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【キャスコンを締める!】ガルツー流ベイトキャスティングリールのブレーキ設定

津輕 辰彦(Tatsuhiko Tsugaru) プロフィール

津輕辰彦(つがるたつひこ)…1986年生まれ。プライベートでもハードベイトしか投げないハードベイター。特にスピナーベイトを得意とし、H-1グランプリではマスターズカップを2勝している。通称ガルツー。スポンサー:ノリーズ、アザーセルフ、ハヤブサ、フィッシングガレージブラック

キャスコンを締めて使いたい!

もうかれこれ四半期以上バスフィッシングをしていますので、ベイトタックルでのキャスティングについては、私はそこそこ自信があります。

「ゆっくりとしたモーションでスイングし、ルアーがゆっくりと飛んでいく」のが私の理想のキャスティングです。

ピンポイントに落とすためにも着水音を抑えるためにも、ルアーが飛んでいくスピードが速いと、空中での微調整が非常にシビアになってしまいます。

つまり、私はルアーが飛んでいくスピードを極力抑えたいのであります。

ルアーが飛んでいくスピードを抑えるために必要なのは、弾性率が高過ぎないロッドと、キャスコンを締め込んでもルアーが伸びるように飛んでいくリールです。

各種メーカーの色々なリールを試してみた結果、私の理想のキャスティングフィールを得られたのはメタニウムMGLでした。

キャスコンを締め込むメリット①  イージーキャストのため

どのくらい締め込んでるのかをクリスタルS1/2ozオリジナルを投げるとして説明しましょう。

ロッドティップまでスピナーベイトを巻いてきた状態でクラッチを切ると、ゆっくりとスピナーベイトが落ちていき、水中に入ったらノーサミングで勝手にスプールが止まるくらいです。


出典:ノリーズ

最近の言葉で言うところのゼロポジション(スプールが僅かににがたつくところまでキャスコンを緩めた状態)で、キャスティングをしている方からすると「嘘でしょ?」と言われるほど締めています。

このくらい締め込んであげることで、キャスティングに程よくルアーのスピードを落とすことができます。とどのつまり、アキュラシーが高まり着水音も抑えやすくなるわけです。

また、私は右投げ左巻きなのですが、キャスティング時はワンフィンガー、リトリーブ時はフルフィンガー(4フィンガー)に持ち替えます。

先述した要領でキャスコンを締めておくと、ルアーが飛んでいる間にスプールのラインがふけることはまずありませんし、ルアーの滞空時間が増えてキャスト後〜着水までの間に持ち替えることが可能になります。

※とはいえ、小学生の時にスコーピオン1501を購入してから既に20年右投げ左巻きで釣りをしているので、私の持ち替えは早いです。

キャスコンを締め込むメリット② リーリングの安定

ハードベイトで釣るために最も大事なことは、「一定のスピードでルアーを引くこと」です。

「一定のスピードでリールのハンドルを巻くこと」としていないのは、ロングキャストすればするほどスプールの有効径が小さくなり、ハンドル一巻きあたりの巻き上げ量が減るため、「ハンドルを一定のスピードで巻くこと=一定のスピードでルアーを引くこと」にはならなくなるからです。

とはいえ、レンタルボートでの釣りをメインにしていると、ショートキャストが多いのもまた事実です。

ショートキャストであればあるほどスプールの有効径の変化が少なくなるため、「ハンドルを一定のスピードで巻くこと=一定のスピードでルアーを引くこと」に近くなります。

一定のスピードでハンドルを回すには、適度な負荷が必要

では、一定のスピードでハンドルを回すためにはどうしたら良いかというと、私はハンドルに適度な負荷を掛けるべきだと考えています。

ハンドルを回す際の負荷がほとんどない場合、くるくるハンドルを回すのは容易いですが、例えば3秒間で1回転ほどのスローな回転だと同じリズムを刻み続けるのは難しくなります。

リールのハンドルに適度な負荷がかかっていると、ハンドルが止まろうとする力を利用しながら、ゆっくりと一定のスピードでハンドルを回すことができるはずです。

昨今のトレンドからするとかなり逆説的ですが、私がキャスコンを活用してブレーキ調整を行う理由でした。

バックラッシュに悩んでいる方も、ぜひ一度お試しください!

リールについてはこちらの記事もどうぞ!

・ベイトリールへの適切な糸巻き量とは?
https://garutsu.pro/archives/1213
・カルカッタコンクエスト BFS~バスフィッシング&ハードベイト特化インプレ~
http://garutsu.pro/archives/1135