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イカメタルゲーム超実践講座【基本からマニアックネタまで!】

寄稿:漆崎隆
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漆崎 隆(Takashi Urusizaki) プロフィール

福井県の三国沖、越前沖をメインフィールドに、あらゆるオフショアソルトウォーターに精通するアングラー!釣りの経験がとにかく豊富!保育園の時に釣りを始め、小学生の時からほぼ毎日釣り! 20代に入ってからは磯釣り(グレ、 チヌ)にハマり、全国規模のトーナメントにも度々出場。その後、友人の船でジギングに連れて行ってもらったことをキッカケにオフショアソルトルア ーのトリコに!現在では、自船でのオフショアソルト三昧の毎日を送っていて、GFG(がまかつファングループ)の支部役員等も務めている。釣り以外の趣味は、熱帯魚、音楽鑑賞、カラオケ。

こんにちは。福井のソルトアングラー「うるちゃんマン」こと漆崎 隆です(笑)。

今回は、最盛期を迎えております「イカメタル」 について書かせて頂きたいと思い ます。宜しく御願い申上げます。

 

まずは私の愛艇である、「 海悠丸」です。夏のイカメタルは勿論ですが、 ジギング、キャス ティング、 シーバス ゲーム、ティップ ラン エギング など、 私のわがままなソルトゲーム にとことん付き合ってくれてます。

我が家の嫁よりも素直 に言う事を聞いてくれます (笑)。

 

イカメタルの魅力について

福井県では梅雨が明けると、以下の写真のような風も波も落ち着き、絶好なイカメタル日和になる日が多くなります。

私は、この様な海面が落ち着いている様子のことを、「イカ凪」と呼んでますが、こういう日は、普段は絶対に捉えられない「極小なイカパンチ」を捉えることが出来ます。

 

風が無い時は、イカがスッテに触れる独特な「ふわ 」っとした感触が竿先に伝わる時も瞬時に捉えることが出来ます。

「ふわふわ」とアタってからのイカパンチによる「ツン !」とした感触に代わり「シュッ シュッ !」 と瞬間的に合わし、「ムニュ ムニュ ~ン!」と乗る瞬間がたまらないですね! (笑)

写真は 7月20日のイカ凪 、アングラ ーは友人の山崎貴弘氏

 

 

またそういったイカ凪の日には、パラソルよりももっと大きいモンスター級のイカが高確率で釣れます。

 

私が普段、イカメタル をする時に入るポイントは、水深 25 m から深くても30mと比較的浅いポイントになります。

理由 は大きく分けると3つああります。

 

浅いエリアに入る3つの理由

①浅いエリアには大型のイカ が多い。

②浅いため、手返 しが早くて効率的。

③浅いと、出しているPEラインが少ない分、当然ラインの伸びが少なくなるので、それだけアタリが明確 に取りやすい。

 

という事で、沖の深場で釣りをしている人と比べると、大体ですが、沖で 50 杯釣れているとすると、浅場では 30 杯程度です。

数はあまり伸びませんが 、「パラソルサイズが出る確率が高い」ということと、「 沖でするみたいに、そう簡単には釣れないテクニカル さがアングラ ー魂をくすぐる」という事が醍醐味だと思います。

 

使用タックルの説明なんですが、オバマリグをセットしてあるベイトリー ルタックル1本と、オモリグをセットしたスピニングタックル1本の計2本です。

波が高くてアタリが取りづらい時や、オバマリグでは全く釣れないパターンの時には、スピニングリールにセットしてあるオモリグを使うことがありますが、基本的にはオバマリグでしてます。

ベイトタックルで使用しているロッドは、LUXXEスピードメタルB65ML【がまかつ】で、リールは、タナセンサー150H-DH -L【DAIWA】です。

リールはカウンターが付いていて丈夫なリールであれば大丈夫!問題ないです。

使用しているラインなんですが、ここは1番熱く語りたい所!(笑)

 

というのは竿やリールよりもラインはタックルの中で、1番トータルの長さが長いです。

なのでダイレクトに仕掛けに繋がっているラインは、あの超繊細なイカアタリを生かすも殺すもライン次第なのであります。

いくら感度抜群のロッドや、性能の良いリールを使っていても、肝心なラインや仕掛けが、おろそかな物だったりすると、 せっかくのアタリがしっかりと伝わって来ない、 なんて話がよくある現状です。

ロッドやリールにお金を果たしすぎて、肝心なラインは「 まあ、こんなんでいいや」みたいに、使用するラインが原因でタックルの性能 を生かせず仕舞になってしまいがちです。

その様な悲しい話がよくあ ります。勿体ない話ですよね。道具を極めるなら、しっかりしたラインも使用してほしいと思います。

どちらかと言えば、ロッドやリールが性能抜群ではなくても、しっかりしているラインを使用していれば、きちんとしたアタリが伝わってきます。

 

イカメタルには必需品!オススメラインの紹介!

そのきちんとしたラインとはどんなモノなのか? ですが、まずはメインラインのPEラインから紹介します。

私が使用しているのは、ソルティメイトPE-EGI  ULT   HS4の0.3号【サンライン】です。

サンライン公式「PE-EGI ULT  HS4」詳細ページはこちら

 

通常は240m巻きを使用しています。これは4本組ラインなのですが、 4本組ラインは「超低伸度設計」「アタリの伝導率の高さが世界 最高峰」と言われています。

とにかく伸びないアタリが「ビンビン」 伝わってくる、イカメタルのために誕生した設計、といっても過言では無いです。

その4本組ラインの中で1番細い仕様の、このラインを使っています。私的には細いに越した事はないと考えています。

 

次は仕掛けについてですが、今年2019年にサンラインから登場しました、イカメタル仕掛けSV-Ⅰエステル【サンライン】、 商品名の通り、エステルラインを使用しているのですが、エステルラインは釣り糸で使われるモノフィラメントの中で感度が最も優れています。

サンライン公式「イカメタル仕掛けSV-Ⅰエステル」詳細ページはこちら

 

 

そんなエステルラインにシリコンが入っていて、強度も高くなっている特殊エステルが使用されている為、絶対に間違いはありません。

アタリ伝導率の高さが世界最高峰である4本組ラインのソルティメイトPE-EGI  ULT  HS40.3号【サンライン】と釣り糸の中で最も感度が優れているエステルラインの、イカメタル仕掛けSV-Ⅰエステル【サンライン】。

この2つをセットしておけば、超鈍感な私でも超敏感になります。

 

皆さんにも是非、使用して頂きたいラインの組み合わせです。超敏感になっちゃって 下さい (笑) 宜しく御願い申上げます。

 

実際にイカメタルを攻略するには

そして実釣についてなんですが 、パラソルサイズをとことん狙う時は、基本はボトムまで落として、ボトムで跳ねさせて止める。

の繰り返しですが、上から下までイカが沸いてきて「棚ボケ数釣りパターン」 になってきた場合、僕は基本、仕掛けを上から攻め下ろしていきます。

アタリを見ながらロッドをゆっくり下ろしていき、アタリが無ければ、ラインを2m ほど出しながらロッドを立て直して、またアタリを見ながらロッドをゆっくり下ろしていく!の繰り返しです。

 

もしアタリが無くてボトムに到達したら、今度は下から攻め上げていきます。

下からの場合は、2m程ラインを巻き上げながら、ロッドを立ててアタリを見ながらロッドをゆっくり下ろしていきます。

竿先に違和感や、アタリがあった時のアワセのタイミングですが、 基本的に何でもアワセてます。

スカっても、それがまた誘いになったりしますので、どんどんアワセてます(笑)。

もちろん、ジっとアタリを待つ場合の方が良い時もありますが、そこは臨機応変にやっています。

まとめ

そんなこんなな、うるちゃんマンのイカメタル事情でしたが、イカは釣って良し、食べて良し 、良い事尽くめですね(笑)。

まだ、イカメタルをやった事のない方は絶対に始めるべし。

そしてまた、イカメタルをもっと極めたい方は、ソルティメイトPE-EGI  ULT   HS40.3号【サンライン】とイカメタル仕掛けSV-Ⅰエステル【サンライン】を絶対に使用すべし(笑)

それでは宜しく御願い申上げます。

最後に私の友人である福井県在住の「伝説会長」と「丸岡しょうへい」がサイト「ジギング魂」で毎日記事(伝説会長丸岡しょうへい)を更新していますので、是非チェックして頂けると幸いです!

 

 

サンライン(SUNLINE)

1977年設立、山口県岩国市を拠点とするラインメーカー。 独自技術の開発力が高いだけでなく、大手材料メーカーや大学研究機関との連携・共同研究 により、最新テクノロジーを駆使したライン開発も進めている。また各分野に約400人強のフィールドテスターがおり、現場からのフィードバックも豊富。 最新テクノロジーが導入されたあらゆるジャンル(バス、ソルト、トラウト、鮎、へらぶな、渓流など)のラインを続々と輩出中!

ソルティメイト(SaltiMate)

ソルティメイトはサンラインのソルトウォーターゲーム専用ラインブランド。あらゆるSWゲームフィッシュ用のPE、フロロ、リーダーなどをラインナップ。エギング用の「PEエギULT」シリーズ、ライトゲーム用の「スモールゲーム」や「鯵の糸」シリーズ、ジギング用の「PEジガー」など人気アイテムがズラリ!