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増水後のシーバス。狙うべき場所と方法【寄稿by天龍・倉永克彦】

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倉永 克彦(Katsuhiko Kuranaga) プロフィール

倉永 克彦 南九州エリアを中心に、シーバス・青物・フラットフィッシュ等、季節に合わせたゲームを楽しむアングラー。ロックショアやサーフから狙う大型魚へのエクストリームなスタイルから、ライトタックルでの繊細なゲームも得意。宮崎県在住。

この時期の増水
狙うべきシーバスポイントは…

rise of a river 増水。

梅雨前だというのに、大雨洪水注意報が発令され、九州南部は激しい雨に見舞われた。この時期の大雨はシーバスの活性を一気に上げてくれる。

狙い目となるポイントは、小規模河川の中流域で川幅が広くカーブを描き、流芯がハッキリと外側を通る所となる。

外側の速い流れではなく、カーブ内側で流れの緩やかな反転流ポイントをチェックしていく。

狙い通り、面白いようにヒット

5月28日の釣行当日はキツい濁りであったが、内側のタルミにはベイトである稚アユが群れており、時折水面を逃げ回っている。

求めていたのはコレコレ! まさに獲物を見つけたハンターの心境である。

ここで焦ってポイントに近づくのは厳禁。濁りの日は、岸際のどシャローにもシーバスがいる可能性があるからだ。

距離をとって流芯にキャスト! 着水後はテンションをかけて、ルアーが流芯を外れてからリトリーブ開始。

手首を反す程度の軽いトゥィッチを入れると、狙い通り1投目からヒット。

アベレージは50前後だが、面白いようにヒットする。

絶妙なトゥイッチを生むロッド

今回使用した、SWAT83BCは、軽くて操作性が非常に高いロッドであり、ティツプのしなやかさからくる絶妙なトゥィッチは、違和感なく魚をヒットに持ち込んでくれる。

最大65cmと大型には出会えなかったが、トータルで10本程度をキャッチし、雨の中の釣行を笑顔で終えた。

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