雨の影響もあって、琵琶湖自体の放水量が高い水準で維持されていて、全開放水の時もあるなど、水の入れ替わりは当然激しいので、翌日行ったら濁りが無くなっていた、ということも結構あります。
なので、魚を騙せるような濁りが入ったタイミングというのが1つキーになってくるのは間違いありません。
TN60の使用タックル
今週のTNの釣りのタックルは
・ロッド:ポイズンアドレナ166M【ジャッカル・シマノ】
・リール:SLX MGL70HG【シマノ】
・ライン:レッドスプール14Lb【シマノ】
TNシリーズのアクションテクと使い分け
広い琵琶湖でもこういった横方向の釣りで釣れるようになってきたのですが、小規模な河川やため池でもやはりこの傾向が強くなっています。
特に減水傾向の強い場所に関しては、ショアラインのカバーが無くなり、バスの付き場が少なくなることで地形変化に付いたり、サーモクラインに付いたりするなど、沖の中層でサスペンドするような個体がいる場所に関しては、同じようにTNシリーズでの釣りが効果的!
狙いたい層を最速で巻けるスピード感が大事で、ゆっくり巻くよりも速さを出すことによって、リアクションバイトを誘発していけるようなアプローチを心掛けています。
・水深1m以浅は、TN50
・1-2mレンジは、TN60
・2-3mレンジは、TN70
このような使い分けが基本で、それぞれのモデルを水深や巻きたいスピード感を出せるイメージの元、ローテーションして使い分けています。
まだまだ日中は夏っぽいパターンで釣れるエリアも多いんですが、上記のような水温が下がったタイミングやローライトコンディションのタイミングでは、横移動するバスも増えたり、ベイト自体の動きも活発になってくるので、こういった釣りの出番が増えてくるでしょう。
TNシリーズは何年も前から、あるルアーなんですが、秋から冬にかけては僕の中では絶対的なルアーの1つで、それは昔も今も全く変わらずです。
毎年この時季になると絶対に出番がやってきます。
TNシリーズは、口元にウェイトがある、アウトメタルシステムが搭載されているので、とにかく飛距離が出ます。
着底時もそのウエイトのおかげで横倒れすることがほとんど無く、根掛りが非常に少ないタイプのバイブレーションです。
使っていて、こんなにストレスのない釣りが長時間できるルアーも中々ありません。
この秋、使うハードプラグで迷ったら、僕は迷わずこれをオススメします!
本当に気持ち良く釣りができて良く釣れるので、この秋試してみてくださいね!
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