ダイワの若手注目株バスアングラー、佐々木勝也さんがオカッパリで夏の霞ヶ浦水系を攻略! 怒涛の連発も披露してくれた佐々木さんの相棒のひとつ、キッケルキッカーについてアレコレ聞いてみました!
佐々木 勝也(katsuya Sasaki) プロフィール
カエルにも虫にもなるキッケルキッカー
ロケでも大活躍だったキッケルキッカー。
佐々木さんが、「どちらかといえばカエルに寄せたワームですが、虫にもなります」という、カエルパターンにも虫パターンにもなる便利屋さん(笑)。
出典:ダイワ
エラストマー素材なのだ
キッケルキッカーはエラストマー素材。ご存知の通り、エラストマーは柔らかく、そしてタフな素材。そんなエラストマー素材でできたキッケルキッカーの足に注目。
コサックレッグと呼ばれる後ろ足は、軽いトゥイッチでも、まさにカエルのように足を一瞬折り畳んで開くというアクションを再現します。
「チュポン」と甘い着水音
着水音にも、このエラストマー素材のメリットが生きてきます。
佐々木さんによればエラストマー素材のキッケルキッカーは、着水音が「チュポン…」といった甘い感じになるそうで、これが非常にバスに効果的なんだとか。着水からすぐに勝負できるのが魅力です。
ロケでの朝イチ早々の1尾目は、そんなカエルにも虫にもなるキッケルキッカーのよさが出た結果でした。
朝イチ佐々木さんが狙ったのは…。
本流の脇に激浅の場所が交わる所。佐々木さんが指を指している枝に引っ掛けてチョウチンでキッケルキッカーを使ってのバスでした。
本流から入ってくるバスがいるかもしれない。浅い場所から出ていくバスもいるかもしれない。いずれにしても非常に浅い場所なのでバスは長居しないだろうとの予想が見事にハマった1匹でした。
飛距離が予想以上に出る!
ノーシンカーでキッケルキッカーを使用する佐々木さん。特別重たいワームではないので(全長35mm、重さ3.1g)飛距離が気になるところ。オカッパリって、どうしても飛距離は必要な条件になりますよね。
ご安心ください。
「キッケルキッカーは、キャストすると柔らかいアーム部分がキュッと折り畳まれるような感じで、抵抗を少なくするので、その重量以上に飛距離を感じることができると思いますよ」ってことです。